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香川県香南町冠纓神社の万葉歌碑

香川県冠纓神社(かんえいじんじゃ)にある万葉歌碑を見て来ました(2013/2)。下の写真です。

香川県香南町冠纓神社

大君(おほきみ)の 遠(とほ)の朝廷(みかど)と 思へれど 日(け)長くしあれば 恋ひにけるかも(巻15-3668) ← 歌をクリックすると注釈へジャンプします。

(作者) 阿倍継麿(遣新羅大使)。

(大意) ここ(太宰府)は、遠いけれども天皇の朝廷だとは思っているのだが、日数が長くなると都が恋しくなるなあ。

 

冠纓神社には、万葉集の写本「天治本」が保存されています。これは、1981年に発見されたもので、平安時代後期の写本であることがわかり重要文化財に指定されました。この歌碑は、天治本に因んで2002年に建立されたことが、下のニつの碑陰からわかります。又、彫られている歌はそのとき発見された巻15の巻頭の首です。

香川県香南町冠纓神社

 

香川県香南町冠纓神社

所在地

高松市香南町由佐字三原1413 冠纓神社の境内です。下の地図のマークのところにあります。


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