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MKWAJU |
Written by 渋谷 智陰 ■ピアノ曲 ■アンサンブル曲 ■オーケストラ曲 ■シンセ曲 ■ボーカル曲 ■複合曲・その他 |
■ムクワジュ |
小さな短い旋律の繰り返しであるが、そこから生まれる浮揚感や躍動感は
言葉にできないほど美しく楽しい。「曲」として位置づける難しさはあるが、
「作品」として見た場合、久石さんを語る上では外すことのできない作品といっ
ても良いだろう。 Written by 渋谷 智陰 |
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■シャク・シャク |
タイトル通り、「シャクシャク」とした音をメインに作られている。
マリンバが、聴いている人に疑問を投げ掛けてくるような、そんな「闇の部分」
とでも言おうか、何だかわからないちょっとした不安を駆り立てられるような作
品。
5月17日発売の「Shoot The Violist」では、ムクワジュ組曲全4曲の中で唯一収
録されていない
幻の作品。 Written by 渋谷 智陰 |
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■レモア |
「α-BET-CITY」にも収録されており、アフリカ大陸の広大さと力強い息吹、
宗教的儀式の香りがする作品。深い悲しみに包まれたような、
まるで大地の悲哀を歌ったかのような短い旋律が心に痛い。 Written by 渋谷 智陰 |
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■ティラ=リン |
人を食ったようなタイトルはまさにそのもの。これを実際に演奏しようとする
と、
それは相当の技術とセンスを必要とされると思われる。
普通に拍子を取って聴いていても、必ず狂ってしまうであろう。理由としては、
曲の後半になると、一音ずつ音が抜け落ちていき、最後にはすべて消え行くから
だ。このアルバムの中で最高の作品、と言っても良いであろう。 Written by 渋谷 智陰 |
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■パルス・イン・マイ・マインド |
アフリカというよりは、タイやインドネシアの「クロマテッィク・ゴング」と
いわれる
鐘の音が耳に残る。「前衛的」と言えば言葉は良いが、超難解な作品であること
は確か。 Written by 渋谷 智陰 |
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■フラッシュ=バック |
13分近い大作。みせす ちゃいるどさん曰くところの、「心臓の音」。
胎内の心拍音を感じる胎児の心境を味わうことができることだろう。
それ故に、長い曲で単調な曲ながら、何故か変な落ち着きを与えてくれる作品。 Written by 渋谷 智陰 |
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Written by 渋谷 智陰 at 2000.5.1 最終改訂 2002.9.10 無断転載を禁じます。 Copyright(C) 2000-2002 by 渋谷 智陰, NOSTALGIA WIND All Right Reserved |
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