ハチ的コミケット78従軍記
Suica相互利用の利便性における考察
時々カツサンドの巻
8月14日
仕事が思いの他、早く片付いたハチ。本当は職場から空港直行のつもりだったんだが、時間に余裕があるんで、一旦家に帰って、汗まみれの仕事着を家に置いて着替えてから、改めて出発。ちなみに荷物の類は、朝の段階で予め、博多駅のロッカーに預けてあったりする。
途中、博多駅に寄る。マイング博多駅名店街で差し入れ用の大のひよ子を買って、吉野家で早い夕食。その後、地下鉄で福岡空港に。
今回の飛行機は数年ぶりのANA便。ANAといえば、QRコードをタッチする形式のチケットに代わってて、どうかなー?と思ったけど、結論から言えば、これはこれで便利。従来の磁気チケットよりも、取り扱いが面倒じゃないし。
時間があるので、空港内をちょっとブラブラしてたら、何と、大のひよ子があったじゃないか?!以前、一回だけ見かけたんだけど、それっきり見つからなくて、福岡空港には無いのとばかり思ってたけどね。思わず1個買い足したハチ。ちなみに発見したのは第2ターミナルビル2階の玉屋。しかし、少数しか置いてない上に店員も「人気商品ですぐ無くなる」と言っていたので、確実に手に入れたければ、博多駅内マイング博多駅名店街のテナントが無難だろう。
(※後日、こみトレ遠征用に9月3日夕方に買いに行ったら、売り切れてた。マイング博多駅名店街も絶対ではないようだ)
ちょっと早めの1945時の便を取っていたんだが、羽田の滑走路が混んでてなかなか飛べないとかで、何だかんだで15分程度の遅れ。飛んだのは良いんだが、機内サービスがいつのまにか激変していて、水とお茶以外は全て有料になってやんの。その代わりと言っては何だが、スタバのコーヒーが飲めるようになったり酒の種類も多くなったりと、質は上がってる。
飛行機乗ったら、何故かスープ飲まないと気が済まないハチにとって、一連の有料化は痛いが、とりあえず、ANA特製オニオングラタンスープ(500円)を注文する。あーあ、遂に金出さないとスープすら飲めないのか…と嘆いたハチ。まぁスープそのものは美味だったけど。
羽田に到着。空港を出て、東京モノレールの改札に行き、自身のnimocaをかざすと――おぉ、ちゃんと使えた!相互利用できるとは聞いていたけど、実際に使えてしまうのを実際に目の当たりにすると、ちょっと感激。福岡=羽田間の路線がドル箱と言われている現状、在福交通機関のICカードと相互利用できる東京モノレールは、今や、万の援軍を得たのと同然だな。飛行機の中で読んだANA情報誌の広告でも、使えるICカードをズラズラズラ〜っと並べ立てて、京急との優位性を誇ってたよ。まぁ、いずれPASMOとの相互利用がなって、京急でも使えるようになるんだろうけど。
羽田空港第2ビル駅内にて 九州ではサントリーの自販機は100円の モノがあるのが当たり前なんだけど、 全部定価なのが物珍しくて、つい撮った |
駅内のSuicaが使える自販機で、コーヒーを買ってみる。先にボタンを押して、タッチ部分にカードをタッチすると――おぉ、買えた買えた。相互利用で、買い物も可能って事か。いやはや、世の中便利になったものだ…てな事を考えながら、さっきのコーヒーを飲みながら夜景を眺めつつ、モノレールに揺られて都心へと向かうハチであったとか。
さてさて、今回のお宿は、品川プリンスホテルのイーストタワー。コインランドリーが無いので、(夏コミの)連泊には不向きだが、シングルなら一番格安のコースになる。去年は申し込みが遅かったので取れなかったが、今年は早めに動いたのが良かったのか確保に成功。チェックインすると、ロビーでは同じ『匂い』のする人々が数多く居た。
出発が早かった分、到着も早かったので、ビール飲みながら、のんびりと部屋でくつろいで旅の疲れを癒しつつ、明日に備える事にしようじゃないか。じゃ、かんぱーい♪
8月15日
0630時。ぼちぼち起き出して、出発の準備をする。昨夜の酒は残ってない…事にしておこう。
チェックアウトして出発。敷地内にあるセブンで朝食の買い出しに行く。…は良いんだが、ここのセブンは、穴場も良いところ。ハチが入ったのは0730時ぐらいだったが、おにぎり類が妙に残ってる。コミケの一般参加組が既に多く出発しているだろうに。
JR品川駅から、大崎駅でりんかい線に乗り換えて、国際展示場駅に。品川駅ではポツポツだったのが、大崎駅ではエスカレーターに乗る人々が、ほぼ全員コミケルールを遵守してたのが、面白い。そして、国際展示場駅にてポスターの毛色がガラリと豹変するのを見て、いよいよ戦場(いくさば)に着いたか…と、ハチの心に緊張感がよぎる。
まずは自分の荷物を取って来た。ゆうパックなんで大丈夫かと内心不安だったが、ちゃんと届いてた。ちゃんと仕事したな、日本郵便。そして新刊も、自スペースに届いてて、これもちゃんと刷れてた。ふぅ…自分のスペースに座って一息ついたハチがしたのが、例によって膨大なるチラシの山処理。
黙々とチラシを折ったり、より分けたりで、片付けてるハチ。…あ、ちょっと訂正させて。さっきの「ふぅ…」だけど、『一息』じゃなくて、『ため息』だわ。減るどころが自己増殖し続けてるんじゃなかろうか?ってチラシの山に、目下絶賛悪戦苦闘中のハチ。只、Gyuttoという同人ダウンロード販売サイトが袋を用意してくれてて、片づけが、かなり楽だったね。感謝!
