3月2日後楽園ホール大会

試合結果と観戦記

ライト級 5分2R
○KID（PUREBRED大宮）【判定3-0】塩沢正人(和術慧舟會)●

注目の第一試合、KID選手声援が多い。応援に浜口京子も来てた。となりは浜口おかんかな？ドスの利いた声で声援をかけておりました(笑)。それにしてもKID選手の肉体は凄い。逆三角というか逆台形だった。

序盤は意外と落ち着いた展開で塩沢選手は良いローを繰り出す。KID選手はテイクダウン狙い。倒した後塩沢選手の寝技を警戒したのか入っていかず、猪木アリ。

2Rも同じような展開だったのだが、最後の30秒が激熱のぶん殴りあい！！なんだこりゃあ！あの熱い気持ちが1R始めから出るようだと修斗を背負う逸材になる可能性アリ。

70.0kg契約 5分2R
△竹内幸司（シューティングジム横浜）【ドロー判定1-0】門脇英基（和術慧舟會）△

組んで膝の打ち合い。門脇選手は得意の寝技に持ち込みたいのだが、竹内選手はそうさせない。門脇選手の下からの足技とかはホント上手いなと思った。細かいテクニック満載の試合でしたね。

ドロー！

ミドル級 5分3R
○中尾受太郎（シューティングジム大阪）【3R 3:09 首絞め？】トーマス・デニー（チーム・ワイルドマン・VT）●

デニー！！

やっぱり受太郎さんには通用せず。最初のデビューがクラスAっていうのが間違いだったのか。チャド・サンダースみたいにクラスBからデビューすべきだったかも。まあ、彼のキャラは個人的に大好きなんですけどね。

受太郎選手、カウンターの打撃がうまかったなぁ。でもポジショニングで圧倒しているのにちょっと消極的だったように見えました。まあ一つ一つ詰めていっているんでしょうが。最後はマウントから首を絞めて一本。

60.0kg契約 5分3R
○大石真丈（K'zFACTORY）【2R 2:48 スリーパー】太田吉信（四王塾）●

前回、その寝技の強さをまざまざと見せ付けてくれたヂャッカル師匠。今日は太田選手との対戦。早速組み付いて押し込んでいき、テイクダウンを奪う。ううむ、やっぱり上手いぞ。

太田選手、1R最後の十字を何とかしのいだものの、2Rにヂャッカル師匠特有のねちっこい寝技の前に沈む。ライトから落としてきた大石選手の猛威。誰が止めるの？これで巽選手が落としてきたら天下取るかも？どうするマモル？

ウェルター級 5分3R
○ライアン・ボウ（無所属）【判定 3-0】八隅公平（パレストラTOKYO）●

カード的には今日一番の好カードか？久々のヤスミン、楽しみである。

ヤスミンはやっぱり相当強い。ブランクをものともせず怪物ライアンと渡りあう。しかしライアンは上をキープし判定勝利。次は希望どおり三島戦だと面白いでしょうね。そういえばこのカードは1年位前に組まれそうだったんだけどね。

あと1月の試合の後にも書いたんだけどこの二人がランキング8位、9位ですよ。もうあきれちゃいますよねぇ(笑)。

ミドル級 5分3R
●加藤鉄史（PUREBRED大宮）【判定0-3】アンデウソン・シウバ（シュート・ボクセ）○

シウバはとにかくでかく、手足も異常なほど長い。一見するとミドルの体じゃないのにな。そして戦い方もその長いリーチを生かしたカウンターパンチやジャブを繰り出すもの。カト鉄が中に入れず、じりじりとコーナーに追い詰められる。こんなの始めて見た。

シウバの超速ジャブがカト鉄の顔面を捉え始め、赤くなってくる。「あら？展開的には結構まずそうだな」と思っているともっとドつぼにはまり始め、ますます顔は腫れてくる。セコンドからは「諦めるな！！」との激。非常にまずい。何とかかいくぐり、組み付いても苦しそうな表情を見せる。

結果は3-0で判定負け。せっかく落ちたランクを徐々に戻したのに。でもシウバはかなりの強者。マッハとかだったらどうやって攻めるのかな？あのリーチの長さはマッハにとってもかなり脅威なはず。また面白い選手がランキングに入ってきたな。

60.0kg契約 5分3R
○マモル（シューティングジム横浜）【1R 3:57 腕十字】ジルド・リマ（シュート・ボクセ）●

修斗フェザー級王者としての初の試合はなんとしても負けられない。相手はアンデウソン・シウバと同じシュート・ボクセのジルド・リマ。

ジルド・リマ選手はさすがはシュート・ボクセ所属なだけにかなり切れたローを放つ。前の試合が脳裏によぎる。頑張れマモル。

しかしさすがは修斗の最高傑作と言われるだけあってマモルは落ち着いて対処。そしてタックル！異常な速さだ。あんなに綺麗で速いタックルはなかなか見れない（絶賛）。リマもギロチンなどで対抗するがマモルは一枚上手だった。これまた高速十字で見事な一本勝ち！

マモル、サステインの社員になってから練習に専念出来るようになったのか分からないけど、12月の時点のマモルより圧倒的に強くなってた。これは心強いですね。大石戦、巽戦希望。やはり最大の敵は日本人でしょう。

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