10th Anniversary TOUR

 

 

7/11 in 新潟LOTS ※ライブレポのみをご覧になりたい方は、こちらをクリックしてください。ネタバレ注意!

 ゴシゴシ…あれ?なんか見慣れない地名が…。

 はい、そんなわけで、ついにライブで首都圏を出てしまいました(爆) まず、いきさつを説明しておきますと、今回、ライブ常連の結城さんが東京公演の日は予定があるということだったんですね。そこで、他にどこか行けそうな会場ないかなーと探してみたところ、新潟LOTSなるものを発見してしまったわけです。

 ここで、別に仙台や名古屋でもたいして距離変わらないのに、なんで新潟になったかというと、そこは我らが巣もリンク氏がいるからです(笑) 巣も邸には前にも遊びに行ったことありますし、ゆりしろるのさんが結構へきるさん好きらしいということで、連れてってみようかなと。新潟でライブやること自体が結構稀ですし。

 そんなわけで、とりあえずゆりさんに伝えてみたところ、行くとのこと。さらに一応アンチではなくなったらしいので(笑)、巣もさんにも声かけてみたところ、行ってみっか?という返事が返ってきたため、4人で参戦することが決定したのでした。

 しかし、残念ながら結城さんは重大な用事が入ってしまい、行けなくなってしまったとのこと(詳しくは書きませんが、決してドタキャンとかではなく、重大な用事ですので、勘違いのなきよう)。でもチケットは既に来ていたので、サンドぱんさんを連行することになったのでした(笑)

 

−−−

 

 7月10日、サンドさんと共に、新潟へ出発。以降、ライブまでにさまざまな出来事がありましたが、これでも一応ライブレポなので、そこは省略します。

 

(早送り)

 

 11日4時頃、新潟競馬場を出発。心なしか財布が軽くなってる気がしますが、ひとまずなかったことにして、一路会場の「新潟LOTS」へ。なお、ここから先はライブのネタバレ が出てきますので、今回のツアーにこれから初参加する予定のある方は、見ないことをおすすめします。

 

 既に開場時刻になっていたので、とりあえず会場内へ。 ちょっと出遅れてグッズを買い損ねてしまいましたが、会場内のグッズ売り場がやたら空いてたので、ここで購入。しかし、今回は非常に品数が少な いなぁ…ほとんど武道館の使いまわしで、めぼしいものがほとんどありませんでした。つーことで、3000円のぼったくりパンフレットだけ購入し、 座席へ。

 さて、ここで、今回の不思議な座席構成について説明しておかねばなりません。今回は基本的にはライブハウスツアーなんですが、なぜか前は座席(指定席)があって、後ろだけスタンディング(自由席)という謎な構成になっているのです。そのため、席を予約する際に、指定席かスタンディングか、どちらかを選べるようになっていたんですが、僕は当然「前の指定」を予約。つか、前が指定だったら、みんな前を希望するような…これでは、なんのためにライブハウスにしているのかよくわかりません。

 でも、そんなことはどうでもいいんです。なにしろ、今回は2年ぶりの…

 

1列目キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!

 

でしたから(笑) そんなわけで、意気揚々と座席へ向かうJ-Windと愉快な仲間たち(何) すると、これがステージととてつもなく近い!大宮ソニックの1列目からステージまでの距離を10とするならば、ここは3ぐらいでしょうか。とにかくすさまじい近さ。ライブハウス最高です(笑)

 

 しばらくマターリした後、照明が落ちて、いよいよライブスタート!1曲目は「Graduater」。グラデが頭で使われるのは、おそらく2000/12/31の200回記念ライブ以来。さすがにライブハウスだけあって、しょっぱなから飛ばしてきますね。個人的には穴で「Wings of Time」とか来たりして?と思いつつも、なんだかんだで「Jumping Slash」で堅いだろうとか思ってたので、ちょっと意外でした。しかし、さすがは定番ナンバー、つかみは完璧です。

 そして、同じことを繰り返してなんですが、とにかくステージが近い!手を伸ばせば届きそうな、そのくらいの距離です。さすがに握手会よりは遠いですが(笑)、今回は2時間もこの距離で楽しめるのですから、こんなすばらしいことはありません。これで中央だったら完璧でしたが、右サイドは右サイドで、KEN(ギター)の動きがよく見えるので、非常におもしろいです(笑)

