Washington D.C.一日目。あめ。
アメリカに行って初めて雨に降られました。
ここまでえらく天気に恵まれていたのですが・・・。
この日は市内観光のツアーに入るつもりだったのですが
前日の旅行記にもあるように、前日に予約が取れなかったので
自力で観光です。
まずはVisitors center(観光案内所)へ。
建物自体はすぐにわかったのですが、建物に入るのにセキュリティチェックとID提示。
そしてこれはWashington D.C.に居る間中繰り返されるのだ。
警戒厳重也。
Visitors Centerで地図と博物館の案内を入手。
そしてホワイトハウスへ向かいました。
ホワイトハウスは、前は中を見学できたのですが、今は出来ないとガイドブックに書いてありました。
でもなぜか中に入る人の列があったのでそのへんの係員っぽい人に聞いてみると、
アメリカの学生か、軍関係者か、あらかじめ大使館で予約をした人のみ中に入れるそうで。
無理言うな。
仕方ないのでその係員だか警備員だかに教えてもらった、
ホワイトハウス近くのホワイトハウスビジターズセンターに行く。
ホワイトハウスの内部を案内するパネルやビデオを流しているホワイトハウス案内所といったとこです。
ちょっとパンフレットもらったり展示物の案内をみたりして少し過ごす。
そしてここで、公衆電話を発見したので、その辺の道でかけるより安全だ!と思い
ここから明日の市内観光の予約電話をかける。
ツアーは、オールアバウトタウン社というところがやっているツアーで、
ホテルまでのピックアップサービス(出迎え)もやっているらしい。
7:05にピックアップしますとか言われた。早い。
また6:00起きかよ。
日本では8時起床の人なんですが、旅行中は早起きさんです。
ホワイトハウスビジターズセンターを後にして
ペンシルバニア通りを歩く。
映画やドラマでおなじみのFBI本部の建物がありました。
ここもかつて内部見学ツアーがあったらしいのですが現在休止中。
残念。
仕方ないので外観だけ写真に収める。ちぇ。
そして、スミソニアン教会所属の航空宇宙博物館へ。
年末にエノラゲイを完全復旧して展示し物議を醸し出していた博物館の本館です。
ここは、入館時のセキュリティチェックはもちろんのこと、
食べ物飲み物持ち込み禁止。厳しい。
広い館内には、こと飛行に関するものすべてが展示してあります。
初期の飛行機から宇宙ロケットまで時代を追って飾られています。
飛行機や宇宙科学に興味のある人なら一日居ても飽きないかと。
まず入り口を入ってすぐに月の石。
アポロ17号が持ち帰った玄武岩ですって。
触れるようになっています。触ってみたら思ったよりさらさらしてた。
ほんとに入り口すぐのとこなのでそのまま通り過ぎそうです。
ほかにも、ダグラス旅客機や、アポロ11号のコロンビアやら
航空宇宙科学関連のものが盛沢山。
零戦も飾ってありましたよ。
けっこう長い時間居たのですけど、いろいろ観られて楽しかったです。
航空科学博物館をあとに、次は、国際スパイ博物館というとこに行ってみました。
入り口の係員のにーちゃん曰く、
「明日の券が欲しいの?明後日の券?」
あの・・・?今日のは?
ここはスミソニアン博物館の中では珍しく入場料を取るとこなんですが
一日の入場人数に制限があるらしく、すでに当日のチケットは売り切れでした。
航空科学博物館より先に来なきゃいけなかったんだな。失敗。
やはり無計画はいかん。
ギフトショップは入れるということで、仕方ないのでギフトショップだけ見てきました。
口紅の形をしたペンとか、ライターの形をしたドライバーとかいろいろ変わったものが置いてました。
特に何も買わずに、ショップを出てから地下鉄に乗ってみる。
初乗りは$1.20。
自動改札に切符通して電車に乗る。
金曜日の夕方だったのですが、かなり混んでいました。
二駅乗って、ユニオンステーションという駅へ。
ここはアムトラック(長距離電車)の発着場所にもなっているかなり大きな駅です。
ショッピングモールもあります。
でも観光地の中心駅だというのに、みやげものを売っている店があまりありませんでした。
普通に宝石店とか普通にブティックばっかり。
会社にもってくお土産をまだ買っていなかったのですが、ラスベガスで買わなかったのを後悔しましたね。
ユニオン駅に来たのは、ユニオン駅のすぐ近くの国立郵便博物館へ行くため。
ここもスミソニアン所属の博物館です。
切手、手紙、郵便の歴史が展示してあります。
日本の古い切手もありましたよ。
日本人の私すらみたこともないような古いヤツが(笑)
郵便の歴史と言うことでポストも古いものから最近のものまで展示してあったのですが
なぜか日本の赤いポストまでありました。
ホテルに帰るために地下鉄の駅に向かう。
券売機の近くで60セントくれとかいう変なおっちゃんに絡まれるも、無視して切符を買って電車に乗る。
なんで知らない他人様の切符代補助してやらにゃいかんのだ。
ホテルに一番近い駅で降りて外に出たらなんと雨が土砂降り。
考えてもいなかったことに、靴がぬれた。
旅行で着替えは持ってきてるけど、靴の替えなんて持ってない。
仕方ないのでホテルの部屋に戻ってから靴にドライヤーをあてて乾かすことに。
何してるの私・・・。
夜、フロントに電話を入れる。
エアポーターの予約頼んでしまおうかと思いまして。
そしたら40ドルかかるとかおっしゃる。
来たとき22ドルでしたよ?
埒が明かないので説明を求めにフロントへ。
コンシュルジュ曰く、私の飛行機の時間を考えると3時にはホテルを出なければならず
時間が早すぎるので少々高いらしい。
私が来たときに使ったシャトルは24H営業ってかいてありますが?
とチラシを見せると、そのシャトルの会社は信用できないなんて言い出す始末。
なんでも、前回ここのホテルの泊り客がそのシャトルを予約したときは
ついに迎えに来なかったとか。
まぁ確かにその会社のバンはホテルに来るときも途中で給油などというありえんことしてくれたり
乗客に住所を紙に書かせたりと不安たっぷりではありましたが。
(普通空港送迎のバンの運転手なら市内のホテルの場所は把握してるから住所書かせるなんてありえないでしょう)
コンシュルジュが予約を取ろうとしていた会社は、乗り合いのシャトルではないらしい。
つまり、あっちこっち寄って客をピックアップするわけではないので
その分時間はかなり正確かつ早いのを期待できるってこと。
こんなところで危険な博打を打ってもしかたないので、結局そっちの会社に予約を入れてもらうことにしました。
今回乗るのは国際便なので乗り損なったら日本に帰れませんから。
さて、余った夜の時間は、友人にポストカード書いてました。
ポストカードは最初に行った博物館の近くで4枚1ドルで買いました。
他の都市より高かった。
というより、ポストカード自体あまり売ってなかった。
ここはいちおう観光地なはずなのだが、やはり一番の都市の存在意義は政治の中心として機能することなのだろう。
翌日は市内観光です。
今回の旅行初のガイド付の観光。
そして、アメリカ滞在も残すところあと1日です。
けっこう早い。