【第三回 宇宙科学研究所の見学】


【7月度(番外)STー21ツーリング・報告書】
Ver.1.01 2002/08/01
Ver.4.01 2002/08/04
1、日  程   平成14年(2002)7月27日(土)、曇り

2、集  合

   集 合 場 所  集合時間 
 集合場所  宇宙科学研究所・正門(入って右駐輪場)    9:30 

3、目的地
       宇宙科学研究所(神奈川県・相模原市)


4、メンバー

 人名記号  メンバー愛称  今回の足 (所  有  車) 
GP Global Person  ジョギング (BMW R1100-RS) 
TS Tokyo Sunrise  HONDA VT-1100 Shadow 
NP Nerves Person  YAMAHA SEROW 225 
SM Snow Man  BMW R1100-RS 
JM Joke Master  三菱パジェロ (HONDA CB1000) 

5、コース

                         集合9:30
自宅───御殿山料金所────橋本五叉路────宇宙科学研究所────橋本五叉路
8:45                     9:10〜9:50〜13:15


────御殿山料金所────八王子バイパス────左入────合気道道場(拝島)
                               13:55〜17:15

                        49.0km
────R16────左入────八王子────自宅
                        17:40

6、走行距離

項   目デ ー タ ( BMW R1100-RS )
 総走行距離     49.0km   (ODO:47,960km)  
 燃   料      4.0L  
 燃   費     12.3km/L  
 総経過時間      8 時間 55 分  

燃費が極めて悪いというより、出発時既にタンクの燃料が減量していた。
【その後の点検で燃料主パイプ2本の内1本からの燃料漏れ発見、補修完了】
[その後の燃費計算が楽しみ]

7、今回のツーリング・ポイント

 名   称  説      明 
 宇宙科学研究所の見学   午前中は年一回の宇宙科学研究所(一般公開日)の見学。 
 合気道・稽古   午後は7月から始めたばかりの合気道稽古で初めてBMWバイクで行った。

7、状況・感想
 先週7月度ツーリングを実施したばかりであるが、今回の見学は、研究所の年一度の一般公開日なので予定通り見学会を実施した。

(1)集合
 今回は例年どおり宇宙科学研究所に現地集合である。集合時間を9:30に設定し、私(ヨーロピアンバイク)が9:10に到着したら、TSさん(アメリカンバイク)とNPさん(オフロードバイク)は既に到着していた。9:20にはGPさんがリュックサックを背に半ズボン姿のジョギングで現れた。彼は休日は殆どジョギングをすることを習慣にしており、家が相模原でこの研究所から近いこともあってBMWバイクでなくジョギングで来られたとのこと。
 やはり相模原に住んでいるJMさんは参加の返事が無かったので、TSさんが携帯電話で都合を伺った。本人は仕事疲れでまだ就寝中であったらしい。後から遅れて参加との返事を得たので我々は予定通り見学の建物に入ることにした。結局、会場内ではJKさんには会えなかったが家族で三菱パジェロで来られた。
 今回の足(交通手段)はまちまちで面白かった。

 今回は10時開場予定より15分ほど早めに開場してくれたが、我々は入り口前の土産店でミニショッピングしてから9:50に入った。
TS、NP、GPの三氏 宇宙科学研究所 実物大ロケット模型

右2枚はTSさん撮影・提供

(2)昨年に比し見学者が少ない
 一昨年が最初で、2回目の昨年は開場前に待ち行列が出来ていたが、今年は何故か見学者が極端に少ない。それでも1時間もすると会場内はかなり混雑してきた。
 今年は小学生に合わせたような展示になり、我々には少々興味が薄れた感がある。将来を担う小学生などの若年層に「宇宙科学」に興味を持ってもらうことも重要なので仕方がないかも知れない。