 2曲目、「believe」。これはちょっと意外。最初グラデだったら、そのままメジャー系のナンバーで飛ばしていくのがいつものパターンだったので、ここでいきなり押さえ気味になってしまうのは、新パターンかもしれません。

 2曲目終了後、MCへ。ここのMCは、いつも通り「ごあいさつ」系。5年ぶりの新潟ということで、その辺の話が中心でした。詳しくは覚えてませんが、「いつも遠くまで来てるみんな、今回は地元で思いっきり楽しんでってください!」みたいな感じだったかな。まぁ、僕は思いっきり地元じゃないんですが(爆)

 

 ミニMC終了後、3曲目「スタンバイ!」、4曲目「Color」と、シングル勢コンボ。「スタンバイ!」はいろいろと使いどころありそうですが、「Color」はちょっと使いどころに困る曲ですねぇ…この手の曲は層が厚いので、次はもう危ないかもしれません。

 ニューアルバムの曲が続いて、このままアルバムゾーンかな?と思わせたところで、5曲目は「目を覚ませ、男なら」。元旦にやったので、今回はないかと思いましたが、ライブハウスに合う感じもしたので、その辺もあったかも。個人的には、これでまたエンジン点火。

 …と思ったら、6曲目は再びアルバムに戻って「Wings of Time」。うーむ、謎な構成です。ちなみに、このダメ管理人、サビに行くまで、ずっと「Rolling Lonely Diamond」と勘違いしてました(爆) そして、聴いた感想。

 (´-`).。oO(そういえば、こんな曲あったなぁ…

ダメじゃん俺(汗)

 気を取り直して、7曲目は「風が吹く丘」。またしても謎な構成ですが、とりあえず一番好きな曲なので、素直に喜んでおくことに(笑) こちらも元旦にやったのでないかと思ってたんですが、前回のライブハウスツアー(99冬のBESIDE YOUツアー)ではやらなかったので、その辺もあったのかもしれません。

 

 ここで、再び短いMCがあった後、8曲目は「あなたの名前(Acoustic Version)」。昨年は「嵐のち晴れ」でしたが、今回はこの曲で来ましたか。こういった、ライブならではの別バージョンが聴けるのも、ライブの魅力の1つですね。

 あれ、そういえばバラードなのにキーボードの音が聴こえてこないなぁ…ってあれ?キーボードがいない!?よく見ると、機材そのものがありません。今回はキーボードなしってこと?それとも、病気とかで今日だけ欠席?謎ですね…でも、ここまでいなくても気にならなかったってことは、なくてもなんとかなってしまうものなのかも(^^;

 

 「あなたの名前」終了後、再びMCへ。話題はやはり新潟関連でしたが、一番盛り上がったのは「みかづきのイタリアン」ネタ。なんか、新潟名物の食べ物らしいのですが、本人たちも実際に何かはよくわかっていないらしく、会場からもスパゲッティだとか焼きそばだとか、いろんな話が飛び交う状況。結局「うどんとパスタの中間」という結論に達したようですが、こういう状況下では、たまにネタに走ってる人がいるので、あまり当てにしない方がいいと思われます(笑)

 ああちなみに、僕は地元じゃないのでさっぱりわからず、ポカーンとしておりました(笑) 結局よくわかりませんでしたが、とりあえずこういう名産品(?)があるらしいので、新潟にお越しの際は、ぜひ一度お試しあれ。ちなみにJAKEいわく、「下品な味」らしいです(爆) ※下品と書いてますが、実際は今はあまり見ない、おおざっぱな昔ながらの味って感じらしいです。

 

 そんなこんなでダラダラトークが続いた後、9曲目はニューアルバムから「青い人魚」。この曲、全然悪くはないんですが、コールが手拍子だけなんですよね。個人的には、サビと間奏は高速振り上げでもいいと思うんですが…ちょっと物足りなかったです。

 続いて10曲目は…うを、「ファンタジア」ですか。レヴェランスのカップリング…これは完全に存在を忘れてました。最新シングルのカップリングなんだから、やっても全然おかしくないんですが、いつも同じパターンで意表を突かれてる気がしますな(笑) 曲の感想としては、やっぱりCDと同じで「Bメロ・サビはいいけど他が…」でした(^^;

