今日からアメリカ旅行です。
ここ何年かは毎年ヨーロッパ方面へ行っていたので、
旅行記を見ると比較的早い時間の便で出発したというように書いていますが、
今年はアメリカ、飛行機は成田発夜の19時の便です。
国際線のチェックインは通常出発の二時間から二時間半前ですから、
16時半くらいに成田空港に着けば大丈夫です。
成田までは京成線を使うので、地元最寄駅の京成小岩駅で時刻表を調べると、
小岩を14時45分に出る電車に乗れば間に合うらしい。ということで午前中が空きました。
で、日記にも書いていますが、旅行中しばらく遊べないので
旅行出発日の当日にゲーセンに行くなどという暴挙をやらかしました。
なにもこの期に及んでそんな忙しないことしなくてもいいとは思うんですけどまぁやりたかったのだから仕方ない。
でもまず買い忘れがあったので、錦糸町のヨドバシカメラに行って買い物をしてきました。
電池が、カメラの電池は買ったのですけど、昨日夜遅く、時計の電池も切れていることが発覚したので。
荷物を夜中に作るとこういうことになります。
そしてそのあと八幡へ。
お友達とGUITARFREAKSやって遊んできました。
ちょっと遊んでから、お友達に、「暫く和食が食べられませんね。ザ・どんに行きましょう」とか言われて
お昼ご飯をザ・どん(八幡にある丼もの屋)で頂く。
普段からあまり和食にこだわらない人なのでべつに構わないんですが・・・。
そして小岩に戻って買い足したものをしまってスーツケースにベルトをかけ、旅行にGO。
アメリカに渡航する場合ですが、現在セキュリティチェックが厳しくなっていて、
スーツケースには施錠をしないように通達が出ています。
中をチェックされる場合があり、
その際鍵がかかっていると鍵を壊してチェックすることがあるとのことなのです。壊すなよ・・・。
鍵をかけないというのは、中身がなくなるとか以前に
ふたが開いてしまわないかという心配が発生するのですけど、
物騒な世の中ですから仕方ないですね。
スーツケースをころがして京成小岩駅へ向かう。駅までは徒歩10分くらいの距離です。
そして予定の電車に乗って成田まで。
今回はユナイテッド航空という航空会社を使うので、空港は第一ターミナルです。
航空会社ごとにターミナルが違うのです。
電車はすいていて座れたので、ちょっとうとうとしていて、
ふと気付くと次の駅名が表示されるドアの上の電光案内版に
「NEXT Narita Airport Terminal 2」と流れていたのですが、
寝ぼけていたため「Timepiece2」に見えました。(わかる人にはわかると思う)
ところで私は一つ忘れていたのですが、この週末は連休なのですね。
おかげで空港はえらく混雑していました。
空港に着いたのは16:05。
バウチャーを航空券に引き換えるためのカウンターに着いたのは10分後くらいだったのですけど、
それからえらく時間がかかりました。
まずカウンターのある区域に入るためのセキュリティチェック。
アメリカの航空会社利用ということで、スーツケースを開けての中身の確認。
怪しいものは入ってませんったら。
カウンター前はかなり長い列になっていまして、航空券を手にするまでに40分くらいかかりました。
それから、機内預けの荷物をチェックインするまでにまた並ぶ。
クレームタグ(荷物を預けた証明のようなもの)を手にしたときにはすでに17:10くらいになっていました。
荷物を手放せたので両替です。
いつも空港で時間が余るので、両替は空港なのです。
この日のドル買いのレートは1ドル112円くらいでした。
ふと、ブラシを持ってきていないことに気付いたので近くの売店で購入。
ついでに買い忘れたメモ帳を買う。メモ帳は旅行記に書く内容をメモするものです。
買い物が終わったところで出発ゲートへ。
セキュリティチェックを通りますと、
例のごとくカメラとフィルムを入れているX-ray proofのバックがひっかかる。
中身をチェックされてから出国審査へ。
ここもかなり混んでます。
登場ゲートに着く頃にはすでに18:00になっていました。
空港で時間つぶしをしなくて済んだのはこの時期の旅行ではこれが初めてです。
ちょっとだけ余った時間でお友達にメールなど出しているとすぐに搭乗が始まりました。
ここで携帯電話の電源を切って飛行機へ。
飛行機はほとんど満席の状態でした。
この時期はいつもすいていて、横一列使って眠れたりするのですが・・・。
ヨーロッパへの旅行者よりアメリカ方面へ行く人のがおそらく多いのと
連休が近いためだと思います。
UA838便、San Francisco直行便。フライト時間は8時間少々。ヨーロッパへ行くときより短い。
まぁSan Franciscoは西海岸なのでアメリカの中でも比較的日本に近い都市であることもありますが。
機体はB747-400。一列が3席−4席−3席の大型旅客機です。