やっとこさ片付けが完了した所で、サークル設営。サークル設営が終わったところで、開場。怒涛の黒津波が押し寄せる…と言いたい所だが、近年は列捌きの技術が向上したのか、かつての全てをなぎ倒す、イナゴの如き、酷く醜くそして臭い、忌々しき男津波は、過去のモノとなりつつあるような感じ。実際、現場は修羅場なんだろうけど、一時期ほどではないことは確か。いい事ではあるな。
その後は、ガタケットに送る委託本の準備。新刊をビニールに入れて、見本誌にカバーをかけて、荷造りまで済ませ、それからようやく朝食。買ってきたおにぎりを食らう。
1145時、そろそろ自分の買い物に出かける事にした。相変わらず、東西両館の移動は、骨が折れるね。東→西は、とにかく人を行かせようという配慮なのか、道を広く取っていて比較的楽なんだが、西→東は、建物の外に出たり大きく回り道したりと、相変わらず死の行進だったな。
早めに西を消化して正解だったなと、ヘロヘロになりながら東へ舞い戻るハチ。そして再び東館を回る。そんなこんなで予定時間内に、何とか帰れた。
1600時、コミケ終了。これから荷物を宅配便に持っていくんだが、現在地点から、ゆうパックが近いので、ゆうパックに持って行く事に。おおよそ考えうる限りの殿様商売をやらかして来たゆうパックが、果たして何万もの参加者を相手にできるのだろうか?不安になりながら、ゆうパックのブースに向かうハチ。
地平線の遥か向こう、ゆうパックの幟(のぼり)が蜃気楼のごとく揺らめいている。その方へ、フラフラ…と歩いていく。ブースのレイアウトは、梱包用のスペースと、荷物の受付と会計との3箇所に分かれてる、典型的なパターンで、それなりに『分かって』いて一安心。
6列に並ばされた。待ち時間は、ハチが測った範囲では、受付列が25分。会計列が5分と、合計で約30分。ザ・殿様商売の割には、よく頑張ってる思う。で、列の人数は、ハチが列から離れた1640時ぐらいで400〜500人ぐらい。その列は、更に増え続けていた。
再び自分のスペースに戻ってきた時には、例によって机が片付けられていたが、ご愛嬌って事で。……早く帰ろう。
そそり立つビッグサイトの雄姿。そういえば、撮ったのはコレが始めて |
羽田空港に到着。帰りの飛行機の出発時間が1900時なんで、ちょっと早めに着いた。ここでも、Suicaとの相互利用が威力を発揮。国際展示場駅の改札を、すんなりと通過。天王洲アイルで東京モノレールに乗り換える際も、楽に通過。これは想像以上に使える!というワケで、りんかい線→東京モノレールの帰り道を、切符を買うこと無く、すんなりと行けた。
さて、帰りの飛行機の楽しみはカツサンド。早々とお土産を買ってしまい、搭乗手続きを済ませ、出発ロビー近くの売店の空弁コーナーを駆け回り、買い漁って来た。いつの間にカツサンドの種類が増えてて、大漁だったよ♪
戦利品。コミケで本を買うより真剣だったかも? |
行き同様、滑走路が混んで遅れた飛行機の中で、カツサンドを食らいつつビールを楽しんで、最高の空の旅を満喫した。
8月22日
あれから1週間。ようやく夏コミの疲れが取れたような、取れなかったような。
この1週間、何もする気が起きなくて、仕事から帰ったら戦利品を読みながら飲んで寝る、の毎日だったね。なワケで、恒例の戦利品の公開と行ってみよう。
非成人向け。相変わらず、ドキュメンタリー系多し | 成人向け。いつものサークルさんに新規開拓を少々、って感じ |
集合写真。こうして見ると、去年よりも多く買ってる |
日付は8月の後半ってなってるけど、後で加筆修正してからアップしよう、と放置したら、あっという間に2週間が過ぎたという罠。近年、日記の更新がどんどん先延ばしになってしまって、ダメ人間度が増してるような気がする。うーん、これじゃイカンとは、頭では分かってるんだけどねぇ…