2、目的地 「富士五湖周辺と富士山一周」
3、バイク・メンバー
記号 | メンバー愛称 | 所 有 車 |
---|---|---|
SM | Snow Man (solo) | BMW R1100-RS |
4、コース
28km 68km 自宅――――高尾・大垂水峠――――相模湖道志みち入口――――道の駅・道志―――― 10:10 10:40 11:40(Pass) 83km 97km 115km 120km ――――山中湖――――どさん子――――道の駅「朝霧高原」――――分岐点―――― 11:50〜12:00 12:30〜15:00 15:20 15:25 126km 153km 167km 富士山スカイライン入口――――水ヶ塚公園――――分岐点――――須走IC付近―――― 15:35 15:57〜16:25 16:40 182km 196km 268km 270km 山中湖――――河口湖IC――――大月JCT――――八王子IC――――GAS―――自宅 16:55 17:15 17:50 18:05
5、走行距離
走行距離 | 燃 料 | 燃 費 |
---|---|---|
270Km | 12.5Litters | 21.6Km/L |
7、今回のツーリング・ポイント(名所巡り)
項 | 名 称 | 説 明 |
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1 | 道志みち | 相模湖から山中湖に続く山間の道で二輪車や四輪車には楽しい道。 |
2 | 「どさん子」 | 近くを訪問の度に立寄る人情味豊かな女将のラーメン店。 |
3 | 朝霧高原 | 富士山以外見えないという絶景。最近、道の駅「朝霧高原」が出来た。 |
4 | 富士山スカイライン | フィトンチッド豊富な緑のトンネルと快適な道。(南富士周遊道路) |
5 | 水ヶ塚公園 | 休憩所の他、富士山を見ながらの自然を楽しめる散策コースも隣接。 |
6 | 滝ヶ原駐屯地 | 富士山スカイラインから御殿場に抜ける途中の直線コースは快適。 |
8、状況・感想
今日は天気もよく良いツーリングになりそうだ。
(1)高尾・大垂水峠
ここはいつ来ても気持ちのよい道路だ。京王高尾山口駅を過ぎると快適な道が続く。大垂水峠を越えると神奈川県になる。坂を下り始めるとワインディングが続き本来ならばバイクに最適なコースなのだが、速度を落とさせるための茶色のゼブラの連続で上下振動が激しく快適ではない。これも、一部の心無いバイカーが危険な走行をしたために設定された安全策で、悪者バイカーにとって自業自得の結果なのだ。しかし、通常のバイカーにとって「ありがた迷惑」で折角の良いコースを台無しになっている。
似たような例で、関西にも同様な二輪車締め出し策の「二輪通行禁止」の道路がある。二輪ファンの皆様、自分の首を占めるようなバカな走りは辞めましょう。もっと大人の感覚で「素晴らしき二輪の世界」を楽しみませんか?
