1、3回目の参加(見学)
営団地下鉄・九段下駅を降りると大勢の人の列が日本武道館に向かって続く。今日は私にとって三回目の「全日本合気道演武大会」の見学である。
2、会場はほぼ満席
見学席は出場者と見学者でほぼ満席で、私達は南西の2階席に場所を確保した。
3、日本全国・世界から
合気道を稽古している人がこんなに多いのかといつもながら驚く。出場者だけでも日本全国から集まりその道場毎に演武をして日頃の稽古の成果を発表する場なのだ。
いうまでもなく、合気道は日本古来の武道なのだが世界中に愛好者がいて、今回はいつもの国スウェーデン、ノルウェー、ロシアであったが、出番を間違えたのかロシアが会場に現れなかった。
4、我等師範の演武
我等師範の師範、即ち大先生が九州熊本から上京されて、模範演技を展開された。今年は基本技と多人数掛けをテーマとして演武された。大先生の米国人弟子初段と我等師範そして女性二段と学生三段が受けを取った。今回はこの4人掛けを捌く技の演武が見せ場であった。
翌日、我々の道場に大先生と米国人弟子のお二人をお招きして懇切丁寧な指導を頂いた。私はこの米国人(身長2m)と稽古の相手をして頂く機会もあり勉強になった。
【今月のテーマ「指の鍛錬、肩甲骨の稽古」】
今月のテーマは「指の鍛錬、肩甲骨の稽古」ということで、二教の押さえや三教の指捕を中心に鍛錬した。指を捉えて反対にそらし相手が痛いと合図した後に5秒間痛め続けるというもの、涙が出る程痛いが終わると割りとすっきりするのが不思議であった。
「肩甲骨の稽古」も諸手捕/片手捕/呼吸投げなど全ての基本になるので重要である。多少とも出来るようになると「合気」に近づいたような気がした。