朝は早い。
4:00amに目覚ましが鳴る。
あらかた荷物は作ってあるので、あとは寝るのに着ていた服をしまって着替えるだけ。
5:00にはピックアップの係員が来てしまうので、ねぼけながらもなんとか荷物を作る。
行きと違うのは、もう使わないガイドブックをスーツケースのほうに入れてしまっているところ。
これで機内持込の荷物は軽くなるはずだったが、ガラス細工がかわりに増えたので、
行きと変わらなくなってしまった。
ガラスはスーツケースには怖くて入れられなかった。
親は結構荷物が増えていた。
荷物をしまってチェックアウト・・・フロントに人がいないんですけど。
外の扉にはカギ。
入れないし出られもしない。
やがて係員が来るが入れない。
係員が外から呼び鈴を鳴らすとやっと奥からにーちゃんが出てきた。
ったくこのホテルは・・・。
空港までは水上タクシー。
小型のモーターボートです。
一番近くの乗り場までスーツケースを転がしていき、そこからタクシーに乗る。
空港までは20分くらいで着くと言う。
途中タクシーは狭い路地(?)を通ったりする。
こんな狭いところ前から船がきたらすれ違えるのか?と思ったら、一方通行のところもあるらしい。
道はともかく、運河が一方通行ってなんか不思議。
ちゃんと進入禁止の標識もあるのを見た。
路地(?)から広い海に出てからタクシーはスピードを上げて空港へ。
空港に着く。
係員の人に航空券を渡す。
アムステルダム発札幌行きの航空券を見せたら変な顔をされた。
仕方ないじゃないか。成田行きの便が無かったんだから。
今回乗るのはKL1650便、アムステルダム行き。
チェックインカウンターは一つだけ案内が出ていたがまだ人が居なかったので長蛇の列になっていた。
係員の人はすたすたと何も案内が出ていない隣のカウンターへ。
並ばないのか聞いたら、こっちのカウンターも開くからそこで待っていればいいそうで。
いや、ここが閉まってるとかそういう意味じゃなくて他の人並んでるのに・・・。
そしてその人の言葉通り、最初から案内の出ていたカウンターに人が来てカウンターが開くのとほぼ同時に
その両脇のカウンターでも受付を始める。
並んでいた人たちを差し置いてチェックイン。いいのかこれで?
荷物を預ける。
なに?札幌までしか行かない?
今回はアムステルダムから札幌経由で羽田に帰る。
荷物は札幌で一度受け取らなければならないらしい。
まぁ航空会社が違うので仕方ないといえば仕方ないのか。
ヴェネツィアの空港は小さい。
サテライトは1つだけ。
すべてのゲートが1つのサテライトにある。
ゲートから飛行機までは送迎バスで移動。
外は寒かった。
そしてオランダへ向かう。
8:30、オランダスキポール空港に着く。
札幌行きの飛行機までは4時間半くらい。
街まで出るには微妙に時間が足りない。
飛行機に乗りそこなうとばからしいのでおとなしく空港にいることにする。
時間を持て余したので売店でポストカードを何枚か買う。
空港は、その国の中にあってその国ではないところ。
どこの通貨でも紙幣ならたいてい使える。
買い物用に1000円札を持ってきてあるので1000円札をはらう。
一万円で買い物をしようものならお釣りは現地通貨なので使い切らないほど現地通貨のお釣りをもらうはめになる。
空港で買い物予定の方は細かいお札で持っていくといいですよ。硬貨は使えません。
買い物のお釣りに6ドル+2ギルダー返ってくる。
お釣りは現地通貨・・・ん?米ドル!?なぜにドルかなぁ・・・。
おかげで私の財布の中は4カ国の通貨が混ざる。
時間がまだとても余っていたので
日本から持ってきていた前回のオランダ旅行のあまりのコインと今回の買い物のおつりでコーヒーを飲む。
そしてTAX REFUND(税金払い戻し)の手続きへ。
長蛇の列のパスポートコントロール(出国審査)を抜けて税関へ。
税関は非常にわかりにくい場所にあった。
エルメスのスカーフの分の書類に税関でスタンプをもらって空港の銀行へ。
その場で払い戻しが受けられるはずが、オランダの通貨でいいかと聞かれたので却下。
郵送で日本の口座に振り込んでもらう手続きを取る。
こんなところでギルダーが増えても困る。
来年の6月までに再びオランダを訪れることなど99.9%ありえない。
(来年の6月から全面的にユーロ導入)
手続きが面倒なので、私はいくら安くて税金が戻ってきてもヨーロッパでブランド品だけは買うまいと思う。
※EU国で買い物をすると、一日に一箇所で一定額以上買い物をした場合には最大14%くらいの税金が
EU国出国時に手続きをすると払い戻しされるというシステムがある。
オランダといえばチューリップ。
空港には球根がたくさん売っていた。
球根の日本持込はたしか99個まで。
税関の人数えるのかなぁ。100個とか微妙な数を買っていこうかと一瞬思ったがやめた。重い。
でもかわいかったので10個ばかり買ってみた。
チューリップの咲いている時期にオランダに行きたいなぁ。(絶対無理)
木靴とかも売っていたけどかさばるので挫折。
時間少し前に搭乗ゲートへ。
KL0869便。
ゲート前の待合室でどっかのおねーさんがアンケートを取っていた。
乗客を捕まえてはけっこう長めのアンケートを取っている。
みんな時間を持て余しているからけっこうちゃんと答えているみたい。
アンケートには格好の場所かもね。
ちょっと遠かったのでアンケートの内容まではわからなかった。
時間がきたので搭乗。
この便どうやら札幌経由名古屋行きらしい。
飛行機の中は空席が目立つ。
どこかのグループツアーご一行様とぶつかってしまったらしく、
そいつらはまだ誰かが乗ってくるかわからない状態なのに空いている席とみるや移動を始める。
左右開いている席に座れれば何席も使って眠れるから快適だけど、まだそんなタイミングではない。
うっとおしい。最低である。
離陸直前、離陸遅延のアナウンス。
機体のどこかに不具合が見つかったらしい。
5分遅れるとのこと。
そして離陸後のアナウンスでは、機長は不具合箇所の説明をしていたが
日本語のアナウンスでは説明ははしょられていた。
不具合箇所は何か安全飛行のための機器とか。
2つあるうちの1つがおかしかったらしいのですが・・・まぁ問題なければ別にいいんですけどね。
機内食は大体2回出る。夕食と朝食かな。
食事の合間には映画の上映。
フライトアテンダントは休む間もない。
そしていつが17日と18日の境目かわからないままに17日が終わる。