2、目的地 山梨県早川町・赤沢宿
3、集 合
【第一集合場所】高倉公園・西口 7:00 集合
PSさん、SM
【第二集合場所】中央道・談合坂SA 8:00 集合
KBさん
【バイク・メンバー】
記号 | メンバー愛称 | 所 有 車 |
---|---|---|
PS | Public Servant | BMW R1150-RS |
KB | Kyoto Boy | BMW R1100-S |
SM | Snow Man | BMW R1100-RS |
4、コース
7:00集合 6km 中央道 8:00集合36km 中央道 自宅────高倉南公園西口────八王子IC────談合坂SA────大月JCT 7:10 7:10〜15 7:25 7:40〜8:20 中央道 75km 出口98km ────河口湖IC────河口湖大橋────河口湖北側道路────西湖北側道路 8:45 9:15 R139 R139 108km 小休憩 R300 110km 休憩 (知らずに通過) ────精進湖────本栖湖展望台────道の駅しもべ────赤沢宿──── (Pass) 9:25〜45 10:00〜11:15 115km(折返) 120km(休憩) 124km(昼食) 190km(休憩) 峠の天辺────赤沢宿────早川町────富士川────道の駅とよとみ─── 11:45 12:00〜20 12:30〜13:20 14:30〜15:20 中央道 中央道 244km休憩/解散 中央道(渋滞) 283km 甲府南IC────大月JCT────談合坂SA────八王子IC───自宅 15:30 15:55〜16:25 17:30
5、走行距離
走行距離 | 燃 料 | 燃 費 |
---|---|---|
283Km | 14.4Litters | 19.6Km/L |
6、今回のツーリング・ポイント
項 | 名 称 | 説 明 |
---|---|---|
1 | 富士三湖の周遊 | 河口湖、西湖、本栖湖の湖岸を走り景観を堪能 |
2 | 赤沢宿 | 重要伝統的建造物郡保存地区の訪問 |
3 | 久々の3人談義 | 三人が偶然出会ってから5年、昔話に花が咲く |
7、状況・感想
今日は梅雨晴間で良いツーリング日和となった。今回の目的は「重要伝統的建造物郡保存地区の訪問」である。先日たまたまラジオで知った情報で山梨県に昔の町の様子を保存した「重要伝統的建造物郡保存地区」=「赤沢宿」があると言うのでここを今回の訪問地とした。
インターネットで調べると早川町のサイトがあり概要が分かった。その他に赤沢宿を訪問したと言うサイトが何十とあり幾つかを覗いた結果、江戸時代の町並みををそのまま保存した福島県大内宿と同じようなところとの印象を受けた。益々訪問したくなり今回の企画となったのだった。
(1)「富士三湖めぐり」
いつものように中央道・談合坂SAで集合し目的地が近いので河口湖、西湖の湖岸を走り、本栖湖の「五千円札裏の富士山」の景色と言われる展望台で小休止し「道の駅しもべ」で休憩することとした。河口湖ICで高速道を降りて、河口湖大橋を渡る。昨年まで有料だったが今年は無料になっていた。料金所を撤去したばかりらしく周辺は工事中であった。 河口湖と西湖の湖岸は本来なら富士山がどこからでも見えて素晴らしいのだが、梅雨晴間では霞がかかって富士山は全く見ることが出来なかった。従って、本栖湖の「五千円札」の展望台でも富士山は全く見られなかった。 |
左の写真は2002年5月26日に撮影したもの。 本栖湖の北側にある展望台から見た富士山が「五千円札裏の写真」である。
【この写真と五千円札の裏の写真を比べてみてください。天気の関係で逆さ富士は写っていませんがアングルはほぼ同じです。】 |
(2)「道の駅しもべ」
本栖湖展望台から2kmの走行で「道の駅しもべ」に着く。ここは写真のように大変洒落ていて綺麗に整備されている。蒸し暑いのでカキ氷が美味しそう。早速買って建物中の空調の効いた部屋で頂いた。またのんびり談義してしまい1時間以上も過ごしてしまった。 |
(3)「赤沢宿」はどこ?
