『2011年7〜9月 私的ミュージックベスト10』(コラム)
おなじみの企画、今回は7〜9月のベスト10です。
第10位 flumpool 「どんな未来にも愛はある」
ストリングスに乗せて奏でる直球ラブソング。雰囲気がよいと思います。ただ、ボーカルとサウンドの絡みが今ひとつなのか、曲の魅力を発揮しきれていないような気がします。うまくやればもっと化けそうな気がするんですが…いい曲ではありますが、そういう意味ではちょっと残念。
第9位 ナオト・インティライミ 「Hello」
この人の曲は、ややインパクトに欠ける感があるのが惜しいところですが、そのかわり非常に安定感があり、毎回楽しみにさせてもらってます。今回、少しの爆発力とタイミングがうまく重なり、初のベスト10入りとなりました。
第8位 ONE OK ROCK 「Re:make」
大半が英語詞な洋楽風?ロックチューン。あまり特筆すべき点はないのですが、ELLEGARDENとか大好きな筆者としては、なかなか楽しめる楽曲でした。
第7位 ポルノグラフィティ 「ワンモアタイム」
演奏時間自体がそれほど長くない上に、その半分ぐらいは演奏してるだけという、イマイチ歌が目立ってない曲。しかし、その演奏部分が実に素晴らしい。もちろん歌は歌で味があるんですが、個人的には演奏部分にどっぷりはまりました。
10位〜7位まで見ると、一般人っぽいランキングになりましたが、ここから怒涛のアニソン4連発です。
第6位 喜多村英梨 「Be Starters!」
歌い方が榊原ゆいっぽかったり、曲がちょっと佐藤裕美っぽかったりして、声優曲というよりは、どちらかというとそっち系が好きな人におすすめしたい曲。あまり嫌いな人はいないんじゃないかな。
第5位 宮野真守 「オルフェ」
エレガもこれだけ曲作ってると、気合入れて作ったのもあれば、片手間に作ったようなのもあると思うんですが、これは間違いなく前者。イントロから気合の入り方が違います。ボーカルもさすがのクオリティで、文句なしのカッコよさ。
第4位 nano.RIPE 「面影ワープ」
アニメの主題歌って、後期より前期の方がいいケースが多いと思うんですが、今回はまさに逆のパターン。前作もなかなかの出来でしたが、いい意味で期待を裏切られました。このままがんばっていってほしいアーティストの1人です。
第3位 水樹奈々 「純潔パラドックス」
歌謡曲っぽい感じで、いかにも奈々の得意とするところ。こういう曲を歌わせれば、右に出る者はなかなかいないだろうという、さすがのクオリティでした。安心感を通り越して風格が漂ってます。
第2位 SCANDAL 「LOVE SURVIVE」
第2位はSCANDAL。半分ぐらいアニソン業界に足を突っ込んでる気もしなくもないですが、カテゴリ的にはノンタイ一般曲なので、"アニソン5連発"とはしませんでした。ちなみに西川は9割ぐらい突っ込んでます。
さて、この曲ですが、とにかく盛り上がりが半端ないです。間違いなくライブ向きな曲で、観客が凄いことになってそうなのが容易に想像できます。いやはやこれは熱い。
しかし、そんなカッコよさも兼ね備えた美女4人組でさえも、奴らの軍門に下ることになってしまったのでした。
第1位 ゴールデンボンバー 「女々しくて」
…というわけで、奴らがまた帰ってきました。しかも今度は1位です。もう完全に今年のMVP候補筆頭です。まいったねこりゃ。
そんなこの曲、タイトル通り?歌謡曲風で、前作に比べるとだいぶ聴きやすいんじゃないかと思います。全体的にいい感じの曲ではありますが、特に2サビ以降の盛り上がりが凄まじい。印象に残りすぎて日常生活に支障が出そうなレベルに達してます。そして、もちろんPVの面白さは健在。必聴もとい必見の1曲です。
以上、2011年7〜9月のベスト10でした。面白くするために文章上はいろいろ書きましたが、実際のところ上2つは甲乙つけがたいです。甲乙つけがたいのでインパクトのある方を上にしちゃった感もあります(笑)
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