(3)展示物は殆ど昨年と同じ
 入り口を入るとすぐに、今迄「宇宙科学研究所」が開発した人工衛星の模型が沢山展示されていた。2階では映像による紹介と月面探査機の実機によるデモンストレーションが行われ小学生らが熱心に見学していた。TSさんも前列で写真撮影していたのでスナップ写真を撮った。GPさんはいつものように熱心にパネルの説明などを読んでいた。
人工衛星の模型展示場 映像会場での三氏 月面探査機を撮影するTSさん赤帽
月ペネトレータ 熱心にパネルを読むGPさん MUSES-Cイオンエンジン開発モデル

 実機の展示では月面探査ロボットのほか、宇宙から回収された実際のロケットエンジンも展示されていた。 1995年3月 H−Uロケットにより打ち上げられ、翌年1月に若田宇宙飛行士が乗るスペースシャトルによって回収された大型衛星。この展示物(帰ってきたMPD)は、10ヵ月あまりにわたりSFUとともに宇宙に滞在し、合計1万回にわたり作動を実証した大変貴重なエンジンである。右の写真は、プラズマエンジンで実際にスペースシャトルに搭載して実験したものである。(SCPAC実験:1983年)
月面探査ロボット(車型/脚型) 帰ってきたMPD スペースシャトル搭載プラズマエンジン

(4)今年は特別の目新しさはなし
 1週間ほど前に「宇宙科学研究所」が研究開発中の宇宙往還機の小型モデル実験機のオーストラリアでの発射実験に失敗したニュースをTVで見た。そのためかこれに関する特別の展示は無かった。昨年も展示していた宇宙往還機用エンジン模型は展示されていた。(写真)

ATR (エアー・ターボ・ラムエンジン)

 同じ会場に昨年も紹介していた再使用可能なロケットの開発状況をビデオ映像で紹介しており、GPさんと椅子に腰掛けてゆっくり見た。発射前にロケット上部と下部に白煙を噴出する場面があり、これは、液体水素(上部)と液体酸素(下部)で予めエンジン周辺を冷却するためとの説明があった。なるほど納得。
 昨年はこのロケットの実物大模型が展示されていたがそれも無く、一昨年展示されていたロケットの実物胴体や切り離し機構なども無く、会場は見映えに欠けた。
レールガンの実演 8km/秒 人工衛星(実機)公開

(5)昼食は会場内の売店でおにぎり
 昨年から昼食は会場内でおにぎりやサンドイッチを販売しており、ここで、おにぎりとサンドイッチを買い、軽い昼食を取った。私は午後の予定があるのでこの食事後に皆さんとお別れした。

(6)出口で全員が出会った
 最初、GPさん、TSさん、NPさん、そして私の4人で見学していたが、途中、JMさんから携帯電話が入りTSさんが見つけに行ったのか離れ離れになってしまった。最後に解散して出口付近の駐輪場に来たら、JMさんとTSさんがいて、やっと全員が会うことが出来た。

(7)猛暑の中で合気道の稽古
 午後は7月から始めたばかりの合気道の稽古日なのでこの会場からBMWバイクで道場に直行した。
 安全のため真夏でも皮ジャン、皮ズボンの完全装備なので外気温35度の猛暑では街中ののろのろ運転では灼熱地獄だ。
 道場では、道衣を着るだけで汗が噴出すので稽古は言語に尽くしがたい暑さであった。
これはツーリングレポートなので「合気道稽古」の内容は省略する。

 今回は暑い走りではあったが事故もなく無事予定通り計画を終了した。
 帰宅後の冷えたビールは最高であった。

8、費  用

 項   目    費     用   (円)
 ガ ソ リ ン      424  
 有料道路      500  (250x2)
 飲   食      590  (160+430)  
 土   産      200  (記念ボールペン)  
 合   計    1,710  

以上

 宇宙科学研究所・展示場の内容については

「四方山話」⇒「宇宙科学研究所・一般公開」をご覧ください。 ← ここに跳ぶ


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