Las Vegas1日目。正確には二日目だが到着は昨日の夜だったからね。
Las Vegasのホテルでは、大抵どこもビュッフェスタイルの食事を提供していて
この日は隣のホテルのビュッフェで朝ご飯を頂きました。
隣のホテルといっても遠いです。歩いて15分くらい。
1ブロックしか離れてないんですけど、遠いんです。
朝食ビュッフェはだいたい7ドルから13ドルくらい。場所によって違う。
私が食べたところは7ドルでした。
バイキングなので何でもお好きなものを皿にとってどうぞってスタイルです。
私はあまりたくさん食べるほうではないのでこういうとこで食べても元は取れない人なので
7ドルはちょっと高いかもしれないとは思いました。が、
サラダとか果物とか好きに取れるので、この辺でちゃんと食べておくべきでしょう。
ここのとこ朝食はパンとコーヒーで終了とかでしたし。
サラダとクロワッサンとヨーグルトと・・・いろいろ頂きました。
でも、ここでちょっと食べ過ぎたらしくこの後全然おなかがすかなかったので、
この日1日ほかに何も食べなくて済み、結局朝食代ではなく一日の食費の合計が7ドルでおわって
じゅうぶんに元が取れたなんてのは結果論です。
Las Vegasの観光は、それぞれに特長のあるホテルを見て回るのと、カジノで遊ぶのと
ホテルでやってるショーを見るくらいでしょうか。
グランドキャニオン日帰りツアーなんてのも出ていますが
グランドキャニオンは前に訪れたときにセスナで行ったので今回はそれはなしで。
ホテルといっても、Las Vegasのホテルは一つ一つがテーマパークのようなものなのです。
ホテルの建物の間を縫ってジェットコースターが走っていたり、
エッフェル塔(もどき)に登れたりしますから。
私の持っているガイドブックはかなり古いものだったので
最近出来たばかりのホテルやショッピングセンターなど載っていない場所がたくさんありますから、
まずは旅行者用の情報を提供しているビジターズセンター(観光案内所)というところに行ってみました。
これがけっこう遠かった。
観光案内所ですから普通は観光ポイントの近くにあるのですが、なぜかすごい離れたところにありました。
近くにコンベンションセンターしかないんですよ。
最初間違ってコンベンションセンターのほうに入ってしまい
ビジターズセンターまでたどり着くのにかなりかかってしまいました。
えらい分かりにくい場所にあったんです。
案内所になかなかたどり着けないなんて案内所の役割を果たしてないんじゃ・・・。
そこで地図とガイド冊子を数冊頂きました。
で、観光。まずVENETIANというホテルに行ってみました。
イタリアのヴェニスをイメージしたホテルです。
前に来たときにはなかったところです。前といっても5年以上経ってますが。
ホテルに隣接したショッピングモールには、内部に運河が流れゴンドラが浮いていたりします。
レストランの表記とかもイタリア語の「リストランテ」になってます。
一昨年イタリアに行ったときはあまりにも寒すぎてゴンドラに乗る気にならなかったので
こんなところで乗ってみました(笑)
ゴンドラは4人乗りで、4人より少ない人数だった場合乗合になるのですが
カップル用にプライベート価格とかいうのも設定されていましたよ。
ちょっと高いけど二人きりのがいい人たち向け。
私は結婚20周年で旅行にきているという壮年のご夫婦と一緒に乗りました。
ガイドさんがオーソレミオを謡ってくれましたよ。
ゴンドラ遊覧は15分くらいで12ドルでした。
次はちょっとショッピングモールへ。
フォーラムショップスというショッピングモールへ行きました。
ここは、シーザーズパレスというホテル隣接のショッピングモールで、
古代ローマをイメージした作りになっています。
いたるところに神話の神様の彫刻とか飾ってあります。
シッピングモールということで、頼まれ物を探したんですけど、ここでも買えませんでした。
Sくん、みつからないよー!
