【 私の趣味 】

日曜大工

【 ダイニングテーブルの再生 】 (2001年7月)

 7月はダイニングテーブルの再生である。

[テーブルの買い替え検討]
 10年程前に買ったてーブルだが塗装が剥がれて汚くなったので買い替えを検討した。
 思い切ってよいテーブルと椅子のセットを買うため八王子の村内家具センターと多摩センターの大塚家具を見て廻った。村内家具センターでは国産でテーブルが拡大できるもの、大塚家具ではイギリス製のアンティーク家具で同様にテーブルが拡大できるもので気に入ったのがあった。いずれもセットで30万円強で結構高級である。
 イギリス製は特に気に入ったのだが、あの頃の塗装は渋くてよいが手入れが大変なのだ。例えば、冷たいビールやグラスを直接置くと跡がついてしまうからだ。従って、必ずコースターやテーブルマットを使わないといけない。それも大変楽しいのだが、日本の生活には馴染まないので結局やめた。
 長女の主人の実家であるニューヨークの家でホームパーティーをやってそのような習慣がない私は冷たいグラスをテーブルに乗せて大変叱られた経験がある。毎日使うテーブルで中々こんな気を使えないことが体験で知ったのでやはり普通の日本製でよいとの結論に至った。

[今のテーブルを再生]
 日本製のテーブルでは新しいだけのことで、特別の気に入る要素がない。今のテーブルも合板製ではなく、集合材ではあるが「ムク」の樫材で出来た高級品である。従って、これの塗装を一旦剥がして再塗装することにした。
 広いテーブルを紙やすりで擦るのも大変なので電動サンダーを買うことにした。このサンダーは近くのDIY店・村内ホビーで1万円で購入した。普通の家庭で使う綺麗に塗装された合板製のテーブルならば3万5千円で買えるので、道具の1万円は高いかもしれないがこのテーブルはそれ以上の価値があるのだ。

[テーブル再生作業]
 やすりでテーブルの表面を研磨。
 夏で暑いのでサンルームでエヤコンを掛けて作業した。
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作業前の現状 塗装が剥がれている 光によってこのように汚い

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電動サンダーでヤスリがけ ヤスリがけ完了 微細な塵で扇風機も汚れた

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ニスを3回塗り完了

 色むらは塗装のむらではなく集合材の違いによるもので一種の模様のようなもの。
 (洋服のパッチワークと同じ)

[作業日数]
 電動サンダーによるヤスリがけからニス塗り3回が完了するまで2日間、実質作業は1日半掛かった。
 塗装は乾いてからでないと重ね塗り出来ないので、初日の15:00から、2日目の14:00から、そして3回目は22:30から塗って乾燥させ翌日使えるようにした。
 従って、食事は丸2日間小さな折りたたみテーブル2個で代用した。

[反  省]
(1)微細な塵の後始末
 電動サンダーは微細な塵を大量に噴出するので室内でなくガレージ等の室外ですべきであった。電動サンダーには小さな集塵袋がついているが微細な塵は通過してしまう。
 その結果、扇風機はご覧の通りで分解して掃除、濡れタオルで拭いた。それより大変だったのはエアコンのフィルターが完全に目詰まりし、熱交換フィンにも微細な塵が一面に付着しその清掃が大変だった。勿論、サンルームのガラス、5枚の大型ブラインドにも微細な塵が付着しこの清掃は後日することにした。

(2)健康を害する
 微細な塵でむせるので途中からマスクをしたが効果なし。肺に大量に微細な塵を吸い込んだらしく夜喘息のように咳き込み熟睡できない。塗料の混じった微細な塵なので健康を害する。
 防塵マスクをすべきであったが経験で知ったので「後の祭り」となった。

以上

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