【 私の趣味 】 日曜大工(DIY)

【 野鳥小屋・野鳥餌台 】 (2006年3月5日&9日)


Ver.1.1 2006/03/21
 2006年3月は「野鳥小屋・野鳥餌台 作り」である。

[経 緯]
 家の小さな庭に野鳥がよくやってくる。雪の季節は特に餌がないので餌探しにやってくる。植木鉢の受け皿に餌を入れておくと雨で餌が濡れてしまう。そこで、餌台を作ってやりたいと思っていたが寒い冬には日曜大工(DIY)が億劫である。最近やっと三寒四温の季節になったので暖かい日にこれを作ることにした。野鳥小屋も作ってやりたかったのでこれも合わせて作ることにした。

[材 料]
 以前古いベビーダンスを処分するときに抽出によい材料が使われていたので物置に保存しておいた。それを今回の材料とした。従って、費用はかかっていない。

[作 業]
(1)板の選定
 浅い抽出と深い抽出では板の幅が違うのでこの違いをそのまま活用することにした。それによって余分な切断作業を減らすことが出来る。餌台の縦板は浅い抽出(狭い板)、屋根・裏板・下板は深い抽出(広い板)をそのまま使う。
(2)板の切断
 あとは長さだけを調整して電動のこぎりでカットするだけ。
 屋根は作業を簡単にするために合わさる部分の角度を90度にする。こうすると屋根の合わさる部分の角度調整がふ不要になる。片方の屋根の長さを板の厚みだけ長くすればよい。接合も釘2本で十分である。
 小屋の表と裏の板は屋根の形にカットするのだが、これも90度なので曲尺の90度をそのまま活用できる。
 と言う訳でこの90度という角度は作業を大変簡単にしてくれるのだ。
(3)バリ取り
 バリ取りはカンナで削るだけで簡単に出来る。
作業台と材料 電動鋸/かんな/材料

(4)ニス塗り
 最初、板が腐るのを防止するためにペンキを塗る予定だったが、折角の白木の美しさが損なわれるのでペンキ塗りを止めてクリアーニスを塗ることにした。
野鳥小屋 野鳥餌台 ニス塗装した餌台と小屋

(5)取付け
 最後は完成した作品を取り付けること。餌台は木の幹を切った上に乗せて風などで落ちないように台の3箇所に穴を開けて植木用のアルミ針金で留める。 野鳥小屋も同様で木の又の間に取り付け屋根の3箇所に穴を開けて植木用のアルミ針金で留める。
 針金は生きた樹に巻きつけるだけで「ねじり止め」はしない。今後樹が成長して太ったときにもそれに従って自動的に緩み樹の幹を締め付けないように工夫されている。
野鳥餌台取付け 野鳥小屋取付け

設計図通りの作品が出来て満足できた。

[使用工具]
項番 工具・塗料 使 用 個 所
 工作用作業台   板のカット、バリ取り、ニス塗装 
 電動鋸   板のカット 
 ジグソウ   板のカット(詳細部分) 
 カンナ   カット板のバリ取り 
 電動ドリル   釘の事前孔あけ/大穴あけ 
 大穴のこ(ドリル)   小鳥小屋の大穴あけ用 

[工事時間]
月 日  作 業 内 容   所要時間 
3/5 10:30〜11:00  準備(作業台組立/道具用意)   30分
3/5 11:00〜12:00  小屋部品作り/バリ取り  1時間
3/5 13:00〜17:00  大穴あけ/部品の仕上げ/野鳥小屋組立  4時間
3/5 17:00〜18:00  餌台の部品作り/片付け  1時間
3/9  9:30〜10:00  野鳥餌台作成準備  30分
3/9 10:00〜13:00  バリ取り/部品の仕上げ  3時間
3/9 14:00〜16:00  組み立て/ニス塗り  2時間
3/9 16:00〜18:00  片付け/作品の取付け  2時間
3/5 & 3/9  総合計時間  14時間

[総費用]
項   目 詳     細  費 用 (円)
素材板 全ての材料(古材:タンスの抽出) 古材  0
塗料 クリアニス(残り物) 買置  0
真鍮製釘 錆防止の真鍮製釘(古スノコ廃材) 廃材  0
 合   計   

以上
MT=5


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