「ブルートゥース(青い歯)って何」
最近、ブルートゥースってよく聞きますが、 青い歯とは面白い名前ですね。
ブルートゥースによってコードレスのイヤホンやヘッドホン、腰にぶら下げるスピーカー、そして車のハンズフリー電話など大変便利になりました。電話がかかってくると車についている大きなボタンを押すだけで自分の携帯に一切触れずに相手と話ができるのです。また、家庭内用のスマートスピーカなるものがあります。これはスピーカーに向かって「電灯をつけてください」というと室内の灯りが点灯します。エアコンの電源のオン・オフも、またTVの電源、チャンネル指示、音量指示などができ便利です。これは介護の手助けに役立つのではないかと思います。実はこの名前の由来は次のようなものです。
十世紀に即位したハーラル・ブロタン王はノールウエーとデンマークを交渉により無血統合させた人物で「Bluetooth(青歯王)」という異名を持っています。
スウェーデンに本社を置くエリクソン社が「多数存在する無線通信規格を統一したい」という思いを込め、ブロタン王の名に因んで付けられた名前なのです。
青歯王無線技術に花咲かす 雪雫
【註】本誌ではA5版・縦書き2段構成・1/2ページ