 11曲目、「PROUD OF YOU」。アルバムのラストなんで、ラストあるかもなと思ってたんですが、また微妙なとこで使ってきましたね(^^; まぁ、去年の夏にアンコール前ラストで使っちゃってるからなぁ…これがラストでもちょっと盛り上がりに欠けるし(^^;

 

 プラウドの後奏と共に、へきるさんが袖へ。お召し換えタイムの後、12曲目「SNOW fall」。ほー、これがありましたか。ちょっと意外でしたが、後から考えると、「10 Carat」の曲はキーボードが目立ってるのが多いので、キーボード不在の今ツアーでは使いづらかったのかもしれません。でも、この曲はやっぱ冬の方がいいですねぇ(^^;

 13曲目、ここで「Always」キタ━━━(゚∀゚)━━━ !!!この曲はニューアルバムの中で圧倒的に好きなので、今回のライブで一番楽しみにしてた曲と言ってもいいかもしれません。しかし、どちらかというとライブには向かなさそうだよなぁ…という懸念通り、微妙でした…。というより、この曲をキーボードなしでやるのは厳しい。さすがにこの曲のためにバイオリンを入れるのは無理があると思いますが、せめてキーボードは欲しいですよね…CDではギターが全然出てこないのに、強引にギター入れられても、ちょっとつらいものがあります(^^; ここは次回キーボードが入った時に期待ですね。

 14曲目、最新シングル「レヴェランス」。ここまで温存してたので、もしかしてラストあるかも?と思ってましたが、これまた微妙なポジション。この曲は個人的にあまり好きじゃないので、ライブでも微妙でした(^^;

 

 というところで、恒例の盛り上げタイム。「Love & Fight!!!」の連続コールの後、15曲目は「invisible」。年末年始のversion BESTツアーで、ついにFace to Faceツアーから続いていた連続OA記録が途切れましたが、さすがに常連、1回で復活してきましたか。この曲に関しては、レポートで「ライブでは盛り上がるけど、さすがに飽きた…」などと書いてきましたが、やっぱりこの曲、なんだかんだで盛り上がるんですよね。特にヘッドバンキングやるのはこれくらいなので、なければないでちょっと寂しいものがあります。しかし、さすがに古株なので、2ツアーに1回ぐらいのペースでやってほしいかな、というところですね。

 ここからは一気に盛り上げる!ということで、16曲目は「Jumping Slash」!ニューアルバムの1曲目ということで、ライブでも最初で来るかと思いましたが、この終盤に持ってきましたか。しかし、それも納得。これはやばい。やばすぎます。ライブで大化けする曲というと「One」あたりが思い浮かびますが、これは「One」を超える化けっぷりです。間奏のすさまじい演出。サビの盛り上がり。どれを取っても、史上最強クラスです。僕自身、CDではそれほど好きな曲ではないんですが、ライブだと本当にとんでもないです。まさに、CDとライブは別物だということを、思い知らせてくれる曲です。これはまた、ライブの楽しみが1つ増えた感じがします。とてつもなくハードですが(汗)

 そんなすごい曲で燃え尽きた後、17曲目は「電撃ジャップ」。こちらも「Jumping Slash」には劣るものの、かなり盛り上がる曲です。サビの高速振り上げは、もはや意地と意地のぶつかり合いというか、まさに「Love & Fight」でした。この曲は、まだまだ成長の余地がありそうなので、これから回数こなしていくにつれて、どう変化していくのか楽しみです。ちなみに、2コーラスあたりで腕が限界に達しました(笑)

 

 ここで、本編終了。「Jumping Slash」のあまりの凶悪さにダウン寸前の状態でしたが、さすがにそこは1列目。楽屋まで届かんとばかりに、「アンコール」を叫び続けます。後ろの方だったら休んでたかも(^^;

 数分経過し、へきるさん&メンバー再登場。ここで、メンバーの紹介。ギター・JAKE、ベース・宗さん、ドラムス・べーあん、ギター・KENに続き、どこかでシンセ系の打ち込み(?)をやってる方が紹介されました。いまいちよくわかりませんでしたが、たぶん今回はキーボードの分は生じゃなく、打ち込みでスピーカーから出す形態を取っているのでしょう。

 なお、このメンバーの名前は、この後のレポートの核になってきますので、メンバーの名前と担当楽器は軽く覚えといてください。

 

 アンコール、1曲目は「One」。これはもう定番。これがなきゃ帰れないでしょう。でも、個人的には休み明けより、コンボの3曲目あたりにあった方が盛り上がりやすくていいですね。