ここを出て曲がりくねった坂を降りて下部温泉に着くが、今回はパスして「赤沢宿」へ直行だ。
トンネルを出てすぐの「赤沢宿の小さな案内板」を見落としたが、PSさんが気付き、R300から左折して細く曲がりくねった急坂を登っていく。PSさんは「こんなところに集落があるのだろうか」と心配している。私は確信を持って登って行った。15分ほどで集落が見えた。しかし家はまばらで福島県大内宿のような風景ではない。だから、どんどん先に登っていく。道標に [⇒ ○○寺] と書いてある、寺があるということは集落があるはずと考え登って行く。道はコンクリート舗装されているが細くて急だ。小さなヘヤーピンカーブの連続でローギアでないと登れないほど急なのだ。一旦エンストしたらバイクは必ず転倒してしまう。この神経を使う走行が15分も続き峠の天辺に到達した。そこの道標にはこう書いてあった。左(進行方向):身延山久遠寺 右(後退方向):赤沢 !!!! 赤沢宿を5kmも過ぎてしまっていた。この道は身延山に続く峠道(林道)だったのだ。
(4)地獄の下り坂
「行きはよいよい帰りは怖い」「通りゃんせの歌」ではないが、先ほどの道を降りるのは並大抵な技量では下りられない。なにせオフロードバイクでも上級コース並みの道路をリッターバイク(1000cc以上のバイク)で降りるのだから、その神経の使い方は極限だ。私の判断ミスでお二人を危険な目に合わせてしまい申し訳ないと思った。しかし今はじっと我慢して地獄の下り道を走らなければならない。
ローギアで降りているのだがスキーの20数度の急斜面を降りる感じなので、私のバイクが重さに耐えられず数回尻を振った。このような事態に私は割と冷静なので上手くコントロールして体制を整えることが出来た。スキーで30度の急斜面アイスバーンを横滑りするようなものだから、もしパニクッたらとうに転倒していただろう。心で胸をなでおろした。(到着後、KBさん曰く「良くあの状態で転倒しませんでしたね!」)
(5)赤沢宿
集落に戻り、石畳の道を登り始めたがどうも先細り気味。安全を考えて近くの家を尋ねたが玄関は開いているが返事はなし。もう少し石畳の道を登ると畑仕事の主婦が居た。「江戸時代の風景を保存した町並み」を問うたが「そんなの知らない」と言う。住んでいて知らないとはどういうことか? 「兎に角、下の旅館か資料館で聞いてみてください」とのことで、アドバイスに従った。「江戸屋旅館」と言うところで聞こうとバイクを停めると。マイクロバス2台に分乗した観光客が到着した。その観光客は昔この近くの七面山に信仰登山したという健脚老人組みで「BMWの大型バイクで格好いいね」と声を掛けて大変気さくな人達だった。 |
(6)ビジターセンター風レストラン
早川町は小さな町でたいした食堂はない。ビジターセンター風の建物に取り敢えずバイクを停めてレストランを確認。本当に食事が出来るのだろうかと考えている内に数台の車が到着して先にお店に入り我々より先客となってしまった。中は綺麗なレストランだった。
自然水が美味しくて、先ほどの汗を補充すべく何杯も頂いた。急ぐ旅ではないので大盛そばで1時間弱歓談した。
(7)「道の駅とよとみ」
66Kmの走りで「道の駅とよとみ」に到着。ここでドリンクバーをオーダーしてまた50分の休憩。時間を気にせずにのんびり過ごすことができた。
8、費 用
項 目 | 費 用 (円) |
---|---|
ガ ソ リ ン | 1,718 |
高速道路 | 3,350 (1550+1800) |
飲 食 | 1,850 (300+750+350) |
土 産 | 630 (吉田のうどん) |
合 計 | 7,548 |
今回はインターネット見間違い情報により期待を裏切られたツーリングとなった。