THE RENAXIS V 1999
7月16日後楽園ホール大会
メインイベント第7試合ミドル級3R
○桜井 速人(1R 一本 腕ひしぎ十字固め)
ブラッド・エアズ(AUS修斗)●
| マッハがやってくれましたよ。37秒の秒殺を。相変わらず、見せる男だ! マッハは本当に凄い!テイクダウンをしたと思ったら、いつのまにかマウントになっていた。しかも、「スゲー!」と思う間もなく、すぐにマウントから腕を取りにいっていた。「えっ、あせることないのに、もっとじっくり攻めればいいのに」とか思っているうちに腕十字が極っていた。 なんだろう、とにかく凄かったというふうにしか言えない。本当にあっという間だった。 会場は大盛り上がりだった。最高だった。 今、マッハに勝てる奴はいるのだろうか?うーん、見当たらないなあ・・・、桜庭(笑)? とにかく今後もこの男から目を離せそうもない。いや、離しちゃだめだ! |
| ラリパパはさすが修斗ライト・ヘビー級ランキング3位という所を見せてくれた。 彼の随所に光る押さえ込みの嵐は目を見張るものがあった。上四方、横四方とやりたい放題だった。しかも、巧いうえにいやらしいから、これまた大変である。例えば、踵で相手の足の甲を踏みつけたりと、かなり痛そうだった。 佐々木は何も出来なかった。相手が悪すぎたとしか言えない。結構期待してたんだけどなあ。 下北から出直しか?次は頑張ってほしいと思う。彼はすごい素質があると思うし、人気もあった。 |
| クワタクの試合は熱かった。最近は名勝負製造機である。彼は小柄ながら物凄いガッツがあった。 クワタクの打撃は巧いと思った(特に右ハイキック)、間合いの取り方がいいからか?そして決めはバックマウントからのパンチの嵐でTKOである。しかし、相手のジョン・ポーンもかなりできるやつで、次回からの参戦が楽しみな逸材である。 どうでも良いけど、クワタクと小方審判とのからみはメチャクチャ面白かった。クワタクがダウン中の相手の顔面を蹴りそうになったときの肩を組みながらの注意や(小方さんがでかいから、身長差がかなりある)、試合後のクワタクのマッスルパフォーマンスに「もう、いいかげんにしろよ」みたいに帰るのをうながしたりと、名コンビ誕生を思わせた。あのボディビルのパフォーマンスに会場は大爆笑だった。 |
| 他にも、いい試合がたくさんあった。修斗では珍しいヘビー級の試合はやっぱり迫力があった。早くヘビー級の選手を揃えてランキングを整備し、エンセンとの試合を組んでほしいと思う。今のままでは、エンセンはプライドのリングに上がらなければ試合が出来ないので、それがとても残念である。 ザ・ばばんばはキャラがたってた。修斗で虚無僧の格好をして登場っていうのも凄い。一緒に写真も取らせていただいた。次の試合は一本勝利を期待したい。 また会場にはいろんな人がいた。カーロス・ニュートンがいてサインをしてもらったが、彼は日付を7.17と間違えて書いていた。かなりレアもののサインに仕上がってしまった(笑)。 エンセンもこころよく写真を取らせてくれた、一応、「次はケアーとやるんですか」と聞いてみたところ「やりますよー」と言っていた。楽しみで仕方ない。プライドファンの方に修斗の心意気というものをとくと見せつけてほしい。 他には、格コロでおなじみの須藤元気とか、レスリングの山本姉妹(お姉さんは思ったより小さかった。聖子はでかくて、強そうだった。)一番驚いたのは極真のフランシスコ・フィリオとペタス兄さんが見に来てたことだ。フィリオの人気はやはり凄く、大変そうだった。 とにかく、この後楽園大会大満足でした。修斗最高っス。 |
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