 たっぷり暴れたところで、2曲目は「抱きしめて」。まだジャングルとスイーツが出てないので、もしかしたら消えたか?と思いましたが、さすがに常連、ちゃんと残ってました。

 間奏に入ると共に、KENがステージ前へ。そしてJAKEもこちらサイドへ来て、ツインギターコラボ開始!ここは、もうKEN & JAKEと共に盛り上がるしかありません。ということで、2人のギターを間近で観賞。ふと周りを見てみると、もう右サイドは完全に「KEN & JAKEライブ」と化してました(笑)

 しかしこの後、信じられない事態が!!

 

 

 「抱きしめて」も間奏に入り、完全に「KEN & JAKEライブ」と化す右サイド。

 そして、間奏も終わり、最後のサビが始まろうかという、その時…

 信じられない事態が!!

 

 

  JAKEがピックを投げタ━━━(゚∀゚)━━━ !!!

  俺の方に飛んでキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!

  ダイレクトキャッチキタ━━━━(。A。)━(゚∀゚)━(。A。)━(゚∀゚)━(。A。)━━━━!!!!

  キタ*・゜゚・*:.。..。.:*・゜(゚∀゚)゚・*:.。. .。.:*・゜゚・*!!!!

  ギタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!

 

 

な、なんと、JAKEのピックをGETしてしまいました!!!思いがけない事態に、我を忘れるJ-Wind。とりあえず手に持ったまま続行すると、落としてしまう危険性があるので、ポケットの中へ。そのため、5秒ほど振り付けができなくなってしまいましたが、これは仕方ありません。安全を確認した後、ライブに復帰し、あとはいつも通りにやってましたが、何がなんだかよくわからない状態になってました。

 

 というところで、ライブ終了。いつものやつで締めて、次のライブでの再会を誓うのでありました。

 

−−−

 

 とりあえず、今ツアーの感想。まず、曲数は19曲とちょっと少なめでしたが、これはライブハウスという形状を考えれば仕方ないでしょう。この曲数でも十分盛り上がれたし、個人的には満足です。

 次に、選曲ですが、スイーツがなかったのは意外。これは、ライブハウスだと踊るの大変だからか?と思ったんですが、後でよく考えてみると、今回キーボードもいなかったけど、ダンサーもいなかったんですね。これはステージがホールよりかなり狭いので、仕方ないところだと思います。スイーツはダンサーなしでやる曲ではないので、外したのは妥当な判断かな、という気はしました。観客が踊るスペースがないってのもあるかもしれませんが(笑)

 あと、今回外された常連どころで言うと、ジャングル・サデピ・ラブトモあたりがあると思いますが、この辺はやはり楽器とダンサー、会場の都合なのかなという気がしてます。ニューアルバムで「Little by Little」だけなかったのも、キーボードがいなかったためでしょう。「Always」はギターアレンジにしてやりましたが、どうも失敗した感があるので、Littleを外したのは正解だったと思います。ただ、今回やらないと、このままお蔵入りになってしまいそうな気もしますが(^^;

 

 さて、今回はアルバムツアーということで、ニューアルバムの曲が続々初OAされましたが、新曲の感想を一言で言えば「Jumping Slashはやばい」に尽きます。 まだ1回聴いただけなので、なんともいえませんが、これは本当にすごかった…。

 

 最後に、今回のライブの感想。まずライブハウスの1列目は、本当に近かったです。へきるさんやメンバーのあらゆる動きが見えて、感動ものでした。

 でも、今回はやはり、これしかないでしょう。

 

  ピックキタ━━━━(。A。)━(゚∀゚)━(。A。)━(゚∀゚)━(。A。)━━━━!!!!

