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I am |
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1 | Dee'r Wind From Main Theme of“Kojika Story” |
仔鹿物語のメインテーマであるこの曲。イントロはHighlander(PIANO STORIESU )や君をのせて(天空の城ラピュタ)でも使われるマイナーコードを基調としたカウンターベースのコード進行で、聴いた瞬間、久石さんの曲だ!と分かります。まさに感動的! あたたかく、やさしいこの二言がとても似合う曲です。ピアノがメインで包み込むように弦楽器が入ります。久石さんの編曲で良く登場するチェロですが、ここでは2回目の繰り返しの始めにチェロが主旋律を担当し、なんとも低音の魅力が出ていて、旋律を違う角度からとらえ、新たな発見がある演奏です。 |
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1 | Sunny Shore |
名盤PIANO STORIESをほうふつさせる一曲。独特の不思議で、透明感のある旋律の曲です。イントロの神秘的な弦楽器による4度5度7度の和音を中心とした演奏の後、久石チックなピアノの伴奏が入ります。クラシックギターの入り方も絶妙! 2回目の繰り返しからはハモニカによる主旋律の演奏が入ります。どこか遠くを見つめるような、幻想的な雰囲気をかもし出す演奏。最後の部分は、僕の自作曲の五枚羽根風車のある部分にそっくり!この曲を作ってからI amを初めて聴いたのでなおびっくり!(ちょっと主観が入りました。(笑)) |
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1 | Venus |
6分の8拍子が渋い一曲。片方からそのリズムに合わせたピアノのアルペジオが・・・。なんとも面白く独特の雰囲気です。ラテン系のパーカションも左右心地よく入り魅力的。それに合わせたメロディーはアバンギャルドでブラックな雰囲気をかもし出しています。サビの部分はそのリズムを基調とし、なんとも心地よいリズム感を作り出しています。ピアノ、ソプラノサックスも渋い!こんな曲は他にはないでしょう。 |
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1 | Dream |
またまたアダルトな曲の登場!?と思いきや、正統派のメロディーに・・・。んーこの曲は解説するのが難しいです。(笑)いろいろな要素を兼ね備えた曲であるのかもしれません。 イントロの甘く切ないメロディーは、味があります。それに続くピアノの力強い演奏はこの曲を引き立てています。ドリーム(夢)への力強さが感じられる一曲です。 |
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1 | Modern Strings |
ん!MADNESS!コンサートの最後はいつもこの曲というぐらい最近は定着しているMADNESSを思わせるこの曲。MADNESS発表の一年前に作られたこの曲は、その足がかりとも言える曲かもしれません。小刻みに裏拍をつついた伴奏、不思議で謎めいたメロディー。後半はピアノのバッキングに合わた「行くぞー」という感じの壮大な演奏、そして最後は謎めいた感じを残して一斉に終わります。 |
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1 | Tasmania Story |
映画「タスマニア物語」のメインテーマ曲。イントロはMY LOST CITYに登場するDrifting in the Cityの足掛けとなっている気がします。4度、9度で構成された透明感のある不思議なイントロ。そして即興的なピアノ。その後は三連符のアクセント的なフレーズの後、本編のフレーズに入ります。何ともドラマチック。特徴的なアルペジオのあと、ピアノを中心に繰り広げられるあたたかく、そしてダイナミックなメロディー。サビではユニゾンのピアノ演奏がとても迫力があります。 |
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1 | Passing The Words |
タイトルからして切ないのですが、曲もそのイメージ通りマイナー調で、寂しく切ないメロディーで構成されます。これは皆さん感じていることでしょうが、久石メロディーはとても覚えやすいです。この曲もそんな特徴ある旋律の曲です。2回目の繰り返しからハモニカが登場します。こう言う切ないメロディーにはぴったりと合います。 |
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1 | Echoes |
この曲は今までの曲とは少し路線が異なり、とても変わった曲で、壮大なロマンを感じる1曲です。ピアノ低音部による8拍ごとの、バーンと言う感じのリズムに合わせ曲が刻まれます。ラテン系パーカッションも面白いリズムの刻み方をしています。旋律はゆったりと雄大で、沖縄的、中国的です。胡弓の演奏も登場し雰囲気はまさに中国、アジアを感じさせます。最後はフェードアウトで余韻を残しながら終わっていきます。 |
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1 | Silencio de Parc Guell |
この曲はマイナー調で、久石さんが良く使うマイナーコードの下降ベース(もののけ姫、ラピュタ、Highlander等)をベースにした演奏から始まります。ピアノソロの曲です。何との奥深い、味のある演奏のしかたです。途中、右手が小刻みに動くフレーズのところでは、久石ターンも登場します。インストのアルバムでは必ずと言っていいほどピアノソロがありますが、この曲もそんな久石さんのピアノをじっくり堪能できる曲です。 |
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1 | White Island |
この曲はイントロからして、エンディングといった雰囲気の曲です。アルバムの最後を飾るにはぴったりの曲でしょう。16ビートを基調としたリズムが特徴。そのリズムを構成するのがシンセ音や、シンセパーカッション等、このリズムにはサントラなどでよく使われる久石さん独特のものが使われています。そしてピアノ、ストリングス、ドラム、ベースと多彩に音楽を彩っています。サビのストリングスによるフレーズはまさに感動もの!ダイナミックで鳥肌の立つ演奏!間奏は、ピアノだけになり静かになりますが、すぐに2回目の繰り返しが始まり、曲がにぎやかになります。最後はやはり余韻を残しながら静かになり終わっていきます。 |
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Written by HeeFoo at 2000.7.16 最終改訂2000.8.19 無断転載を禁じます。 Copyright(C) 2000 by HeeFoo |