シートベルト着用のサインが消えてほどなくアメリカ入国のための書類が配られる。
入国カードと税関用のカードです。
入国カードなどの記入に必要なので、機内ではパスポートは出しにくいところには入れないほうがいいです。
私はいつも足元のバッグの中。
そのあと映画の上映が始まり、機内食のサービスも始まったのですが、ここで乱気流に突入。
私は過去難度も海外旅行をしていて、飛行機に乗った回数もけっこうありますが、
私の体験上過去最大最悪に揺れました。
夕食のトレーが、両手でテーブルに押さえつけておかないと
どっかに滑っていってしまうのを防げないくらい揺れました。
(トレーだけ押さえていると自分も揺れるので落としてしまう)
幸か不幸かトレーだけ配って、まだ飲み物を配っていなかったので、
ジュースをひざの上にぶちまけるということにはなりませんでしたが、
直後に客室乗務員にもシートベルト着用指令が出てしまい機内サービス一時中止。
片手でトレーを押さえつつ食事をする羽目になりました。
パンにバターを塗ることも出来やしません。片手じゃ無理。
ここまで揺れて酔わなかったのは我ながら奇跡的です。乗り物酔いしやすい人なので。
旅行記は、この文章量からご想像つくでしょうが、
覚えていることを後から書き連ねているのではなくその場でメモをとっているわけですが、
ここの部分の文章は、あとになって読めるか不安に思いながら書いていました。
実際読むのに苦労しました。
その後多少ゆれは収まって引き続き映画の上映があったのですけど、
最初は見ていたんですがどうやら気付いたら寝ていたらしく、
ふとスクリーンを見るとすでにチャーリーズエンジェル フルスロットルの最後のバトルのシーンでした。
あら、もう一度全部見てもいいと思っていたのに。
San Franciscoについたのは11/21の11:00頃です。
日本を発ったのは19:00くらいだから時間が戻ってますね。
途中で日付変更線を越えたからです。西から東へ越えるときは1日戻します。
入国審査を通って税関に向かおうとしたら係員に呼び止められた。
税関提出用の書類にサインが足りなかったらしい。入国審査官のミスでした。おーい・・・。
数字が書いてないというのですが何を言ってるか意味がわからない。
(何を言われてるのかわからないのではない)
仕方なく戻る。
「すいません、あそこの人に、何か書いてないって言われたんですが。」
「あっ、すいませんでした。」
審査官は私のカードを手にすると、大きく「1」と書いてくれた。・・・何これ?
そしてチェックイン時に預けた荷物をピックアップして到着ロビーへ。
例年ですとここで、手配した旅行会社の現地係員(ホテルまで送ってくれる)を探すところなんですけど
今回はそんなのは居ないのでホテルまでは自力で移動ですから
ロビーを通り抜けてエアポートシャトルの乗り場を探す。
空港からホテルまでは日本でも一緒ですけどいろいろな行き方があります。
公共交通機関(バス、電車、地下鉄など)はもちろんあります。これがおそらく一番安いです。
しかし、大抵はスーツケースなど大荷物を持っているので旅行者にはあまり適さないと思います。
私が探していたのはエアポートシャトルという乗合タクシーのようなものです。
同じ地区のホテルに行く乗客を集めて同じバンに乗せ順次ホテルと回っていくというものです。
タクシーのように個人で使うわけではないので公共の乗り物より高くタクシーより安いというところです。
早くて確実なのはタクシーです。ホテルの前まで直で行ってくれます。一番高くつきます。
さて、エアポートシャトルですが、市内のホテルまでだいたい15ドルくらいでいくんですけど、
これの難点はですね、バンがだいたい満員になるくらいの
同じ方面の乗客が見つかるまで空港内のシャトル乗り場のレーンをぐるぐるすることです。
急いでいる人には合いません。
空港内を2週くらいするうちにバンは8人の乗客が乗り込み、San Francisco市内へと向かいました。
San Franciscoは坂の多い街です。坂といっても緩やかな坂ではありません。
めちゃくちゃ急勾配の坂です。傾斜角度15度以上あります。
そんな坂を車で飛ばされるとある種のジェットコースターにでも乗っている気分になります。
先ほどの震度5並の揺れだった飛行機より酔いそうでした。
ホテルについてチェックイン。ラマダプラザというホテルです。
初の、WEBで予約したホテルのチェックインです。
チェックインの時間は通常3時くらいで、このときまだ12時くらいだったのですけど、
部屋が開いている場合は入れてくれることが多いので聞いてみました。
駄目だったら荷物預けて観光です。
名前を言うと、なぜかちょっと確認に手間取りましたがチェックインできました。よかった。
安いところを探したにもかかわらず、値段から思っていたより豪華な部屋でちょっと焦りました。
あのWEBに出てた価格、合っているのか?