そのあと、さらに別なショッピングモールに行ってrain storm(雨嵐)を見ました。
屋内のショッピングモールの特定のエリアに、決まった時間に雨が降るんですよ。
だいたい30分に一回降らせているらしいです。
ショッピングモールやホテルでは、こういった無料のショーをやっているところがあちこちにあります。
見るときにあまり近くにいすぎたのでちょっと濡れてしまいました。
で、またスターバックスネタになるのですけど、休憩に立ち寄ってコーヒーを頼んだんです。
そしたら買ったときにレジで名前を聞かれたんですよ。
注文したのを間違えずに客に渡すためにカップに名前を書いて、注文が出てくるカウンターで、
注文の品を渡す係のねーちゃんが名前を呼んで渡しているみたいなんですよね。
何も考えずに本名の名前のほうを言ったんですけど・・・
私の注文したものの名前をともにねーちゃんが呼んだ名前は「クリスティーンさん!」
・・・誰よそれ?。いや、注文内容と順番的に明らかに私なんだが。
えー・・・何が起きてるかは私の本名をご存知の方は
ちょっとローマ字で綴ってみるとわかると思います。
本名、ローマ字綴りが「Christine」に似てなくもないです。
「Ch」で始まるのは合ってます。あと、sもtもnもiも使ってます。
6文字合ってますね。一致度75%くらい(笑)
ぱっと見はクリスティーンかもしれません。でもクリスティーンじゃないです。(あたりまえだ)
綴りは確かに似てますけど発音が全然違いますんで呼ばれると一瞬認識できません。
読み間違えたら名前を呼んでる意味がないじゃないですかねぇ。
わかりやすく「Rose」って言っておけばよかったよね。
休憩後、Las Vegasの大通りからちょっと離れたところにある
ハードロックホテルまで行ってみました。
え、San Franciscoでも行ったって?気にしないの。
どこのハードロックカフェ行ってもそこの地名が入ったグッズが売ってるから
旅行先ではたいていお土産買いに寄ってるんですよ。
大抵の観光地にはハードロックカフェありますから。ここはホテルだけど。
大通りから地図を見ながらあるはずの場所の方向に向かって歩いていくと
ばかでかいギターのオブジェを掲げたホテルとレストランがありました。
30分歩いた。←馬鹿。バスでも使えばいいのに。
ここで綺麗な灰皿を見つけたのでうちの母に買って帰ることにしました。
うちの母は煙草は前は吸っていましたが今は吸わないんですが、
綺麗な灰皿があると小物をやアクセサリーを置いたりするのに買ってきていたりするので
そのコレクションに加えてもらうことにしましょう。
ほんとはここで遅いお昼でも、という計画だったんですけど(もうかなり夕方だったけど)
前述のように、朝食べ過ぎたらしくまったくおなかすいてなかったのでやめました。
さて、各ホテルで毎日上演されている無料じゃないほうのショーですが、
前回訪れたときはどっかのマジックショーを見たのですが
今回も何か見たいと思っていました。
ショーを楽しむいうのは今回Las Vegasに来た目的といえます。
そこで、お買い物のあと、大通りに戻って、
エクスカリバーというホテルにショーのチケットを買いに行ってみました。
ショーのチケットはそれぞれのホテルのボックスオフィスで買えます。
ショーの情報についてはTokyo Walkerみたいな情報誌がありまして
ホテルの部屋に置いてあるのでそれを見て確認します。
チケットは電話でも買えますが、ボックスオフィスには座席表が用意している場合があり
どこの席が空いているか聞きながら選べる場合があるので直接買いに行ったほうがいいです。
今回は、トーナメントオブキングスというディナーショーのチケット入手を試みてみました。
けっこう人気の高いショーです。夕食込みで49ドル。
翌日の分もほとんど売り切れていたのですけど、そこは一人旅の強みです。
2人とか3人とかだと隣り合った席がもう取れなくても、1人だとまだ入れる場合が多いのです。
このショーも「お一人様なら開いています」という表示がありました。
翌日の8時半の回のチケットが無事買えました。
この日の夜も特に予定は無かったので、
そのまま他のホテルに行って、そこで別のショーのチケットが買えるか聞いてみました。
予定が無いって、ラスベガスに何しに行ったとか言われそうですが
寛ぎに行ったんですよ。時間に追われてあちこち観光して疲れるより
たまにはのんびり過ごすのもいいと思います。贅沢な時間の使い方。
リビエラというホテルで、この日の夜のスプラッシュというダンスショーのチケットが買えました。
これもけっこう人気のあるショーです。
チケットを買うときに、フロントかダークかと聞かれたんですけど、ダークって何さ?
ほらそこ、某ゲームのオプションとか言わないの。
舞台からちょっと離れたところかしら?暗いから?
