The United Kingdom


11月23日 LONDON

旅行2日目。
目覚ましも鳴らないうちから目が覚める。6:00。
時差ぼけと言うよりむしろいつもの睡眠時間より寝すぎて目が覚めたかんじ。
いつも5時間くらいしか寝ないので。
朝食が7:00なのでまぁいいか。

7:00にノック。
出るとホテルの人が朝食を持ってきてくれたようだ。
朝食は宿泊費に含まれていて、ここの朝食は、部屋に持ってきてくれるのです。
ホテルによって違います。食堂に行って食べるとこもあります。
受け取るとき、チップって要るのかなぁとちょっと考えたのだが、ホテルの人は朝食を渡してくれるなり
すばやく立ち去ったので要らないらしい。
チップを貰って当然の場合、彼らは待ってますからね。

朝食は箱に入っていて、パンが2つとオレンジジュースとヨーグルトという簡単なもの。
コンチネンタルブレックファーストなのです。
スクランブルエッグとかハムとかちゃんとついたイングリッシュブレックファーストだと追加料金が要ります。
朝しっかり食べないと駄目な人はどっか外で食べたほうがいいかもしれません。
ヨーロッパのホテルの朝食はお手軽です。

さて、この日は旅行代金に含まれている半日市内観光です。
集合場所に10時までに向かわなければなりません。
地下鉄の駅の場所は昨日確認したんで、カメラとか持って駅まで。
この日は1日地下鉄で使えるパスを使います。トラベラーズカードといいます。
ちょうど間に合う感じでホテルを出たのですが、途中地下鉄が止まってしまい
駅と駅の間で電車から出られなくなったので、少々時間に遅れました。

でも誰か他の人もさらに遅れていて、観光のバスは発車しないで待ってたので参加しました。
すでに出発してたらべつに自力で好きなとこ行くので構わなかったのですけどね。
ダブルデッキのバスで、市内観光です。
車窓より、ウエストエンドの中心、ピカデリーサーカス(サーカスは広場という意味)、
ナショナルギャラリー、バッキンガム宮殿を見学。
ビックベンのあるとこからテムズ河を越えた対岸で下車。
なぜ下車が有名な建物の近くでなく対岸かというと、対岸でないとでかすぎて写真が取れないからです。
こういう市内観光で下車になるポイントは大抵写真を撮るのにいい場所です。
ここで撮った写真、写真館のほうにあります。

写真をちょっと撮ったあとはバッキンガム宮殿に戻る。
衛兵の交代の時間なのです。ここでまた下車。
バッキンガム宮殿の衛兵の交代は、二日に一回です。48時間勤務なのだそうで。
おりしも激しい雨が降ってきたのですが、交代のため行進していく衛兵さんたちが見られました。

さらに車窓から市内を見学。
1泊70,000円という高級ホテルリッツの前を通ったときガイドさんが、
 このあたりは月100万という家賃の家もある高級住宅地です。
 日本大使館もこの近くにあります。
 みなさんの税金は有効に使われていますね。
と嫌味を言っていました。

最後に免税店に行って解散。
ちゃんとした免税店のが免税の手続きが楽なのでここでおみやげとかまとめて買ってしまうおうかとも思ったが
免税手続きが必要なほど買わないし、これから行くところがあるのに買い物したら荷物増えるのでやめときました。
買い物はまた後日で。
免税店からHer Majesty'sという劇場に向かいます。

Her Majesty'sは「女王陛下」という意味です。ミュージカルを上演している劇場です。
上演してるのは最も人気があるという「The PHANTOM of the Opera」、日本語だと「オペラ座の怪人」です。
この日の観光中にバスの中で配られたオプショナルツアー申し込みの用紙にあったこのミュージカルの手配料は£55.00でした。
しかし、劇場に行ってみると一番高い席でも£40.00。あとは手数料と言うわけですね。高い。
あいにくこの日の分のチケットは完売。
でもそこは1都市滞在の強みで、4日後の水曜日のチケットを取りました。
二階の席で£35.00でした。思っていたほど安くないんだね。日本と大して変わらない。
もう少し安いと思ってました。だってオーストリアでオペラ見たとき払ったの、500円よ?(笑)
時間に余裕のある人は、旅行社とかに頼まないで自分でボックスオフィスに行ってチケット買うのをお勧めします。
座席表見ながら指差して、好きな場所の席を買うことが出来ます。
同じ値段の席だって全然違う場所で全然違う見え方になるんですから、やっぱり座席表を見ながら決められるのはいいですよ。
こことここが空いてるけどどっち?とか向こうも指差して教えてくれます。

チケットは、クレジットカードでの支払いOK。
しかしJCBカード受け付けてくれなかったのでMASTERカードで払う。
JCBは使えるところと使えないところがある。半々以上では使える。

そしてチケットを購入したあとは、The Sherlock Holms Museumに向かう。
シャーロック・ホームズ博物館です。
私はそれほど熱烈なシャーロキアンではありませんが、推理小説は好きなので何作かは読んだことがあります。
シャーロック・ホームズ博物館は、ベーカーストリート駅を降りて少し歩いたところにあります。
ベーカーストリート221B番地ではありませんけどね。
ベーカーストリート駅のホームの壁面には、ホームズがたくさん描かれていました。
タイル一面ホームズでした。

駅を出て博物館へ。博物館は最初ちょっと入り口がわかりにくかった。
そんなに大きな建物ではなく、普通の家っぽかった。
入場料、£6.00。
中は、ホームズの帽子やパイプ、実験道具が置いてある部屋や、
挿絵を再現した蝋人形を置いてる部屋なとあって面白いには面白いんですが、あまりたくさん見るものはありませんでした。
入場料の値段にしては内容が薄すぎかなぁ。

ホームズ博物館を出た後、今度は違う劇場に向かう。
せっかくここまで来ているのだからミュージカル、見られるだけみようじゃないか。
ということで今度はPRINCE EDWARD THEATREへ。
ここではMAMMA MIA!をやっています。MAMMA MIA!は日本でもやってたよね。
劇場に着いて、やはりこの日の分のチケットは完売だったのだけど、月曜の夜の回が買えた。
今度も£35.00の席で、ストール席(1F)のやや後ろだけど通路の横の席。
映画館でもそうだけど、前に人が居ると見難いけど通路横の席ならけっこう見やすいからOKにしました。
券はVISAカードで支払う。さっきとカードが違うなんてのは気のせいである。
ミュージカルは来る前に見ようと決めていたのですけど、券が買えなければ無理なので、2つ見られることになって満足です。
値段さえもう少し安ければ他にも見たのですけど、思っていたより安くなかった。ちぇ。

ミュージカルのチケットは、この日2件行ったけど、その日の分は両方売り切れていた。
その日どうしても見たければ、始まる時間の前に当日キャンセル分を並んで待つ、という手もあるらしいよ。
この場合は現金のみ受け付けてくれます。クレジット不可。

このあと、グリニッジまで行ってみようと思ったのだが、あたりが真っ暗になっていて
危ないわけではないんですが、こんなんでは暗くて景色が見えないのでやめました。
冬は行動時間が制限されるのであまり旅行はお勧めしません。
安いほうがいいという人は構わないのですが。

この日使った金、チケット代を除いて£11.14。
ホームズ博物館と食事代。
旅行をしていても私のエンゲル係数は低いようである。


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