体験記15 SMRの、アイツを追え!




 Eldrethには十分に翻訳できなかったDark Elfの秘密文章ですが、Gnomeの魔術師、Yendarにならこれを読めるだろうとEldrethは考えたようです。本当ならYenderがどこにいるのかを探し回らないといけないわけですが、すでに彼に関する情報はRogue社会では知れ渡っていました。彼はGnomeの故郷、Steamfont Mountainにいます。

 そしてストーリィ上、Book of Soulsが必要になると言われています。しかし、それはどのようにして必要とされるのか? 私はその辺のバックグラウンドを、当時はまるで知りませんでした。

 何にしろ、一度彼に会わないことには話は進みそうにありません。いざ、Steamfont Mountainへ。

 噂によると、彼はいつもSteamfont Mountainにいるとは限らないそうです。会えるか会えないか・・それは、まったくもって運による、と。幾つかspawnさせるための方法が推測されていますが、その方法は未だ確立していません。

 果たして会えるかどうか・・私もそれなりに覚悟の上でSteamfont Mountainに足を踏み入れました。彼を見つけるにはTrackingを使うのが常識なのですが、あいにくその日、私はDruidもRangerも助けを呼べませんでした。こうなったら、隅から隅までSteamfont Mountainを探すしかありません。

 ところが・・

 テクテク・・

 SMRがキマッテいます

 なんかカワイイぞ(笑)

 怪しげなShiny Metalic Robe姿のGnomeが、道を歩いてきます! しかもHailすると手まで振ってくれるサービスぶりとはっ! まるでOkotaを待ち伏せしていたかのように現れたこの老人こそ、Eldrethの言っていたYendar Starpyreだったのです。

 早速話を聞かなければ!

You say, 'hail Yendar Starpyre'
Yendar Starpyre says 'Hail, traveler! I sense you did not simply chance upon my isolation here, but are instead seeking me for something.

「ども、Yendarさん」
「やあ、旅人よ! わしはお前さんが偶然ここに来たのではないことを感じるよ・・何か理由があって、わしを探しに来たのじゃろう?」


 するどいおじいちゃんです。早速、Eldrethが半分ほど翻訳したScribbled Parchmentを渡してみましょう。

Yendar Starpyre says 'I say, this is indeed a challenge. This is written in what I'm sure is the language of the High Priesthood of Innoruuk. I've often wished I could read this, but I have never had the key to unlock the language. Take this for now.
You gain experience!!

「ふむ・・やれやれ、本当に厄介な代物じゃのう。こいつは、Innoruukの上位神聖語で書かれておる。わしは今までにもこの言葉を読もうとしたものじゃが、わしの手元にはこいつを解読するための鍵が足りないのじゃ。とりあえず今は、こいつを返しておこう」

 そう言われて、秘密文章を返されてしまいました。


これが、Yendarから返された文章です

You say, 'what is key to unlock the language ?'
Yendar Starpyre says 'In the Plane of Hate, where dwell Innoruuk and his minions, there is a tome. This tome is called the Book of Souls.

「解読するための鍵って何ですか?」
「そいつは憎悪の世界に・・Innoruukとその従僕どもが住まう世界にある・・それは書物じゃ。その書物は、“魂の書”と呼ばれておる」


You say, 'what is book of soul ?'
Yendar Starpyre says 'The Book of Souls chronicles all the lives Innoruuk has tainted over the years. It is in the care of the Maestro of Rancor. I can use this tome as a basis for my translation, if you return it and the note to me. An experienced practitioner in the art of non-detection should be able to snatch it from its resting place, don't you think, Okota ? <grin>

「魂の書?」
「魂の書には、Innoruukが幾年にも及び世界を汚してきた、そのすべてが記されている。それは“怨恨の”Maestroにより保管されているという話じゃ。わしには、翻訳の為にその書物を使うことができる・・もしお前さんがその文章を一緒に、わしの元に持って来ればな。潜伏の技に長けた巧になら、やつの寝所からそれを持ち去ることができるじゃろうて。そうは思わんかね、Okota?」


 そう言ってYendarは笑いました。

 こうしてBook of Soulsにストーリィがつながるわけですね、なるほど。しかも話を聞いた限りでは、「おらー、Raidじゃー」とかいうよりも、こっそり潜入してBook of Soulsを盗んでくるというのがストーリィ的に正しいようです。だけどホントかよ、おいっ(汗)。

 その後私はSteamfont Mountainを歩くYendarを延々2時間近くもつけ回し、その行動パターンをメモしました。この行動パターンさえあれば、次回以降Yendarを見つけるのが楽になるはずです。

 次は、いよいよYendarにTatterd ParchmentとBook of Soulsを渡して書物の解読を依頼します。しかし事前に得た情報により、この会合に邪魔者が現れることはわかっています。この会合を成功させるために、できる限りの準備をしなくてはいけません。私はこの会合に立ち会ってくれる、勇敢な冒険者を募ることにしました。

 Renux Herkanorとの決戦の日は、刻一刻と迫りつつあります。