私の長い11月21日はこのときまだ昼だったので部屋に荷物を置いてホテル付近の散策に出ました。
ラッキーなことに、地下鉄の駅はホテルの目の前でした。
駅から近いのは予約をするときに地図を見て知っていましたが、
そんなに細かい地図ではなかったのでここまで目の前だとは思いませんでした。
San Franciscoはバス、地下鉄、ケーブルカーが走っていて、上手く使えれば移動がかなり楽です。
そして、その全てに乗れるパスポートがあるというので、買いに行ってみました。
ユニオンスクエアというところで売っているらしいので、
地下鉄で一駅だったのですけどどんな店がホテルの近くにあるのかも見たかったのでてくてく歩いてみる。
ホテル近くは感覚的には夜歩いても平気そうな感じ。悪くない。
10分くらい歩いて到着したユニオンスクエアで3日用のパスを購入。
連続する3日間使えるというもので15ドル。
どれだけ乗り物を使うか未定なのですが毎回切符を買う手間から解放されます。
ところで、15ドルというのはパスにシールで貼ってありまして、
最近値段が変わったのかなと思いちょっとはがしてみるとしたに10ドルと書いてあった。
値上がり過ぎじゃない?
スターバックス(コーヒーショップ)にて休憩。
スターバックスなんですけど、日本にもありますから行ったことある人はわかると思いますが、
飲み物にサイズがあります。
ホットドリンクは3種類で、日本だとshort、tall、grandeという3サイズ(ラテだけその上があるけど)なんですが、
アメリカのスターバックスではtall、grande、ventiの3種類でした。
日本の一番少ないサイズが無い。
私はtallサイズを買ったのですが、tallサイズそのものは日本のtallサイズと一緒でした。
ただtallが用意されているサイズのうちの中くらいであるか一番小さいものであるかの違いで。
値段はアメリカのが安いかな。
tallのカフェモカが2ドル50セントでした。日本で340円のやつね。
この日は半端に時間がある日だったので、今のうちに頼まれた買い物を済ませてしまおうと、
玩具を扱っている店を探してみました。
お友達からアストロジャックスというものを買ってきて欲しいと頼まれていたのです。
でも玩具を扱っている店はいくつかあったのですが、どこにも置いてませんでした。
おかしいなぁ・・・。
そして、まだまだ時間があったので、早速購入したパスを使ってSan Francisco名物ケーブルカーに乗車。
これは、前に来たときに混みすぎていて乗れなかったので、ぜひとも乗ってみたいものだったのです。
さすがに観光シーズンではないので乗れます。
ユニオンスクエア近くの乗り場から乗って、終点のフィッシャーマンズワーフまで行ってきました。
ケーブルカーは飲み物の持ち込みは駄目みたいです。多分ペットボトルならOKだと思いますが。
コーヒーを手に持ったまま乗ろうとしていた人たちが
「No coffee, please(コーヒーはご遠慮願います)」と言われてました。
ケーブルカーは起伏の激しい坂を走ります。
そもそもこのケーブルカーが運行する前は馬車が頑張って走っていたらしいのですけど、
冬の日凍結した路面で馬がすべって乗っていた乗客ともども坂を転がり落ちるという事故があってから、
ケーブルカーの導入となったらしいです。
坂の起伏がどのくらい激しいかと言うと、
気を抜いていると座っている位置からどんどんよこに滑って隣の人にぶつかるくらい傾きます。
フィッシャーマンズワーフでは海でも見ながら暫く散歩でも、と思っていたんですが、
海岸に着いたら寒くてとてもそんな気にはなれませんでした。風が冷たい。
仕方ないので明日行こうと思っている場所に向かうフェリーの時刻表だけ確認して早々に立ち去りました。
帰りもケーブルカーです。
これが、かなり待ちました。40分くらいかな。
ケーブルカーが来なかったのではなく、乗る人が多すぎて。
治安の状態が把握できていないから暗くならないうちにホテルに戻るつもりだったのに
気付けばあたりはもう真っ暗。
期せずしてライトアップされたゴールデンゲートブリッヂを見ることが出来ました。
この日は一日が大変長くて大変疲れたのと、翌日に朝早くから行きたいとことがあったので早めに寝ました。
日本では考えられない時間での就寝です。
この日の出費、約50ドル。
うち大半が空港からのエアポートシャトル代と乗り物の3日パス。
食事に金かけないのでこんなものでしょう。
余談1
持ってこなくてもよかったのに持ってきてしまったもの。
午前中にゲーセンに行って、そのままの服で行ったものだから、
気付けばポケットにGUITARFREAKSのエントリーカード。つかわねー・・・。
余談2
持ってくるのを忘れたもの。
(腕)時計とブラシ。
うちブラシは空港で気付いて調達した。
時計は家を出てすぐ気付いて取りに帰れたけど、携帯があるからまぁいいかと持ってこなかった。
しかし、携帯では飛行機の中で時間が確認できないことが発覚した。失敗。