体験記10 逃走王 Okota




Tani N`Mar says 'Silent and deadly are the daggers of the Ebon Mask!!
Tani N`Mar says 'Your guild must be destroyed!'
「沈黙と死はEbon Maskの剣の元に! お前の組織は滅びるに違いない!」

 ごふっ。
 定期的にdespawn・spawnを繰り返すようになった話題の男、Tani。私は決死の覚悟で彼からParchmentを盗もうと挑戦しましたが、何故かPickpocketがよく見破られてしまいます。そして瞬殺。とほほ。

 このspawn・despawnパッチが当たってから2回目の惨殺を体験してしまった私は、このまま作業を続けたら被害が拡大する一方だという結論に達しました。

 いかにしてうまく盗むか? そして、万が一盗みがばれたなら、どうすれば死なずに済むのか? そう、これはRogue Epic Quest。力押しだけではなく、知恵や小手先の技も必要とされるQuestなのです。
 この男、いつか死なす(泣)

 私がまず考えたのは、Pickpocketのskill upでした。発見される可能性をとにかく0に近づけることは、私が一番最初にやるべきことだったからです。私は貯金をおろし、Tani自身からPickpocketのskillを学びました。

(自分で自分の首を絞めるとは。けけけ)
 と暗いことを考えながら(泣)、まずはPickpocketが200に。Skillの学習でかかる費用はCHRが高いと割引が効くので、CHRアップアイテムの装備もしっかりやりました。

 次に、万が一見つかったとき逃げ切る方法を考えることにしました。

 いつも死ぬときはある種のパターンがありました。それは、Rogue Guildの大扉の手前で死ぬ、というものでした。これが意味することとは、つまり、扉が開くのを待っている間にTaniに接近を許してしまい、背後から強烈な斬撃を浴びているということです。

 ではどうすればいいのでしょうか? そう、扉を開けっ放しにすればいいのです。

 私は少々面倒くさいとは思いましたが、 大扉を開ける→TaniにPickpocketをする→また大扉を開けに行く という作業をすることにしました。もちろん、扉が開きっぱなしでも普通に走って逃げるだけでは追いつかれてしまいます。その為、一度外に出てJourneyman's Bootsで走る速度も上昇させます。

 またLDの対策も考える必要がありました。LDするとDark Elfの変装が解け、やはりTaniに攻撃される原因になってしまうからです。そこで私はまずTaniをTargetし、近くにDark Elfがいないところまで移動、そこでdespawnするのを待つことにしました。こうすれば近くにいなくてもdespawnした瞬間を知ることができます(despawnしたら、TargetのTaniが消えるからです)。

 以上3つが、私が生き延び、Parchmentを盗む為に用意した方法でした。読んでもらえればわかるとおり、大したことはしていません。しかしRogue一人でできることはこの3つが限界ですし、これらの方法は普段のダンジョンサバイバルでも有効な技術でした(実際、私はそれ以降Pullerがすぐキャンプ地に戻れるよう、扉を開けっ放しにしておく習慣が身についてしまいました)。

 さて、その結果どうなったかと言いますと・・

Tani N`Mar says 'Silent and deadly are the daggers of the Ebon Mask!!
Tani N`Mar says 'Your guild must be destroyed!'
「沈黙と死はEbon Maskの剣の元に! お前の組織は滅びるに違いない!」

 200のPickpocketを持ってしても、ばれる時はばれてしまいます。しかし扉が開けっ放しになっていればTaniに追いつかれることもありません。Neriakの暗い道のりを、ひたすら走る、走る! そして一気にZoneへ。努力は実を結び、PickpocketがばれてもTaniに攻撃されることはなくなりました!

 またdespawnを待っている間2回ほどLDを体験しましたが、近くにDark Elfがいなかったので攻撃されるということもありませんでした。慎重に慎重を重ねた張り込みをNeriakで始めて数日後、遂に・・!

 Stained Parchment Bottomをゲットしました! これでParchmentは2つ揃ったことになります。最初の任務を達成した私は、足取りも軽くHighpass Holdに向かいました。

(余談)
 Rogue Epic Questに登場するアイテムの中で、Stained Parchmentシリーズは珍しくNo Dropアイテムではないアイテムです。これはつまり、他のキャラクターに譲渡ができるということです。万が一Questが失敗したときの為に、幾つか取っておくといいかもしれません。でも他の人の迷惑にならない範囲で、ですね。
 ところで今気づいたのですが、ParchmentのAC4って何でしょうね? (汗)装備できないし、関係ないかな。