イタリアのプロサッカーリーグはセリエAを頂点にセリエB、セリエC1、C2と階層が分かれている。(日本の場合はJ1、J2、その下にJFLがある) C1は北部、南部の二つのリーグに分かれており、C2は北部、中部、南部の三つのリーグに分かれている。チームの昇降格はセリエA、B間ではシーズン毎に無条件で入れ替わることになっている。 セリエA(18チーム) 4チーム昇格↑ ↓4チーム降格 セリエB(20チーム) 4チーム昇格↑ ↓4チーム降格 セリエC1(36チーム) 4チーム昇格↑ ↓4チーム降格 セリエC2(52チーム) |
全18チームがそれぞれ総当りでホームアンドアウェイを2回行い、全35試合で優勝を争う。勝ち点は勝ちが3、引き分けが1、負けは0となっている。 日本のように延長戦はない。したがってVゴールもない。そうなると引き分け狙いの消極的な試合ばかりになるのではと思うかもしれないが、意外とそうではない。なにせ下位4チームもセリエBに落ちてしまうため、1試合でも多く勝利し、勝ち点3を狙いに行かなくてはならないからである。監督も選手も必死なのである。 シーズン終了後、勝ち点が多い順に順位が決定。勝ち点が並び、優勝やカップ戦の出場権などで必要が生じた場合、ホームアンドアウェイの順位決定戦を行う。 |
ボスマン判決以来、セリエAではEU及びEFTA加盟国の国籍を持つ選手は無制限に登録が可能。それ以外の国籍の選手は登録が5人までで、ベンチ入りは3人までが許されている。 EFTA加盟国とはヨーロッパ自由貿易連合のことで、アイスランド、リヒテンシュタイン、ノルウェー、スイスが該当国にあたる。 |
90−91 サンプドリア 91−92 ミラン 92−93 ミラン 93−94 ミラン 94−95 ユヴェントス 95−96 ミラン 96−97 ユヴェントス 97−98 ユヴェントス 98−99 ミラン 99−00 ラツィオ 00−01 ローマ 01-02 ユヴェントス ここ十年では圧倒的にミランとユヴェントスが強い。 99−00シーズン久しぶりにミラン、ユーヴェ以外のラツィオが優勝。 そして00-01シーズンはローマとローマ勢復活の予感。 |
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