朝起きてぼーっとしてると(←低血圧)、誰かドアをノックしてました。
出てみると朝食ですとおっしゃる。
朝食?今何時ですか?6:20ですよ。
私は7:00に頼んだんですけど・・・。40分は誤差範囲なのかい?しかも早いほうにずれるし。
さて、1日全部使える日としては最終日。
この日はまたちょっと遠出です。ソールズベリからストーンヘンジまで行きます。
ソールズベリまではwaterloo駅から列車で約一時間半。
ウォータールーと読みますが、ワーテルローのことです。
ワーテルローの戦いで買ったときにその地名をお持ち帰りして名づけたらしい。
フランスとしては面白くないだろうね。
もう時刻表は無視で直接案内板で確認してプラットホームへGO。
ちょうどもうすぐ発車という列車に乗れました。
途中検札。またパスを見せるだけで以下略。
次もし来る機会があったとしたら、絶対に4日使えるパスなど買うまい。
ソールズベリ着、11:00。早速ストーンヘンジまで行くバスを探す。
駅の中にすぐにストーンヘンジ行きの案内を見つける。
バス、往復で£5.50。11:15に出発だとのこと。
タイミングよかった。
時刻表見たらバス、1時間に1本で一日に4本でした。すぐにバス停へ。
まもなく到着したダブルデッキのバスに乗ってストーンヘンジまで。
北に向かってだいたい30分くらい。
途中バス停もなにもないところでおばちゃんが降りていった。
リクエストストップらしいです。
バスが駐車場に入っていこうというところでいきなり巨大石群が目に入る。
Windows XPの壁紙にあるようなあの石です。
あまりにもあっさり到着してちょっとびっくりした。
バスが停まってからちょっと歩くのだと思っていたのです。
ストーンヘンジの入場料は£4.40。
入場料を払い中に入ると説明用のオーディオセットを貸してくれる。
日本語のセットも用意されていたらしいのですが、何も言わなかったらデフォルトで英語にされた(笑)まぁいいや。
説明を聞きながらさっそく巨大石群のほうへ。
5000年も前に作られ始めたというストーンヘンジの跡。
建築の材料にに使われたりみやげものとして盗まれたり倒壊してしまったりで、
いまは当時の半分しか残っていないのですって。
夏至の日の太陽がどこかの石にぴったり合うように作られていたりするけど
実際に何に使われていたかは解明されていないとのこと。
研究者によって、それぞれの石には名前がつけられていて、
オーディオセットは案内のポイントごとにいろいろ説明をしてくれます。
石には直接触ることはできません。ロープが張られていて近くにいけないんです。
でも、何千年も前に造られて、歴史の資料集とかでしか見たことないものが
実際に自分の目の前にあると無性に感動します。
実はここは、今回の旅行で来てみたい場所の一つでした。
バスを使わなければならなくてしかも観光シーズンではないので来られるかちょっと不安でしたが来られて良かったです。
今回の旅行の目的はミュージカルを見ることとここに来ることだったので両方果たせたからかなり満足。
ストーンヘンジは、案内に従って説明聞き、写真なども撮りながらゆっくり1周するとだいたい1時間弱かかります。
幸い天気も良かったので写真も綺麗に撮れました。写真館にアップしてあります。
Windows XPをお使いの方、私の写真は、
XPに壁紙として用意されているストーンヘンジの写真のちょうど逆側から撮った写真です。
帰りもバスです。バス停無いんで、来たときバスが停まったとこあたりに居たらバス来ました。
帰りのバスも1時間に1本です。
12:40に乗り損ない、13:40のバスで帰る。
ストーンヘンジに行ってみたい人は、ロンドンから自力でも行けますけど
バスがこんな具合なので時間を無駄にしやすいですから、オプショナルツアーなどを使ったほうがいいかもしれません。
ソールズベリに戻る。ここでカフェで軽く食事。
そして、ソールズベリ大聖堂に行く。
