「万葉歌碑巡り」のトップページへ戻る

八王子市鑓水の万葉歌碑

万葉時代に多摩の横山と呼ばれた丘陵地帯にある、八王子市の鑓水の万葉歌碑を訪れてきました(2010/3)。老人ホーム多摩養育園の敷地の中にあります。傾斜地になっており、建物の間を縫って上っていくと、下の写真のような歌碑があります。上部に動物のいる変わった形の歌碑です。施設の方は、鹿といっていました。おそらく、歌の中の「しし」の代表として、鹿の像を乗せたのでしょう。

別名

所在地

八王子市鑓水428

妹(いも)をこそ あひ見に来(こ)しが 眉引(まよびき)の 横山辺(へ)ろの 鹿猪(しし)なす思(おも)へる (巻14-3531) ← 歌をクリックすると注釈へジャンプします。

(大意) あの子に逢いたくて来たのに、それを家の人は私のことをあたかも横山あたりの鹿か猪のように思っているとは。

行き方

最寄り駅はJR横浜線みなみ野駅のようですが、そこから1.5kmほどあります。途中坂道もあり、私は歩いて20分以上かかりました。なお、JR八王子駅又は橋本駅からバスがあるようです。

国道16号線の御殿峠の交差点のすぐ北側で、東京工科大学のキャンパスの東側です。老人ホーム多摩養育園の中の、下の地図のマークの辺りです。