体験記24
VS General V`Ghera PART 2




 Generalとの対決は、ゲーム時間で2日目を迎えました。
 夜になったら昨日行ったことと同じことを再度行うことになります。つまり、それまでは特にすることがありません。ひたすら待つしかないのです。しかしそういった時間に何をするかが、この後の戦いをいかに有利に展開させるかが決まります。
 CasterやHealerはbuffの打ち合わせを、Tankは自分が担当する敵をいかに相手にするか相談していました。
 しかしさすがに退屈になってきたのか、以下のような破廉恥なことをしている人が出てきました。

○○ Kiss ××
○○ Motto Mugyuuu ×× 
○○ Amaitoiki ××.
○○ Atui toiki ××.
×× cries.

 本人の名誉の為に、あえて伏せ字で(汗)。
 この昼間にもなぜかChaplin F`tyrが陣内に殴り込みにきたり(誰かがうっかり近づいてしまったらしい)トラブルはあったのですが、さすがに昨日で慣れたのか、Mez & Atoneのコンボで小屋に追い返します。

今度こそー。

 そして、夕方になりました。buffなどの準備は万端、担当もしっかり決め、いざ本番です。
 小屋の周囲のUndeadの護衛を始末し、Chaplin F`tyrがdepopします。そして、待望のCoercer Q`ioulがpop!

「オッケー、今晩はGeneralまでやります。よろしくっす」
「ゴーサイン出たぜ!」
「がんばろー」
「みんな気合充分よ」
「CRがんばる!」
「うはは」

 何もかもが順調。いける、今晩はいける・・! と思ったその時。第2の事件が起こりました。

「?! Coercer Q`ioul・・が・・こっち来る!」
「え?」
「Pullした?」
「してないよ(汗)」
「Coercer Q`ioul INCOMING」
「ごめーん」

 第2の事件。それは、QuestのKey NPCであるCoercer Q`ioulを一目見ようと小屋に近づいた人が、Q`ioulに見つかってしまったことでした。それでもその場で立ち止まるかアサッテの方向に逃げてくれればよかったのですが、彼女は陣内に戻ってきてしまったのです。結果、Coercer Q`ioulが陣内に強襲をかける形になりました。

「どうしよう?」
「どうする?」
「むぅぅ・・(半泣きで)やりましょう、Coercer Q`ioulを倒してください!」
VS Coercer Q`ioul

 Generalの部下であり強力なEnchanterであるCoercer Q`ioulですが、既に予行演習で彼女とは戦っています。その時の経験を活かし、Coercer Q`ioulとの対決は私達の圧勝に終わりました。
 しかし。
 Coercer Q`ioulが死んでしまってはQuestの続きができません。Generalとの対決までは、ゲーム時間でさらに一日待たねばならなくなりました。



(余談)
 と、色々とトラブルが起こっていたわけですが(汗)。
 不用意に小屋に近づいたり、計画をしっかり理解してない人がいたり、そういったことが問題みたいな書き方になってしまいました(実際それも事実です)が、そればかりが問題とは言い切れません。
 人が集まり一つのことをするということはそれだけで大変難しく、その為、計画は単純で、指示は明確であるというのがベストです。「みんな知ってるよね?」というのはリーディングする側の言い分で、特に参加者にこの手の集団行動が初めての人がいた場合、難しい指示を一方的に出すわけにはいきません。

 何か話が長くなってしましたが(汗)。
 要するにリーディングする人の「俺が頑張ってるんだからお前らも頑張れ」という言い分は通用しないのではないかと私は思います。リーディング側がちょっとした工夫をすれば、この手の集団行動はさらに上手くいくようになります。
 また参加者側もそれにばかり甘えてはいられません。「わからない」「難しい」「知らなかった」といった言葉に逃げず、自らの成すべきことを考え、時には事前に調べておくことは大事なことです。もしそういったことを自分から行い身につけられれば、それは技術へと洗練され、今後その人にとっての「武器」になるでしょう。