体験記1 下水道での出会い




 その日、私はうまくGroupにも入れず、Freeportで暇をもてあましていました。
 とりあえず/lfg onにして、銀行のアイテム整理に勤しむ私。すると、あるアイテムが目につきました。

 そのアイテムとはGigantic Zveyhander。
 先日Epic Questの為にPianissimoさんがくれた、Everfrot Peak産の魔法の剣でした。
 そうだ、自分でできるところまでEpic Questを進めておこう・・・そう決心し、私はFreeportを出発しました。/lfg off。

 Commonlandをポテポテ走っていると、盗賊仲間のSutetekokunからtellが。Epic Questの一環でQeynosを目指していると言うと、
「俺も行く、Caldia出すよ。GGer使えるから」
 とのこと。ラッキー。2アカウントを持ち、様々なキャラクターをコントロールするSutetekokunならではの発言です。

 首尾よくWest Karanaに入る私たち。まずは正規の手順通りVilinius the Smallに会わなくちゃ・・と思ったのですが、Viliniusは留守。この時点で、Viliniusには会わないでいいという噂が広まっていました。

「Qeynos行こう、Qeynos。Malkaってのに会いに行こう」
「そーしましょう」
 ということで、とりあえずはViliniusは後回しにし、Qeynosへ。私はシティー・ゲート横の隠し通路から下水道に行こうと思っていたのですが、Sutetekokunが普段使っている(らしい)池の入口を使うことにします。池というのは、Crowの酒場の前にある池ですね。余談ですがこのCrowの酒場、実は地下にROGギルドがあります。
 位置を確認し、いよいよ侵入開始。ぶくぶくぶく。

「いないね」
「いませんね」
 いきなりつまずく私たち。何せこの時点でMalkaに関する情報は、女性であるらしい、ということだけ。途方に暮れているとCaldiaのTrackingにMalkaが反応! あわてて下水道をあちこち探し回ります。すると・・

 下水道でぼーっとしているMalka Rale嬢

 いました! Half Elfだったんですね、彼女。smaggler(密輸人)に混ざってのほほんとしています。赤い服装がよく似合います。早速tell。

You say, 'hail Malka Rale'
Malka Rale says 'Whew! I thought you were one of Hanns' goons. These sewers are a mess, you never know what is going to turn up next. I really wish I could get out of here.

「ども、Malkaさん」
「きゃ! Hannsの手下の一人かと思ったわよ。ここ、ごちゃごちゃしてるわね。さっさとここを出ていきたいのだけど」


 Hannsって、QeynosのRogue GuildのGuild Masterだな・・。
 とりあえず、外に出したければいいのかな。

You say, 'I will help to get out you .'
Malka Rale says 'Ok! I am trusting you. Take this pouch to Vilnius in West Karana. Last word I had from him, he was hanging out near one of the bandit camps. Be careful, since he does not know you. Just give him the pouch, and tell him I was.. delayed. <grin> While you are doing that, I will be thinking of a way to get out of this slimehole. With any luck, the Circle will learn the pouch is out of Qeynos, and will assume I got away. That means they won't be looking for me here.

「じゃ、外に出したげるよ」
「いいわ! あんたを信頼するわ。この鞄をWest KaranaのViliniusに渡してちょうだい。
 私が彼から最後の命令をもらったとき、彼はbanditのキャンプのそばをぶらついていたわ。気をつけて、彼はあんたのことを知らないんだから。彼にブツを渡したら、彼に言って。私は・・遅れた、と。
 あんたがそうやってる間に、私はこのかび臭い場所を出ていく方法を考えるわ。幸運を。ブツがQeynosから持ち出されたことをヤツらが知ったら、ヤツら、私が出ていったと思うでしょう。てことはヤツら、ここまで私を捜しには来なくなるわ」


 ・・あれ? (汗)
 意図していたのとちょっと違いますが、キーアイテムゲット。どうもHelpという言葉に反応したらしいです。

「どうしようSutetekokun」
「ん〜、もらっとこ。俺も」

 こうして私のEpic Questは始まりました。



(余談)
 彼女はゲーム内時間の夜にしかspawnしません。午前0時に行けばまず間違いなく捕まえられます。
 昼間は別のnpc(ザコ)が代わりにspawnしています。
 彼女を倒すとアイテムをゲットできるそうですが、私はやっていません。
 Stanos' Pouchを使ってもThrowing Daggerはsummonできません。チャージ切れです(泣)。 私がクエストをやったときと違い、このStanos' Pouchは現在NO DROP ITEMです。上の写真は昔の写真です。