今月は２段＆初段の昇段審査を見学をさせて頂いた。今回、２段を受審された人は私を誘ってくださった高校の同級生（Ａさん）、初段を受審された人は私より半年後に入門した30代の人（Ｂさん）であった。
　二人とも基本を良く学んで稽古を重ねてきた成果発表のようであった。（審査そのものがそのような意味合いもあると思うが）二人はこの審査の日程が決まってから急激に上達したような気がする。
　初段審査は将来私が受審するために大いに参考になった。しかし「お二人とも良くここまで内容をマスターしたものだ」と感心した。二人とも稽古以外も多くの本を読んで理論を学び稽古で実験してきたようである。
　Ａさんは老練のベテランらしく、多少間違ってもあわてず冷静に再度技をかけるなど落ち着いた動作を見せたが、最後の三人掛けはやはりスタミナ面で苦しそうであった。Ｂさんは動きも速く杖捌きもよく処理された。最後の二人掛けは長時間後のスタミナ切れで呼吸が辛そうであった。それでも二人は問題なくすべての審査を終了した。合格と思う。
　その後、審査後の定例飲み会があり、河川敷での「花のないお花見会」と「赤提灯での飲み会」を開催した。先輩から色々アドバイスを頂く良い機会でもあった。

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