体験記5 Kaladim連続殺人事件
Neriakで仕事(窃盗)を断念した私はFreeportで船に乗り、Dwarfの街、Kaladimを目指しました。
KaladimにはStanosが求める資料の一つが眠っているはずです。その資料を持っているDwarfの名はFouny。彼もまた、Rogue
Guildの一員です。仕事(いや、窃盗なんで偉そうなことは言えませんが)の為とは言え、同業者から機密文章を盗まなくてはいけない・・うぅ。なんかこういう雰囲気いい。スゴクいい。
私ことOkotaはHalflingなのでKaladimは顔パス。てなわけで、Rogue
Guildへ! お仕事、お仕事(まあ、とは言え窃盗なんですが)。
Dwarf社会は少し変わっていて、鉱夫組合が銀行を管理しています。そして、鉱夫組合は盗賊組合と結託しています。そう、早い話が銀行と盗賊組合が結託しているのです。恐いですね。このへんにDwarf社会の暗黒面をかいま見ることができます(ちなみに、盗賊と銀行が横つながりというのはDwarfだけではありません・・Barbarian社会も、銀行と盗賊は仲良しです)。
そんなわけで、目当ての人物は銀行を出てすぐの所にいました。
この人がFouny氏。別にウィンクしているわけではありません。
隻眼のDwarf、Founyにまずは話を聞いてみます。回りくどいのはアレなので、いきなり聞きたいことを聞きます。
You say, 'note'
Founy Jestands says 'I don't know what you're
talking about, if you know what I mean.'
Founy fingers his belt pouch.
'You should leave now, if you know what's
good for you. Don't make me sic the crew
on you.
「ノートおくれよ」
「んん? 何言ってんだかわかんねーだよ」
Founyの指が彼のベルトポーチに触れる。
「もしオラとお前さんの関係をいいままにしたいなら、向こうさ行ってくれねーだか。オラお前さんをいじめたくないだよ」
いきなりしらばっくれるFounyのおっちゃん。話してもダメそうなのでいきなり実力行使です。Pickpocket開始!
ですが彼もまたNeriakのTaniと同様、既に資料を盗まれた後のようです。Pickpocketしてもアイテムが盗めません。これはダメかな・・と思ってその場でlogoutしようかと思っていると、ゾロゾロと怪しげな一団がやってきました。
見るからにレベルの高そうなRogueですが・・。
「彼何か持ってた、Okota?」
「うぅ、ダメです。次のサーバーダウンで狙ってみようかと」
「ふーん。じゃあ、私がやるね」
・・・やる?
はて、何をやるんでしょう。Founyのアイテムを復活させる方法でもあるのでしょうか。と思っていると彼女、Founyの背後にコソコソ移動します。そして・・・
ごすっ
いきなりFounyに炸裂するBackstub。彼女の意図がわかりました。
彼女はFounyを殺すことで再spawnさせようというのです。単純明快、そして効果的な作戦です(汗)。怒り狂ったFounyをPullしつつ彼女は仲間の元へ逃亡。哀れFounyはチーマーのような冒険者の一団に囲まれてしまいます。逃げ場はありません。Founyピンチ! そして、血生臭いリンチが始まりました。うう。がんばれFouny!
ごす ごす ごす
しかし多勢に無勢。HPこそ多いものの攻撃力のないFounyは地に倒れました(泣)。
「いえーい」
「何か持ってない?」
「ち、しけてやがるぜ」
「ぐらっつー」
うう、かなりかわいそう。
で、見ているとFounyは再spawnしました。そして彼女は新Founyから無事Pickpocketに成功し、目当てのアイテムを手に入れたようです。
「じゃ、Okota。がんばって」
さすがに見ず知らずの私のためにもう1 Killってわけにはいかないようです(そりゃそうだ)。呆然としていると、別の冒険者集団が現れました。彼らのリーダーらしいBarbarianのRogueが微笑みながら語りかけてきました。
「や、Okota。Founy殺りたいんだけど、いいかい?」
(余談)
殺さないと再spawnしないという恐るべしNPC、Founy。これ、絶対に開発サイドの意図したストーリーから外れていますよね(汗)。てなわけで、/feedbackしました。
/feedbackした人が多かったのか、今では定期的にTaniとFounyはdespawn/spawnをするようになりました。しかしそのパッチが当たるまで、TaniとFounyは殺されまくるのでした。特にZone付近にいて安全に殺りやすいFounyは格好のエジキでした。私は3回ほどFounyの殺害現場に居合わせたことがあります(汗)。