【私の趣味】 合気道 Aikido

【昇段審査】
Ver.1.1 2004/06/07
Ver.2.1 2005/07/11

 2004年4月24日 私が所属している合気道紫水会松風塾で「昇段審査」が行われた。

1、先輩が初段と3段審査を受けられた
 同期で入門した30歳台の男性一人が初段を30歳台の女性(主婦)が3段を受けられた。

2、200種類の技
 松風塾の師範は厳しさをモットーとしており、機敏な技、柔らかい受けを求められる。
 基本技には、第一教、第二教、第三教、第四教、入り身投げ、四方投げ、回転投げ、天地投げ、腰投げなどがあり、それに対して、攻撃に、正面打ち、横面打ち、上段突き、中断突き、蹴り、等があり、その組み合わせだけでも50種類にもなる。
 その他、座位(正座同士で技をかける)、座位立ち(正座した人に立って攻撃)、立位(互いに立った状態で対峙)があるので、3倍の150種類の業が出来る。その他、捌き方にも「内捌き」「外捌き」がある。
 又、武器(短刀、木刀、杖)を使う技もある。その他、2人掛け(2人で1人を攻める)、3人掛け(3人で1人を攻める)があり、それらを総合すると200種類もの技を行わなければならない。

3、一人40分
 上記の技を、一人ずつ審査し時間は40分にも及んだ。勿論、無休憩で行うので審査を受ける人は大変である。
 私が将来この審査を受けるとして、こんなに大変なことが出来るのだろうかと、自信が湧かない。

4、3段の審査は技の高さを観る
 主婦で小柄な人が3段へ昇段の審査を受けられた。
 上記技をより高度なものにして審査、最後は2人掛け3人掛け4人掛け。小柄な女性に大の黒帯び男性が4人で取り囲み押さえ込むのを撥ね退けて次々に投げ飛ばす。見ていてもはらはらの情景である。

5、感想
 今回の審査の状況を見て、審査の厳しさを実感し、特に3段とはこういうことかとその技の素晴らしさと奥の深さを感じた。そのことから自分に与えられた使命を強く感じさせられた。
 自分の体力と相談しながら、無理をせず、焦らず、自分のペースで最大限の努力をすることを自分自身に諭した。
 改めて、これから一層精進する事とした。


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