背の高い尖塔が目印になったので迷わずにたどり着きました。
中に入るとパイプオルガンの綺麗な音が響き渡り、巨大なステンドグラスが目に入りました。
私はクリスチャンではないので、教会とか聖堂に来たら見るものはステンドグラスです。
どこの教会でもたいていすばらしいステンドグラスを見ることが出来ます。
街なかを少し見てまわってから駅へ。ロンドンへ戻ります。
列車でまた約一時間半。
レディングの駅を出たあたりでまた検札があったのですがまたパス見せるだけ。
結局このパス、1日しか使ってないことになってますよ。むー。
実際のところまったく損をしたわけではないのですが、でもなんか払わなくても済んだものを払った気分。
もう、4日分のパスと2日分のパスの差額返してくれってかんじです。
ロンドンに着いて、ちょっといろいろな店を見てまわって、
ちょっと世間の話題についていってみようと思い新聞など買ってみる。
THE TIME が45pでした。
そして夕食を買って早めにホテルに帰る。
もう最終日近いのでほかに買い物なんてする余計な金はない(笑)
しかも明日出発なので荷物を作らなければ。
フロントでチェックアウトタイムを聞くと11:00だとおっしゃる。
ホテルに迎えが来るのは16:00なんだけどなぁ。
まぁ多分荷物くらいチェックアウト後もフロントで預かってくれるでしょう。
荷物作り。
荷物はちょっとだけ増えました。
おみやげと、ミュージカルのパンフレット。
日本から持ってきたガイドブックは翌日もまだ夕方くらいまでロンドンをまわるけどもうスーツケースの中。
この日図ったかのように電池が切れたデジカメもスーツケース行き。
来たときより手荷物は軽くなりますよ。
これで8日目、終了です。
さて、これで丸一日使える日は終わりなわけですが、旅行も最終日が近づいて
この日一番気を遣ったのは手持ちの残金ですね。
余っても足りなくても困るんです。
日本円は持ってきていますが、足りなくなって最終日にまた両替なんて真似はしたくありません。
また来るかわからないイギリスポンドが余っても仕方ないし。
翌日に使う分も考えながら使ったので、ちょうどよく使い切りそうな感じです。
これがユーロだったら余ってもまた来年使えるからいいんですけどね。
イギリスもユーロだったらなぁ。
お金の話ついでに、気になる(?)旅の予算ですが・・・
日本で旅行者に払う飛行機とかホテルなどの手配料は置いといて、持って来る分ですね。
よく「いくらくらい持って行ったらいいの?」って聞かれるんですよ。
そんなのは人によって違うと思うんですけどねー・・・。
おそらくメインで使うのはほとんど外食になるはずの食事代ですが
たとえば私のようなかなりお手軽な食生活の人の場合、朝食が食事代に含まれているとすれば
1食700円くらい×滞在日数×2かな。
ちゃんとおいしいものをレストランで食べたいって人は一食2000円から3000円みてください。
チップもかかりますからね。
そして、食事代のほかには観光で使う入場料や交通費ですね。
まぁこれは行く予定のとこをガイドブックで調べておけばあらかじめ計算できると思います。
値上がりしたりして変わっていることもありますけどだいたいの予測は出来ます。
私のように都市間を移動しようという場合は鉄道の料金もかかりますが
日本の新幹線よりは安いと考えていいです。
以上を考えて計算すればだいたい予算は立てられると思います。
予定外に欲しいもの見つけたときはクレジットカードでも使えばいいんですよ。
あ、会社の人やお友達にお土産買うって人はそれも予算に入れてくださいね。
何しろ一番大きいのは食事代でしょうね。ほぼ毎日が外食になるわけですから。
私みたいにサンドイッチ買ってホテルで食べてる人も居ますけど(笑)
小額の両替は手数料のせいで割高になります。上手く予算を計算してください。
持って行くのが現金がいいかT/Cがいいかは別なページに書いてあるのでそちらをご参照ください。