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MELODY Blvd. |
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1 | I Believe In You |
映画「水の旅人」の主題歌である「あなたなら・・・」をアレンジしたのがこの曲。歌詞も英語に変わり、全く別の曲になってしまったといっても良いぐらいなのですが、メロディーは久石メロディー。LAテイストなのに全く違和感がなくとても自然です。どんなシチュエーションにも対応する能力を秘めていると言って良いでしょう。リズムはヒップホップやソウル系で良く使われる、跳ねるシャッフル系のグルーブ感たっぷりのリズムで、甘くあたたかい旋律を先導していきます。 |
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1 | Hush |
魔女の宅急便イメージアルバムの「木漏れ日の路地」のアレンジ。サントラでは「旅立ち」等がそのメロディーに当たります。乾いた生のドラムに合わせ、ほんのりとした旋律が曲を形作ります。こちらも原曲とは違うアレンジなのに、違和感無く聴ける。久石さんのアレンジの奥深さを伝えます。またボーカルが何ともハスキーでさわやか。LAの味に染まっています。 |
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1 | Lonely Dreamer |
一昔前には良く使われたこのミュートギターのアレンジ。空を飛ぶようなイメージで、何とも斬新でさわやか。曲のタイトルにぴったりです。そんなイントロから始まるこの曲は、「鳥のように」、映画「この愛の物語」からのアレンジです。全くLAの雰囲気に染まっていると言う印象を受けます。サビの部分はどことなく懐かしさを覚えます。最後はきらびやかなシンセ音を残して、静かになり終わります。 |
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1 | Two of Us |
映画「ふたり」から「草の想い」のアレンジ。もちろんタイトルのTwo of Usとしても良く知られている曲です。LAサウンドとは程遠いようにも感じますが、見事にマッチ! また違った雰囲気で、この曲を聴くことが出来ます。久石さんの腕がなる1曲です。しっとりとしたメロディーもうまくこのアルバムの雰囲気に溶け込んでいます。 |
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1 | I Stand Alone |
映画「はるかノスタルジー」より「追憶のX.T.C.」のアレンジ。また「Tango X.T.C.」としても良く知られている名曲。この曲までが!、と言う印象。このノスタルジックなメロディーがドラム、ピアノ、数種のエレキ、シンセと心地よいポップスに見事に編曲されています。英語の歌詞も曲の雰囲気にマッチ。間奏ではエレキギターによって幻想的な雰囲気が作り出されています。 |
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1 | Girl |
映画「時をかける少女」」のメインテーマのアレンジ。サントラ化されていないためあまり聴く機会がないですが、このアルバムの他にもいくつか収録されているものもあります。センチメンタルなメロディーが特徴のこの曲。小刻みなコード進行や、下降ベースコードによって曲が構成されています。インストですがスキャットが入っています。この曲のアレンジはLAテイストと言うより久石色が全面に出た編曲とも言えるでしょう。アダルトなピアノもその一つです。 |
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1 | Rosso Adriatico |
映画「紅の豚」イメージアルバムの「真紅の豚」のアレンジ。この曲はいろいろなアルバムに収録されている紅の豚のメインテーマ的メロディーの曲です。ジャズの雰囲気のする大人びた旋律はこの曲のLAアレンジでさらに引き立って聞こえます。メインのテナーサックスのアダルトで甘い響きが、見事に曲の中で溶け合って曲の雰囲気を高めています。後半、ハモニカがメインを担当します。こちらも切なくマッチ。後半はアドリブ的になり、ポップでいながらジャズの雰囲気に。 |
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1 | Piano(Re-Mix) |
この曲はソロアルバム地上の楽園に収録されている「ピアノ(English version)」のリミックスバージョンです。あたたかいメロディーが、曲のポップな雰囲気と合致して、心地よいサウンドを作り出している、そういった雰囲気の曲です。印象的なイントロのメロディーはこの曲の顔と言って良いでしょう。 |
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1 | Here We Are |
映画「青春デンデケデケデケ」より「青春のモニュメント」のアレンジ。この曲は、このアルバムの中では異色のアレンジです。シャッフルのスネアに合わせ、ゴスペル風のアレンジでとても落ち着いたエレガントな印象の曲です。体を左右に揺り動かしたくなるような1曲です。久石さんの編曲の幅広さが分かる1曲でもあります。ピアノの伴奏はテンションコードが多く含まれ、何とも味があります。最後の曲ということで全員での合唱となっていて、ハーモニーがすばらしい所も魅力的。 |
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Written by HeeFoo at 2000.8.25 最終改訂2000.8.25 無断転載を禁じます。 Copyright(C) 2000 by HeeFoo |