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音楽用語辞典
このコーナーは全曲解説によく出てくる音楽用語を分かりやすく解説していきます。自己流の知識によってるところが多いので、間違いなどがあれば掲示板やメールで何なりとお申し付け下さい。
 
音楽理論編
用語 説明
コード 和音のことで、縦方向の音の集まりを表しています。一番低い音を根音(ルート)と呼びます。例えばド、ミ、ソはルートがドでコード名はCということになります。
コード進行 コードが次々に変わっていくことを表します。現代音楽では伴奏の構成音の基本となり、曲の雰囲気を決定づけます。代表的なパターンがいくつかあり、最近ではコード進行を決めてからメロディーを作曲する作曲家もいます。
メジャーコード、マイナーコード 一般に最も良く使われるのがメジャーとマイナーのコードです。聞けばすぐ分かりますがメジャーは明るい感じで、マイナーは暗い感じに聞こえます。基本的なコードの例でいうとC(シーメジャー)はド、ミ、ソ、Cm(シーマイナー)はド、ミの♭、ソということになります。
(数字)度 音程の離れ具合を表すときに用いられます。1度は全く離れていなくて、2度が一音離れています。例えばドとレは2度の音程、ドとソなら5度の音程ということになります。ドと1オクターブ上(下)のドは8度の音程ということになります。
副旋律 主旋律(メロディー)に対して、オブリガードとも呼ばれ、主旋律をより際立たせたり、旋律に厚みを持たせたりする効果がある。
 
●演奏法、リズム編
用語 説明
アルペジオ ギターやピアノ、ハープなどの演奏で和音を一気に弾かず、リズムに合わせてずらして弾く演奏法で落ち着いた雰囲気を出したいときなどに多用されます。その音の並べ方次第でメロディーにもなったりします。
ピチカートストリングス、ピチカート奏法 弦楽器の奏法の一つで、通常は弓でこすって音を出しますが、ピチカート奏法では指で弦を直接はじいて音を出します。独特の音色が特徴的です。これもかなり多用されている奏法です。
久石ターン ターンとは楽譜の記号の一部で、通常の意味は2度上にいって戻り、2度下にいって戻るように演奏すると言う意味です。久石さんはこのターンに独特のものがあり、久石ミュージックを特徴づけるものでもあります。ちなみに名づけ親はアリエスさんです。
シャッフル 通常の等間隔の拍によるリズムとは違い、3連符や6/8拍子を基準にした、ターン、ター、タターン、ター、タというような、はねた感じのリズム。
ミニマルミュージック 久石さんの原点でもある音楽の種類で、同じフレーズを何度も繰り返すのが特徴。そのなかで、ずれが生じ、そのずれがまた新たな音楽を生み出すと言う、面白い音楽です。
 
●音色、楽器編
用語 説明
TR-808 ローランド社のアナログドラムマシンの名機中の名機で、独特の音色が特徴的です。いろいろな音楽で使われているのを耳にします。最近では小室系の音楽や、Jソウル系等でよく耳にします。
マリンバ系音色 マリンバとは木琴に似ていて、木琴よりも一回り大きい楽器です。久石さんはこの音色が特にお気に入りらしく、至るところで登場します。
ストリングス 弦楽器をまとめて言うときに用いられ、通常はバイオリン、ビオラ、チェロ、コントラバスの4つの楽器を指します。
サンプリング(音) サンプリングとは生の音をサンプルとして録音することです。それを加工して一つの音色にしたりします。本物の音をそのまま録音しているので、とてもリアルな音色が得られます。サンプリング音源は生楽器の音源としてよく用いられます。
フェアライト 主に弦楽器をシュミュレートする、サンプラー(サンプリングをする道具)のようなシンセサイザーで、操作はパソコンのモニターのようなもので行います。生と区別がつかないくらいリアルな音が特徴です。ちなみに値段は数百万〜数千万だそうです。
左右のシンセ音 これは久石さん独特のもので、非常に多用されています。左右が微妙にずれたフレーズで、神秘的な雰囲気を演出したり、コミカルな感じを出したり多種多様です。
 
 
 
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