United States of America


11月26日 Las Vegas

Las Vegas二日目です。
なぜか目が覚めたら4時くらいだった。早く寝すぎたせいでしょう。
ここ何日かは歩き回って疲れたりしていたので7時間くらい寝てたんですけど
旅行も慣れてきて、睡眠時間が短くても身体がついてくるようになったらしいです。
日本では睡眠時間5時間程度ですから。

変な時間に目が覚めたといっても時差ぼけではないです。
旅行で時差ぼけになったことはありません。
時差のあるところに移動するときは、
移動中から移動先の時間に合わせて寝る時間とかを変えてしまえば
時差ぼけにはならないです。

昨日はうろうろ歩き回って疲れたので、この日はストリップトロリーに乗って
泊まっているホテルからかなり離れた場所まで行ったのですけど
ストリップトロリーは長距離を移動するには適さない乗り物だと言うことがわかりました。
昨日はホテル二箇所くらいにしか寄らなかったんで気付かなかったんですけど
もう時間がかかるかかる。
それに、各ホテルの敷地内に入っていく際、道が凄いことになっているときがありまして
やたら揺れて酔いました。
敷地内はむやみにスピードを出せないように、わざと車道に段差をつけているとこが多々あったり
教習所内のようなS字カーブになってるとこがあったり。
もういいです。市バスを使います・・・。

結局1時間弱かかってエクスカリバーというホテルまで。
通りの端から端まで移動したようなものなので妥当な時間かと。
市バスでもたぶん40分弱はかかる距離。
ここのホテル内でやっていたフリーのショーを見ました。
特設のステージのようなとこで、女性がアイリッシュドラムとマンダリンを演奏していました。
でもすぐ後ろにDDRがあったりしてそのデモ音がちょいとうるさかったです(笑)
席はだいたい50人が座れるくらいのスペースなので
観客に合いの手の拍手を要求したりする、観客参加型のショーで
タダで見られるものとしてはわりと楽しかったです。
ここでは30分に一回、出演者と内容を変えてこのようなショーが繰り返されています。

ショーを見た後、通りの斜め向かいにあったMGM グランドに行きました。
映画の会社MGMの経営するホテルです。
といってもMGMがどんな映画を作ったかとっさに思い出せないんですけど。
ユニバーサル映画ならバックドラフトとかターミネーターとかすぐ思い出せるのだが・・・。

MGMグランドのイメージキャラクター(?)はライオンです。
カジノのあるフロアの一角に人が集まっていたので行ってみると
ガラス張りのスペースの中にほんもののライオンが2頭ばかり居ました。
近くに居たおねーさんが
 $20で一緒に写真が撮れますよ。滅多にない機会です。
なんて言ってました。
動物園の中じゃなくホテルの中でなんて、そりゃそんな機会は滅多になかろう。

MGMを出てしばらく通りを歩いていると、M&M WORLDという建物がありました。
M&M チョコレートって知ってますか?
日本でも売ってますがちいさいまるいチョコレートなんですけど
ここはそのM&Mの専門店でした。
チョコレートを売っているのはもちろんのこと、キャラクターグッズも販売していました。
M&Mのまるいやつらのぬいぐるみや、プリントされたTシャツ、
マウスパッド、ペン、時計などなんでもありでした。
チョコレートも量り売りしていました。
いろんな色のM&Mチョコレートが並んでいました。

コカコーラの専門店にも行ってきました。
スプライトのロゴの入ったTシャツとか売っていましたよ。
あまり着る気にならないような気がします。
そんなん着てたらコカコーラのキャンペーンスタッフみたいですよね(笑)
でかいしろくまのぬいぐるみも売っていましたよ。

ここで一度、自分が泊まっているホテルに戻りました。
泊まっているホテルは、超高層タワーを売り物にしているホテルで
宿泊客はタワー入場料が少々割引になるということで
せっかくなのでそのタワーにのぼってきたんですよ。
タワーの入場料は9ドルですが6ドルで入れました。
ストラトスフィアタワーの上から360度Las Vegasを見渡すことが出来ます。
あ、この発音しにくいストラトスフィアというのは「成層圏」という意味です。

ラスベガスは周りが山だったり砂漠だったりのような土地の一部分にあるオアシスのような街なので
ネオンが煌く街のバックに山脈が見えたりしてなかなか綺麗な景色が見られました。
塔の上に着いて少しすると、ちょうど陽が沈むところでした。
写真撮ったんですけど夕陽なんてのはなかなか難しいですね。
あとで写真もアップしますが、実際見たほうが数倍綺麗です。