 

新潟まで来て本当によかったです(笑)

 

8/14 in SHIBUYA-AX

 16:15頃、会場に到着。とりあえずグッズ売り場へ向かい、今日から発売されるという黒Tシャツを買いに行きます…が、まだ届いてないので、売れないとのこと。まぁ、フィルムコンサートの時に、「それまでにできあがれば」と言ってたので、しょうがないかな。ということで、赤Tシャツとスポーツタオルを購入。

 で、しばらくマターリしてたんですが、なんか新しいグッズが発売されたとのこと。は?と思ってアナウンスをよく聴いてみると、「黒Tシャツが今届いたので、今から発売する」だと?ちょっと待て。そんな狙ったように開場30分前に届くなんて、普通起こらないだろ。わざと引っ張って、別のTシャツも買わせようって魂胆が見え見え。これはマジでむかつきました。誰が考えたか知らないけど、やりすぎでしょ。もう黒Tシャツ絶対買わねぇ(爆)

 しかし記念すべき日にむかついててもしょうがないので、ロッカーチェックへ。今回は指定席なので、ロッカーに入れる必要はないんですが、何をチェックしていたかというと、1つめは明日の対策(明日は立見なので)。これに関しては、ロッカーかなり空いてたので、問題なさそう。そして、もう1つは何かというと…

 417番と246番のロッカーはしっかり使われました。

そういうことですw

 

 17:10頃、開場。チケットの席へ向かうわけですが…なんと…

 

またしても1列目キタ*・゜゚・*:.。..。.:*・゜(゚∀゚)゚・*:.。. .。.:*・゜゚・*!!!!

 

 しかも、今回はど真ん中。新潟では右サイドだったので、へきるさんが目の前に来る時間はそれほど多くなかったんですが(ピックもGETしたし、あれはあれで最高のライブでしたが)、今回はほとんどの時間が目の前。しかもライブハウスなので、ステージまでの距離が近い。もう、これ以上の席はないという位置です。

 そんなわけで、どんなライブになるのか、初めてライブに参加した時のような期待感に胸を膨らませながら、開演を待ちます。実際は全然関係ないことをしゃべってましたが、直前に目を閉じて気合を入れるなんてことは、初めてやったので。

 18:00、ライブスタート!曲のラインナップや基本的な感想は前回と同じなので省略しますが、とにかく今回は1列目のセンター。すべてにおいて、感動の度合いが違います。といっても、それぞれ書いてもしょうがないので、特によかったところだけ書いていきましょう。場所が場所なので、ちょっとレポがヤバイ奴になってるかもしれませんが、そこは気にしない方向で(爆)

 まずは1曲目の「Graduater」。これがどうというより、目の前でライブを見る感動というのでしょうか。でも、この記念すべきライブの1曲目がこの曲というのも、またすばらしいものだと思いました。

 続いては、7曲目の「風が吹く丘」。これは歌の部分もいいんですが、今回はなんといっても後奏。床と平行のパンチと斜めのパンチを交互に繰り出すんですが、平行パンチが、へきるさんと1対1でやってるような感覚に陥るんですよ。これは本当に感動ものでしたね。拳で語り合うとでもいうのでしょうか。とにかく、これまでのすべてのライブで、一番感動した瞬間だったかもしれません。もちろん向こうからすればそんなことはないんでしょうが、個人的にはそんな感じで、さらにこの曲が好きになりました(笑)

 次は、11曲目「PROUD OF YOU」。これはサビの部分で思いっきり目があったので。ま、それだけなんですが(笑)

 続いて、16曲目「Jumping Slash」〜17曲目「電撃ジャップ」の極悪コンボ。前回は「Jumping Slash」のあまりの凄さに、ちょっと「電撃ジャップ」の印象が薄れがちだったんですが、改めて聴いてみると、これも相当に来てる予感。

 しかし、今回一番印象に残ったのは、間奏でへきるさんがでかいじょうろみたいなのを使って、会場に水を放出するところ。これは新潟ではなかったので、かなり驚きました。この2曲では特に、会場内はすごい熱気になってるので、いいですね。前すぎて、逆にあまり水が降ってこないという罠にはまりましたが、そんな贅沢を言ってはいけません(笑)

 この2曲に関しては、場所がどうというより、単純にいい感じ。とにかく、すべてを忘れてしまうほどに熱いです。でも、やっぱりセンターだと、気合の乗りが違うのかなぁという気はします(笑)

 アンコールは、声が枯れそうになっても、最初から最後まで一度も休むことなく、完走。これこそ場所が場所なので、絶対に妥協するわけにはいきません。

 そしてアンコールの2曲ですが、へきるさんが赤Tシャツで登場!この記念すべき場所で、おそろいのTシャツですよ。これは本当にうれしかったですね。ホント赤でよかった。黒が届くのが遅くてよかったw

