ITALIA


11月16日 VENEZIA/MURANO

ヴェネツィアの北に浮かぶ小さな島、ムラーノ島へ。
ガラス工場とかあるらしい。
ガイドブックによると約20分で到着とのこと。
しかし20分というのは急行のことで、普通の路線に乗ったら50分くらいかかってしまった。
ヴァポレットの1日券を買ったら急行には乗れなかったのだ。

10:00くらいにムラーノ島に着く。
ガラス細工の店ばかり。
おみやげにいいかなといろいろ見て回る。
価格はヴェネツィアの街なかより少し安いみたい。
とても安いのもあったがそういうのは良く見ると仕上がりが悪い。
極端なのもあるけど、基本的には値段なりのものを売っている。
いい値段がするものは質がいい。
いろいろ買って帰りたかったけど、持って帰るのが怖い。なにせガラス。
動物の置物のしっぽとか、細くて折れそう。

土産を買うときに一箇所でT/Cを使う。
現金がもうあまりないので。
まぁキャッシュカードも使えるのだけどね。
ここでまた計算違い。
しかし今回は100EURが194000ITLになったので放っておいた(笑)
本当はユーロは固定相場なので100EURは193627ITL。
T/Cは買い物のときは1%の手数料がかかるから191690ITLにされるのが普通。
フィレンツェで換金したときは193650ITL、
買い物をしたときには193000ITLになってる。
どうしてこう毎回違うのか。
こんなんで来年の6月からユーロを本格導入できるのか。
そしてこのあたりから手持ちの現金がだんだん把握できなくなる。
もう最終日だからいいといえばいいのだが・・・。
なぜかといえば、土産を買うときに、親が現金を使い切ったらしく不足分を私が払ったりしたからだ。
同じ額を両替して同じところに行って、うちの親は一体何を買ったのか?
あ、うさぎだ。

だいたい午前中をかけて島を一回り。
おみやげもいろいろ買って、12時をまわったあたりで島を後にする。
また50分くらいかけてヴェネツィアに戻る。

停留所近くのタバック(KIOSKみたいなとこ)で切手を購入。
昨日書いたポストカードに貼る分。
今度は1200ITLだった。
ローマでは1000ITL、
フィレンツェでは1500ITL。
同じ買い方をしているのになぜこうも毎回値段が違うのか。
「日本までのポストカード用の切手を下さい。エアメールです。」
という同じ買い方をしているのに。
きっとこのカードは届かないに違いない。
・・・いいや、出してしまえ。

※私は旅先から自分宛に毎日ポストカードを出す。
 どこへ行ったか、何をしたのか書いて出す。日記代わり。
 現地のポストカードに現地の切手付で配達されるカードはけっこういい思い出になる。
 ポストカードはこれを書いている帰国1週間後までに、ローマで1000ITLの切手を貼って出したもの以外はすべて届いた。
 この1200ITLを貼ったものもその前の日に投函したのの一日後に届いた。
 料金が足りなくても届くものである。差出人に返しようがないからね。
 でもローマからのは足り無さすぎらしい。
 かわいそうにあのポストカードはいったい今どこを彷徨っているのか。

軽く昼を食べた後はローマ広場へ。
ヴェネツィアの街のかなり端のほうにある。
大運河を通り抜ける各駅停車のヴァポレットの始発駅。
ここから各駅停車のヴァポレットにのってしばらく景色を楽しむことにする。
観光バス代わりに使ってしまってごめんよ。
あ、旅行中のコンテンツの予定のページに確かゴンドラがどうとか書いたような記憶が・・・。
寒いのであきらめました(笑)
水上バスのスピードは遅い。
景色を楽しみつつゆっくりと大運河を進んでいく。
ゴンドラに乗っている人たちを何組か見かけたけどみんな寒そうだった。
ヴェネツィア・・・ここは冬に来るとこじゃねぇ。

サン・マルコ広場でヴァポレットを降りてサン・マルコ寺院に寄る。
入り口には「静かに」の文字と、撮影禁止を示すマーク、ノースリーブ禁止を示すマークがある。
このサン・マルコ寺院に限らず、教会はたいていノースリーブなど肌の出る服は禁止である。
神聖な祈りの場所なので当然と言えば当然。
今の時期だったら頼まれてもノースリーブなど着ませんけどね。
短パンも禁止。ランニング、サンダルも禁止。
yesterdayの基盤出力の絵のdj セリカ&エリカのような服では教会には入れないということで。
(わかる人にはわかる。IIDXやってない人すみません。)

夜までいろいろ見て回ってからホテルに戻って荷物をまとめる。
翌日は早朝出発である。
コンサート?金をきれいに使い切ってしまったので諦めました。
いや、クレジットカードも使えたんだけどね・・・。

ホテルで荷物を詰めている最中真っ暗になる。
停電か?
1分くらいして電気がつく。
これは4回繰り返される。
2回目ホテルの窓から外を見たら隣の建物は明かりがついていたのでこのホテルのブレーカーが落ちたものと思われる。
なんなの一体・・・。


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