タワーを降りてロビーについて、ふとエアポーターの予約をしないといけないのを思い出す。
翌日ワシントンに出発なのです。
エアポーターの会社に電話をかけ、飛行機の時間を言うと
「では5:30に迎えに行きます。」
なんておっしゃる。
5:30?ってことは4:30起きだわ。早い。
飛行機が8:25なので仕方ない。
それでいいですというと、「すべて完了です。では。」なんて言われて即電話切られました。
あれ?私、名乗ってないですよ?(笑)
前のときは名前とホテルのルームナンバー聞かれたんですけど。適当だなぁ。

そのあと部屋にカメラ置いて、もういちど出かける。
エクスカリバーホテルに行って前の日にチケットを買った、「Tournament of Kings」というショーを見ました。
ショーによってドリンクが込みだったり食事込みだったりしますが、
これはディナーショーで、食事をしながらショーを楽しむというものでした。
会場は前日のダンスの舞台とは全然ちがって、中央に闘技スペース、
その周りを囲むようにして席が設けられていました。
舞台と言うより、スポーツのスタジアムのようです。

席は国の名前でエリアに分かれていましたので自分の席を探しました。
手元のチケットを見るとフランスと書いてありましたのでフランスを探します。
フランスのエリアは入り口から一番遠いとこでした。
観客はそれぞれのエリアに分かれて座り、自分の国の騎士を応援するのでしょう。
自分の席を探すと、最前列でしたよ。
今回席の場所の運が良すぎです。

ショーが始まるまでは、隣に座った面白いおっちゃんと暫くお話をしていました。
おっちゃんは12年前に一度このショーを見たことがあるとか。
しばらくお話をしていると、ショーが始まりました。
同時に徐々に食事が配られていきます。
おや?スプーンとかないの?と思ったら
隣のおっちゃんが、「ないよ。」と教えてくれました。
手で食べるものらしいですよ。

はじめのスープは別にスプーン無くてもよかったんですけど
チキンはちょっとナイフとか欲しかったかも。脂で滑る・・・。
私がチキンと悪戦苦闘している間、我らがフランスも順調にトーナメントを勝ち進んでいました。
各国の王たちが戦うトーナメントの途中、
悪役登場で何故かドラゴンまで出てきたりして、なかなか面白かったです。
おにーさんたちもみなさんカッコよかったです。
前日のダンスショーよりは、会話が入る分英語がわからないとちょっと辛いかもしれないですけど
それでも視覚的に十分楽しめますし、見てれば言葉はわからなくても大体わかるので
もしラスベガスに行って時間があるようでしたら是非どうぞ。
前日のスプラッシュとどちらが気に入ったかと言えば私はこちらのほうが気に入りました。
こちらのほうが安かったんですけどね(笑)

10:00くらいにショーが終わりそのままホテルへ戻る。
翌日は早起きなので、さっさと寝ました。

余談1
Las Vegasでクレジットカードで払おうとすると
かならず写真入のIDを要求されます。
なんでだかわかりません。
San Franciscoではそんなことはありませんでした。
クレジットで支払う予定の人は、パスポートは出しやすいところに持っていたほうがいいと思います。
しまいこんでおくとかなり面倒です。

余談2
泊まったホテルにゲームセンターがあったと書きましたが、
結局見て回ったホテルにはどこでもありました。
こんな、ホテルの入り口にすぐカジノ、みたいな街になんでゲーセン?と思っていたのですが
カジノって未成年禁止だったのでした。
子供のためのゲームスペースなのかもしれません。
ちなみにゲームセンターは「ARCADE」と表示されていました。

余談3
San Franciscoのところで映画について紹介したのでここでも2つほど。
Las Vegas舞台の映画で私が一番好きな映画は「レインマン」です。
ダスティン・ホフマンとトム・クルーズが出ています。
二人の移動する途中立ち寄る先としてLas Vegasのシーザーズパレスホテルが登場します。
記憶力抜群の設定のダスティンホフマンがカードの順番を全部覚えてしまい
カジノで荒稼ぎをしていました。
あともう1つ「リービングラスベガス」というのもお勧めできる映画です。
こちらはニコラス・ケイジ出演です。
死を望んで、最期を過ごす街にラスベガスを選んだ男の話。
どちらもなかなか見ごたえのあるドラマ映画ですよ。


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