 さて、アンコールの曲ですが、まず「One」は、目の前で聴くと、特にすごい威力を発揮する曲の1つですね。ここがというのはなかったですが、こういう曲は近くで見ると破壊度がすごいです。個人的にも、へきるさんの目の前で特殊な振りを完璧に決められたので、自己満足(笑)

 そしてラストの「抱きしめて」なんですが、これはラストということで、へきるさんが左右に移動しまくるので、逆に寂しい感じでした(笑) まぁ、そういう時はたいていKENを見ちゃうわけですがw

 これで曲は終了。最後へきるさんが袖に下がる瞬間まで手を振り続けて、記念すべきライブは幕を閉じるのでありました。

 

 ライブのレポとしてはこんな感じで、とにかく感動的だったんですが、正直ライブ終了後は、あまり余韻のようなものはありませんでした。むしろ、1列目ということで、いつも以上に力が入っていたので、疲労感が先に出たというか。

 しかし、今こうやってレポ書いてると、さまざまな場面が思い出されてきました。それがまた感動だし、なにより、ちょっと思い浮かべると、へきるさんの表情が鮮明に蘇ってくるんですよ。こんなことは新潟の1列目でも、2002/08/17の1列目センターでも、握手会の後ですらなかったので、本当に心に残る時間になったんだなぁと、今になって実感しています。

 今回は10周年ツアーという位置づけになってますが、へきるさんが10年かけてここまで来たとするならば、僕も7年半かけて、ついにここまで来たんだなと。心からファンを続けていてよかったと思える、忘れられない、夢のような1日になりました。

 ただ一言、ありがとうと言いたいです。

 

8/15 in SHIBUYA-AX

 前日の感動的ライブから1夜明け、舞台は再びAXへ。同じツアーで3回目ともなると、だんだん書くこともなくなってくるんですが、今回は4年半ぶりの立見席だったので、その辺の感想を中心に、書いていきたいと思います。

 なお、立見ということで、周りの参加者がネタになってたりしますが、まったくもってその人に恨みとかはなく、ただレポ的にネタになるからやってるだけなので、ご了承ください。スタンディングってのはそういうところですからw

 16:10頃、整理番号が呼ばれ、入場。160番ぐらいだったので、だいたい3列目ぐらいには行けるかな、というところ。しかし、3列目といっても前には座席が10列近くあるわけで、仮に1列目を取っても、所詮は11列。1列と3列では全然違いますが、11列も13列ではたいしてかわらないので、そこまでがんばって前に行く気にもなりません。まわりもそんな雰囲気なのか、結構スペースがある模様。

 ということで、結局中央やや右寄りの4列目あたりを確保。3列目にもいけないことはなかったですが、そこまで無理する必要性も感じなかったのと、1列前に出ることよりも、長身の人の後ろに行かないことの方が重要なので(隠れて見えなくなるため)、そこは戦略的に。

 無事場所を確保し、スタンディングは始まるまでの立ってる時間がきついんだよなぁ…などと思いつつ、17:00過ぎ、ライブ開始!前に人がいるので、手を振り上げる角度などはいつも通りとは行きませんが、とりあえず前の人が障害になることもなく、普通に見えました。しかし、やはり遠いもので、見えるとはいっても、表情の1つ1つはわかりません。ここに来て、改めて昨日のすばらしさを思い出す次第です。

 ライブ的には、やはり人が密集しているため暑く、かなりのHP消費量。昨日の疲れが残っていることもあってか、7曲目「風が吹く丘」まで終了したところで、既に疲労状態。

 …と、ここで、へきるさんからアナウンスが。後ろが詰まっているので、立見の前のほうの方は、できるだけ前に詰めてくださいとのこと。前に行くチャンスではあるが、密集がきつくなっちゃうなぁ…と思っていた、その時。

180cm級が前に割り込んできた!!

