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アリオン(サントラ) |
■ピアノ曲 ■アンサンブル曲 ■オーケストラ曲 ■シンセ曲 ■ボーカル曲 ■複合曲・その他 |
■地底王ハデス〜メインテーマ |
前半:ドーンという力強い打楽器によって曲が始まります。その次にカチカチという小刻みなリズムが加わり、それが次第に4つのずれたパートになり独特の複雑なリズムを生み出します。ミニマル色豊かなオープニングです。途中からブラスが加わり壮大な英雄叙事詩を予感させる雰囲気になり、ブラスが一斉に終結し、曲は後半部へと入ります。 後半:曲調は一変し、ハープの伴奏に合わせて、詩情豊かなアリオンのメインテーマがケーナによって演奏されます。悲しい運命を連想させながらも、まっすぐな信念をもって一途に進んでゆく、勇敢な少年、と言った感じの曲です。ノスタルジックな美しいメロディーです。 Written by Telomere |
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■アテナとアポロン〜メインテーマ |
前半:シタールとエスニックパーカッション(おそらく南アジア系のもの)による曲です。リズム、メロディー共にトルコ、ペルシア、インドの古典音楽といった西アジア系の民族音楽そのものという感じです。しっとりとしていて落ち着く感じです。久石さんの音楽の幅の広さがうかがえます。 後半:一転して軽快なアフリカンリズムをベースにしたマリンバのコミカルなメロディーになります。「Shoot The Violist」収録の「MKWAJU」「TIRA-RIN」に似ています。 Written by Telomere |
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■アリオン・メインテーマ |
ほぼ「地底王ハデス〜メインテーマ」の中盤から後半にかけてと同じです。ケーナとハープの代わりにオーケストラで演奏され、こちらの方が壮大な感じです。 Written by Telomere |
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■戦闘 |
まさしく戦闘といった感じのアップテンポな曲です。イメージは地上戦です。
Written by S.Ikezoe |
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■レスフィーナ〜想い(歌/高橋美紀) |
前半:「Piano Stories」「Symphonic Best Selection」にも収録されている久石さんの名曲中の名曲レスフィーナです。サントラ盤は伴奏にシンセ音とマリンバ音が使用され2つのアルバムよりも柔らか味がありロマンティックな雰囲気が強くなっています。ちなみにレスフィーナとはアニメに登場するヒロインの名前です。
中盤:レスフィーナ役の高橋美紀さんのヴォーカルによる中世ヨーロッパの農村を連想させる牧歌的なメロディーです。歌詞はありません。 後半:中盤のメロディーがケーナで演奏されます。伴奏のハープがこのメロディーを一層哀愁漂う牧歌的なものに引き立てています。 Written by Telomere |
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■プロメテウス〜海蝕洞 |
前半:神秘的なコーラスが入ります。伴奏には龍笛という民族楽器が使われています。これはどことなく尺八の演奏を連想させます。轟々しい重量感のある曲です。
後半:前半のオーケストラヴァージョンです。ダルシマーと左右のシンセ音が加わっています。 Written by Telomere |
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■ポセイドン |
表現するのが何とも難しい不気味なシンセ音で始まります。「ラピュタ」のディディスの要塞で使われる曲にどことなく似たブラスが印象的な迫力のある曲です。両軍入り乱れての海上戦といった感じです。 Written by Telomere |
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■初陣 |
不秩序な感じのシンセ音で初陣に出る前の不安な心持を上手く表しています。ブラスが一斉終結した後「ポセイドン」と同じような海上戦を思わせる曲になります。しかしこちらは戦闘前の進軍という感じです。 Written by Telomere |
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■宿命・ハデス〜ポセイドンの死 |
前半:「CURVED MUSIC」収録の「ZTD」のエレキギターに似た音が使われています。「ラピュタ」のシータの救出シーンで使われている曲に似ています。
後半:機械的なシンセ音です。 Written by Telomere |
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■オリュンポスへ |
「地底王ハデス〜メインテーマ」「アリオン・メインテーマ」と同様の力強いブラスが印象的なオーケストラです。最後の敵に立ち向かう英雄のイメージ。物語もいよいよ終盤に差し掛かって来た感じです。 Written by Telomere |
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■テュポーン |
現代音楽的な不協和音にシンセが加わります。途中から女性のコーラスも入り非常に緊迫した雰囲気になります。 Written by Telomere |
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■大母神ガイア〜アポロン |
前半:心臓の鼓動
後半:ハープによる怪しげでエキゾチックな曲です。2曲目の前半部に似ていますが、こちらの方は民族音楽的な味が抑えられています。水滴が水溜りに落ちるような音が所々に入り魔術的な雰囲気が漂います。 Written by Telomere |
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■レスフィーナとアリオン |
3曲目のオーケストラ部分とほぼ同じですが、伴奏がナウシカのエンディングに似ている気がします。途中からピアノが加わり、最後は楽器が一斉終結し盛大な終わり方をします。 Written by Telomere |
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■ペガサスの少女 |
前半:心臓の鼓動
後半:ハープによる怪しげでエキゾチックな曲です。2曲目の前半部に似ていますが、こちらの方は民族音楽的な味が抑えられています。水滴が水溜りに落ちるような音が所々に入り魔術的な雰囲気が漂います。 Written by Telomere |
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Written by Telomere at 2001.2.18 最終改訂2002.9.10 Copyright(C) 2000-2002 by Telomere, NOSTALGIA WIND All Right Reserved |
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