まぁそんなに近くで見なくてもいいやと思いダークのほうの席にしてみました。
もちろんそっちのが安いですよ。
もう時間も迫っていたので他を見て回るとかできないから
ちょっとそのホテルのカジノで時間を潰しているとショーの時間になったので会場の中に入りました。
カジノ?スロットをちょっとやっただけです。1ドルくらい(笑)
結局今回Las Vegasでカジノで遊んだのはこれっきり。
会場内の、舞台前の普通に映画館の席みたいになってる場所がおそらくフロントと言っているエリアでしょう。
その周りを囲むようにして、レストランのテーブルと椅子、みたいなかんじでテーブルと椅子が並べられていました。
椅子は場所によっては舞台に背を向けた状態に配置されてたりして、
フロント席はショーを見る、ダーク席はショーの音楽とかを楽しむといったかんじでしょうか。
でも私の席は、フロント席のすぐ近くの席でした。
舞台からの距離がたいして変わらないのに安くすんでラッキーだわ。
席は、テーブルにアルファベットと番号がついていて、席にさらに枝番がついています。
私の席はB-14-6という席でした。
まずBのエリアを探して、14のテーブルを探し、6番の椅子につくといったかんじ。
入り口に案内係が立っていまして、「じゅうよん?」とか日本語で言われました。
日本人の観客が多く来るんですかね。
席についてショーが始まるのを待っていると、なにかとなりの席でもめてました。
見ると、テーブルが他のテーブルと入れ違っていました。
だって6席しかない場所なのに9と10があるんですよ。明らかに間違い。
日本人と中国人で、みんなまともに英語を喋れていなかったので意思の疎通が図れていなかったらしい。
どうみてもテーブルの置き間違いだよ。他のエリアのテーブルと間違っているんですって。
うるさいから適当に座ってくれ(笑)
やがて時間になり、上演中の写真撮影禁止のアナウンスが英語、日本語、中国語で流れる。
やはり日本人は多いに違いない。
スプラッシュはダンスショーです。
で、始まってみたら・・・トップレスショーだったりしました(笑)
そりゃー宣伝に18歳以下禁止とか書いてあるわけだわな(←観る前に気付け)
音楽と衣装と舞台を次々と変えながら、1時間40分くらいいろいろ魅せてくれました。
舞台が変わるときには幕を下ろしてうらで舞台を作っていますが
たいていそういうときは中継ぎでほかの人のパフォーマンスが入ります。
このときも陽気なアメリカンのおっちゃんが観客席の一番前のにーさんを巻き込んで
なにかパフォーマンスをしていました。
たまたまその人は日本人で、名前を聞かれて「じゅんや」さんと名乗っていたのですが
アメリカンのおっちゃんに「でもここではジョニーだ」などと勝手にジョニーにされていました。
パフォーマンスの間中ずっとジョニー呼ばわりです。「ジ」しか合ってないじゃん。
ショーはダンスがメインだったんですが、ときどきアイススケートをやったりフラフープをやったり。
最後はマウンテンバイクのアクロバット走行もやってくれました。舞台狭いのに。
ちょっと排気ガスが・・・いや、なんでもないです。
けっこう楽しめましたよ。
帰りはもう真っ暗だったりしたので、ストリップトロリーを使いました。
Las Vegasの交通機関について書いてませんでしたが、
Las VegasはLas Vegas通りという通称ストリップと呼ばれている目抜き通りに
ほとんどすべてのホテル、ショッピングセンターが位置しています。
普通の市バスがこのストリップを南北に運行しています。
市バスのほかにストリップトロリーというのもあります。
これは、各ホテルを順番にぐるぐる回っています。
市バスが2ドル、ストリップトロリーが1ドル75セントです。
市バスは停留所に停まるわけですから、そこからホテルまでは歩くことになります。
各ホテルの目の前に停留所があるわけではないですから
場所によってはバスを降りてたくさんあるくことになります。
ストリップトロリーはホテルのエントランスまで行くので、降りてたくさん歩くことも迷うこともないですが
それぞれのホテルでいちいちエントランスまで入っていくので時間がかかります。
トロリーは15分間隔で運行しています。市バスはわかりません。
トロリーの一番の問題は、停留所がわかりにくいところです。
バス停ならすぐわかりますが、トロリーの停留所は、
ホテルの奥まったところにエントランスがあってそこに停留所があったりするともうわかりません。
リビエラホテルでも見つからなくてホテルの人に聞いてしまいました。
そして、トロリーに乗って自分の泊まってるホテルに戻り、さっさと寝る。
この日は歩き回ったのでたいへん疲れました。
ホテルとショッピングセンターにしか行ってない?ここではそんなもんですよ。