うおぉやべぇ!見えねぇ!後ろも無事入れたようで、それはよかったんですが、その後のMCの間も、見えるのは180cmの頭だけ。ちょっと体を横にずらして、頭の左から狙うも、今度は175cm級が見事にブロック。僕も比較的背は高い方ですが、これではどうしようもありません。

 そうこうしてるうちに、8曲目「あなたの名前」がスタート。バラード=ゆっくりへきるさんを見るところのはずなのに、見えるのは180cm。こちらから動くにも、周りは塞がれてて、身動きの取れない状態。どうしようもないので、KENを見ることに。(KENが一番見やすい位置だった)

 その後、再びMCに入るも、やっぱり180cm。後半戦が始まっても、やっぱり180cm。手を振り上げるにも、振り上げる先には180cm。普通に振り上げたら、間違いなく後頭部に右ストレートが炸裂してしまいます。

 これはかなり危機的状況。前日に1列目中央で見てしまった自分としては、この位置からでは、なんとしてもへきるさんを見たいというのはあまりなかったので、見えないことに関しては、さほど問題はなかったんですが、ライブを楽しむ上で、手が上げられないのは致命的。「Jumping Slash」までにはなんとかしなくては…。

 しょうがないので、KENを見つつ、じっくり曲を聴くことに。ここまで今ツアーは2回連続で1列目を引いてしまい、逆に曲をじっくり聴くどころではなかったため、そういうのもありかなと切り替えてみる。

 すると、実は「青い人魚」が相当いいことに気付く。ライブ的な盛り上がりという点では、それほどでもないんですが、このサウンドは何気にかなりすごいんではないでしょうか。ボーカルもいいんですが、なにより楽器の音がかっこよすぎます。特にドラムがこれでもかというほどに決まってて、すばらしいです。

 そうこうしているうちに、「PROUD OF YOU」まで終了し、へきるさん袖へ。しかし、いつ引っ込んだかもわからない状況。見えたのは、KENがギターを取り替えるところだけ(笑)

 そうはいいつつも、一応へきるさんを見ようと努力はしてたんですが、12曲目「SNOW fall」はまさにKENの独壇場な曲。この状況では、もうKENに専念するしかないでしょう。だんだん誰のライブに来てるのか、よくわからなくなってきました。

 14曲目「レヴェランス」。昨日「あれ?」と思って、ちょっと注目してたんですが、これやっぱり後奏が半分に切られてますね。長くなることはあっても(グラデとかグラデとかグラデとか)、基本的に短くなることはないので、これはかなりの特殊ケース。僕自身は、いつも半分の方がいいよなぁ…と思いながら聴いてたので、これでよかったですが。

 …と、ここで恒例の「Love & Fight!!!」コール。KENがはめられたり、なかなかおもしろかったですが、それは文章では伝えられないと思うので、省略。

 15曲目「invisible」。ここからまた一気に盛り上がっていくわけですが…来た!前が空いた!これならいけるかもしれない。ただ、これはヘッドバンキングがメインの曲なので、前が空いたといっても、密集では厳しかったです。

 そして16曲目「Jumping Slash」。完全に前が開いて、飛んでスラッシュしても問題ない状態に。なんとか間に合ってよかった…。ちなみにじょうろ放水は、ここまでは届きませんでした。だいたい8列目ぐらいまでしか届かない模様。

 17曲目「電撃ジャップ」。昨日の影響もあってか、13曲目「Always」の時点で腕がピンチになっていたので、この曲の途中で力尽きるんではないかと思っていましたが、なんとか無事完走できました。今回は8〜14曲目がほとんど何もできなかっただけに(もともとここは激しくないところではありますが)、この2曲はかなり気合が入りました。

 アンコールの後、「One」「抱きしめて」と進んで、終了。もともと今日がツアーファイナルだったので、ダブルアンコールあるかなと期待しており、会場もそう思っていたのか、再びアンコールが起こりましたが、残念ながらなし。これは前もって今日はなしと決まってたっぽいですね。ちょっと残念ですが、大宮があるので、しょうがないかもしれません。

 

 今日のライブは以上で終了。2000年2月の「BESIDE YOU」ツアー以来、僕としては4年半ぶりのスタンディングで、どうなるかなと思ってたんですが、個人的にはみんなおとなしかったなぁ…という印象。あの時は、みんなすごい勢いで後ろから押してきましたが、今回は全然そんなこともなく、やや拍子抜け。

 これは、やはり前半分が指定席なことが大きいと思います。「BESIDE YOU」ツアーではオールスタンディングだったので、1番前を勝ち取れば、それは1列目ということになったわけです。5列目でもホールの2〜3列クラスだし、みんな少しでも前で見ようとするのは当然なんですが、今回は前述のように、1番前でも事実上11列という状況。これでは、そういう雰囲気にならないのも、仕方ないかと。

