【襖貼り】 DIY "The Fusuma-hari"(2004/12)
11月29日、近くのDIYショップに行き、襖紙と襖の裏紙、それと張るための用具を少々買い入れた。襖張りのノウハウは知っていたので出来るか否かの心配はなかった。今回はテスト的に1枚のみ張替えることにした。それも、綺麗にできたことを多少驚かそうと妻の留守中に張替作業をした。
張替は上手に出来上がった。裏紙も綺麗に張れた。ところが、妻が外出から帰ってそれを見たときの感想は「良く張れましたね」という感想ではなく、「安っぽいのでこれ以上張るのを辞めてください」「折角の部屋そのものが安っぽくなってしまう」と言うのだ。言われて見ればその通りで「私の襖張り趣味」は一瞬にして失われた。残念ながらDIYには高級な襖紙はなくこの工事は妻の言う通り中断せざるを得なかった。
破った襖 |
破った襖 (部分) |
私の張替えた襖(中央) (新旧同一デザイン) |
全て張替えた結果 (襖張専門店による) |
そこで、襖張専門店を電話帳で調べ開業65年という広告のある専門店に価格を問い合わせた。その店のご主人は電話の声でもわかる親切さで、他の店に問い合わせする事なく即座に見積して頂く事にした。値段は何段階もあり、襖1枚当たり2500円から、3500円、5000円、7000円、9000円、12000円とある。家庭でなく特殊な用途のものでは10万円、100万円というのも在るそうだ。
普通の家庭用では最高レベルといわれる9000円/枚というものをオーダーした。6枚の襖の内2枚は「源氏」という窓のようなものがついている襖でこれは費用が1.5倍とのこと。2枚ある戸袋は1/3で、これらを含めて総額7万円強の見積となった。
ご主人のご子息(実質の社長さん)が全てを取り仕切ってくださり、綺麗に出来上がった。