福岡県福岡市中央区舞鶴公園の万葉歌碑
福岡県福岡市中央区舞鶴公園の万葉歌碑を訪ねてきました(2011/7)。舞鶴公園は、福岡城址周辺の公園で、桜の名所ですが、四季を通じて花を楽しめる公園のようです。また、スポーツ施設も多数あります。福岡城は江戸時代初め、黒田長政が造った城で、舞鶴城ともいわれます。
なお、ここには、上代から外交使節のために建設された「鴻臚館」(当時は、筑紫の館)がありました。現在は、跡地に展示館が公開されています。
さて、歌碑は下の写真です。
今よりは 秋(あき)づきぬらし あしひきの 山松蔭(やままつかげ)に ひぐらし鳴きぬ (巻15-3655) ← 歌をクリックすると注釈へジャンプします。
(作者) 未詳。
(大意) これからはすっかり秋になるらしい。あしひきの山の松蔭にひぐらしが鳴いた。
下の写真は、歌碑の説明板です。
所在地
福岡県福岡市中央区城内1 舞鶴公園。旧平和台球場と平和台競技場の間にあります。(→ 地図のマークのところです)
行き方
地下鉄空港線赤坂駅から西へ600m程です。