(2)道志みち
この道も落着いていて人気がある。途中「道志温泉」もあり自然豊かなコースである。道の駅「道志」はいつも二輪四輪の客で賑わっている。今回は時間がないので「どさん子」に直行した。
(3)山中湖
山中湖に着き、東側ルートで河口湖方面に向かうが、このルートからの富士山も素晴らしい。今回は山頂付近に雲がかかり絵にならないので写真は撮らずに走った。僅か10分の走行で南端から北端の分岐点まで来てしまう。
(4)「どさん子」は閉店
12:30に「どさん子」に到着したものの、暖簾が掛かっていない。今日こそ「どさん子」でラーメンをと思っていたので落胆した。入口が開いていたのでもしかして何方かいらっしゃるのではないかと思い「こんにちは!」と声を掛けると、明るい声で「いやあ、いらっしゃい。今日は店はやってないけれど、まず休んで行ってください。」と女将さんから歓迎のお言葉。私も遠慮なく「それでは」と言ってお店に入った。最近はお客が減ったので土日だけ営業をしているのだそうだ。 店の中にはご主人と友人が持ち込みの寿司の昼食を取っていた。女将さんはすぐにお茶を入れてくださり、「少しお待ちください。家で食べているものを作るから」と仰って、私のために家庭料理を作ってくださった。 ラーメン以上に心のこもった家庭料理を頂き感激してしまった。 |
【註】私のホームページ⇒ 「私の雑学」⇒「お賽銭はご利益の御礼か」に跳ぶ
食事を頂きながら、ご主人との出会いから今まで一緒にご苦労されて今の幸せを勝ち取るまでのお話を伺った。ご主人は当時の花形事業「自動車修理業」を営む経営者で村会議員を3期も勤めた名士。女将さんは「おしん」のようにズガイ(鳴沢方言:強い)女性だった。その話の中には人生模様が見えて楽しいひと時となった。気づくと時計の針は3時10分前を指しておりあわてておいとますることにした。
女将さんは私がこのまま八王子に帰るのかと思ったらしいが、私は計画通り快適な富士山スカイラインを通って富士山を一周してから帰る旨伝えてお別れした。
(5)朝霧高原
ここは富士山だけしか見えないという絶景。バイクで最初に来た時にも「朝霧高原」の看板と富士山を入れて記念撮影をしたところだ。その後も、何度も記念撮影をしているがこのような富士山だけの景色はあまりないだろう。最近、道の駅「朝霧高原」が出来て結構な集客力がある。この近くに昔から「もちや」というドライブインがあるがそこもかなりの顧客で賑わっていた。
1994秋 富士山とBMW R1100-RS | 1996夏 「朝霧高原」とDJEBEL |
(6)富士山スカイライン
富士山スカイラインはいつ来ても気持ちの良い道路だ。フィトンチッド豊富な緑のトンネルと快適な道を走っているだけで楽しい。別名、「南富士周遊道路」と言うが10年程前は有料だったが、費用回収して今は無料なのでバイカーの我々にとっては大変ありがたい。裕福県の静岡県ならではのことで、費用回収したにもかかわらず未だに有料の山梨県の「スバルライン」とは県の貧富の差を感じざるを得ない。
(7)水ヶ塚公園
宝永山の火口が見える 2003/11/02撮影 |
公衆トイレ |
洗面所の天井 |
水ヶ塚公園と富士山 | 東屋のある広場 | ふれあい広場入口 |
(8)滝ヶ原駐屯地付近
最後の楽しいコースは富士山スカイラインから御殿場に抜ける途中で、陸上自衛隊の「滝ヶ原駐屯地」までの直線コースだ。ウィークデーならばたまに戦車がこの道を横切るのを見ることが出来る。殆ど車がなく、自然を楽しみながら自分のペースで走れるので最高の気分になれる。オーチェン ハラショー!(最高に素晴らしい!:ロシア語)
(9)温泉には入らず
富士山周辺には温泉が沢山あるが今回は温泉に浸かることはなかった。そういえば、10年以上前に鳥取県三朝(みささ)温泉に行ったことを思い出した。泉質は塩類泉・重曹泉・放射能泉で、ラジウム含有量は日本一という事でキューリー夫人の功績をたたえる銅像がある。近くには、日本一のウラン鉱「人形峠」がある。この季節、町興しのための「キューリー祭」をしている頃だ。
【註】キューリー祭 = 季語「夏」
7月4日。1934年のこの日、ラジウムの発見者キューリー夫人の忌日。ラジウム含有量世界第二位と言われる鳥取県三朝温泉では、この日夫人の功をたたえ感謝する祭を行う。昭和26年以後恒例となった。 〔出典〕最新俳句歳時記「夏」 山本健吉編 文藝春秋刊
9、費 用
項 目 | 費 用 (円) |
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ガ ソ リ ン | 1,520 |
高速道路 | 1,550 |
飲 食 | 0 |
合 計 | 3,070 |