 個人的には、ステージと近いライブハウスで、2回も1列目、しかも指定でゆったりと見られるという最高のシチュエーションを体験できたので、このスタイルで本当によかったって感じなんですが、客観的に見ると、やはり中途半端だった印象。オールスタンディングか全席指定か、どっちかにした方がよかった気がします。

 次回はほぼ間違いなくホールツアーだろうし、いつライブハウスツアーがあるかわかりませんが、その時はオールスタンディングにした方がいいのではないかと。また今回のような席を取れるなら、このスタイル大歓迎ですが(笑)

 

8/21 in 大宮ソニックシティ

 ソロデビューからちょうど10年の、記念すべきライブ。

 今回は指定席なので、結構ギリギリに入場。26列目と、前の方ではないですが、なかなか見やすい位置で、いい感じです。しかし、今ツアーではずっとライブハウスだったので、ひさびさにホール来ると、やっぱ広いですね。存分に暴れるスペースがあっていい感じですが、逆にステージまでの距離が遠く感じるのと、一体感という点ではライブハウスの方があるかもしれません。

 さて、ライブですが、7曲目までは同じなので、省略。8曲目「あなたの名前」の後、ついに「すごく楽しい空になるのに」の時間が。このプログラムじゃ他と連続しないところに入れるしかないのは予測できたので、妥当な位置でしょう。感想としては、フリは思ったより複雑じゃなく、簡単にマネできました。バンドもこういう曲ではしっかり抑えてて、そのあたりはさすがでしたね。曲自体、普通に好きなので、十分楽しめました。こういう昔の曲もまたやってほしいですが、なかなか難しいでしょうね(^^;

 この後は「青い人魚」から「電撃ジャップ」まで通常通りのプログラム。今回はキーボードが入ったので、「Always」がどうなるか注目してたんですが、それほど大きな違いはありませんでした。あの曲ギターない方がいいと思うんだけどなぁ(^^;

 「Jumping Slash」と「電撃ジャップ」のじょうろ放水はなし。まぁ、ここでやったらソニックの関係者に怒られますからねぇ(笑) ま、ホールということで、たっぷりスラッシュするスペースがあったので、非常に楽しめました。やっぱこの2曲は何度やってもいいですな。ちなみに、ここまでMCはほとんどなし。

 アンコールに入って、曲の前に、へきるさんからお世話になった方々への謝辞。本当にいろんな方に支えられてたんだなぁと思うと共に、最後のご両親にありがとうで感動。へきるさんの涙を見たのは、「Baby blue eyes」ツアーの「Infinity」以来でしょうか。でも、あの時とはまた違う、心からの感謝の涙だったんじゃないかと思います。

 そして、ちょうど自席の横がスタッフ席だったこともあり、ちらっとスタッフの様子を見たら、女性スタッフが泣いてました。ちなみにT楽氏は照れ隠しのような笑顔でしたw

 そんなたくさんのありがとうの後、新曲「メモリーズ」。「支えてくれてありがとう」「いつでも心にありがとう」のフレーズが、心に染み渡ります。まさに10年分の想いが詰まった1曲で、特に関係者の方にとっては、感動的な曲になったのではないでしょうか。

 そんな感動的な歌になりましたが、やはりへきるライブは「LOVE&FIGHT」。10年の集大成ならば、なおさら盛り上がって終わらなければ、へきるライブではありません。ということで、ここから通常プログラムに戻り、「One」「抱きしめて」とつないでいきます。

 そして、今回は10年の記念ライブ。これで終わるわけがありません。ここで特別ゲストとして、木根尚登氏と葛城哲哉氏がギターを持って登場。木根さん、相変わらずサングラスがいい感じですw

 ということで、特別ゲストを交えて「Jungle Life」。そして最後はやっぱり「MOTTOスイーツ」!やっぱりあの2人が出てきたら、この2曲しかないでしょう。てか、ジャングルはこのために今回プログラムから外してたんじゃないかと思えてしまいます(笑)

 そして最後は10年分(僕は7年半分)の感謝を込めたウォンチューで締めて、記念ライブは終了。この場にいられて本当によかったと思える、すばらしいライブでした。

 最後に、個人的なことですが、今回で通算51回目のライブ参加となり、アンケート用紙のライブ参加回数の項目で、2番目の「51回目〜100回目」にマークできるようになりました。最上位の「100回以上」は果てしなく遠いですが、そこを目指すぐらいの勢いで、これからもがんばっていきたいものです(笑)

 

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