KLXトラブル集

通勤および林道アタックツーリングとハードな使い方をしている為か、そこそこトラブルや故障が起きています。
また長年使用していると、それなりに磨耗等は起きてくるものです。壊れたら直せば良いんです。それが元で
乗り換えようと思った事はありません。長く単車に乗ろうと思えばそれなりの出費は考えておく必要があります。
なんせ車体全体が消耗品の塊みたいなモノですから。。。

また幸いな事に致命的なトラブルは今の所起きていません。(もっともどの程度で”致命的なトラブル”と感じるか
というのも個人差がありますが。。。
場所 症状 原因 対応
チョークノブ 通常エンジン始動時にキャブのチョークノブ
を引いたまま手を離してもそのまま保持され
ているがそれが出来なくなり手を離すと戻っ
てしまう。その為始動時に手でノブを保持し続
けなければならなくなった。
チョークノブを引いた状態で固定出来るのは
ノブに付いている突起が引っ掛かるように
なっているため。
その部分の材質はプラスチックで磨耗により
その突起が削れてしまった為。
チョークノブのみ
Assyで交換。

¥1290(部品代)
カムチェーンテンショナー 突然エンジンからガラガラ大きな異音がし始
め消えなくなった。走行は出来るがアイドリ
ングはしない。
音質やその変化がエンジン回転数に比例
していることからカムチェーンテンショナーの
異常と判断。

※その後'06.5月に再び壊れて交換。
 テンショナーも消耗品?
KLXのエンジンはオートカムチェーンテン
ショナーを採用している。通常カムチェー
ンが延びてくると自動的にワンノッチずつ
チェーンを押さえているテンショナーが押し
込まれる構造になっている。(人為的に押し
込む事も可能)
これが何かの拍子に一気に戻ってしまい
チェーンが一気に弛んだ。これが酷いと
エンジン全損につながる。
カムチェーンテンショナー
Assy交換

\4430+Oリング\150
(部品代)
フロントフォーク ブレ−キング時フォークがダイブ(沈み込む)
した際、すぐにはサスが戻らなくなりワン
テンポ遅れて戻る(サスが伸びる)ように
なってしまった。
恥ずかしい話、4万キロ近くFフォークは
ノーメンテで乗り続けた為にフォークオイル
が汚れ切ってオイル流路をスムーズに流れ
なくなった為。
やはり定期的にメンテナンスはするべき。
反省。
Fフォークオーバーホール

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ワンウェイクラッチ 始動性の悪さとは別に度々始動し損なって
『ガキッ』と音がする事があった(金属製の
物が引っ掛かる感じで結構でかい音)。
そのうちにセルが空回りする事が度々
起こるようになり終には完全にモーターのみ
空回りするようになった。
バラしてみると判るがワンウェイクラッチは
非常に小さな金属の部品で構成されている
結構デリケートな部分。
長年の使用
(とはいってもたかだか5年ちょい)
により回転接触部分が磨耗したために
空回りするようになったため。
ワンウェイクラッチ
Assy交換

\12020-
(ワンウェイクラッチ
&ギヤ部品代のみ)
リアホイールベアリング 走行中突然リアがふらつくようになった。
パンクかと思いタイヤを見るが異常無し。
チェーンを押すとRホイールが動く!
アクスルシャフトか?とも思ったが
リアを浮かせてホイールを動かしてみて
ホイールがぐらついてたのでベアリング
の異常と判断。
バラしてビックリ。ハブベアリングのシール
が抜け、中のベアリングの鉄球が殆ど無く
なっていた。数個残ってたが円形を留めた
モノは1〜2個。後は潰れて無残な姿。
グリスはたっぷり残った状態だったので
グリス切れによる焼付きではない。
原因は定かではないがバイク屋さん曰く
『林道で飛んだり跳ねたり余りにハードに
使用したためでは?』との事。
ノーマルで入っていた
ベアリングは片面しか
シールが付いていなか
った。コストダウンの
為か判らないが水を
被る可能性もある部分
なので両側シール付に。

ベアリング交換×2
(両側シール付)

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hidezou 2006.