フランス国鉄SNCFにという購入制度が出来たと知ったのは比較的最近のこと。限られた路線しか買えない、変更不可、キャンセル不可等制約はあるけれどとにかく安い!何よりSNCFホームページから申し込みが出来て、しかも自宅でプリントアウトしたものが切符として通用する。ということはド・ゴール空港到着後、ヘロヘロの状態で切符を買うため長蛇の列に並ばなくて済む。これは便利これを利用しない手はないと早速申し込みました。おかげで今年は国鉄駅に寄らず、とっととホテルにチェックイン。
途中でバゲットを買ってパリ・リヨン駅そばのHotel du Midiへ直行。エレベーター無しだというのに部屋は最上階でした(涙)



ともかく翌朝パリ・リヨン駅から出発であります。
さすが長距離路線ともなると大きな荷物を抱えた乗客がいっぱい
出発前、駅の売店で流れていたBGMはマリルーでした。
TGVDuplexの席は2階、リヨン・ペラーシュ駅まで約2時間の旅程です。

        




リヨンの中心地ベルクール広場
丘の上に見えるのはフルヴィエール大聖堂
メトロの切符で入場できるケーブルカーで登る。徒歩でも可能だが坂や階段が結構きついぞ。

この日、メトロ乗り場で同県人のH女史と出会う。翌日の市内観光を一緒に回ることにした。


とにかく観光の最初はフルヴィエールの丘から攻めるのだ。これが件のケーブルカー、最前列の席を陣取った。

リヨンのメトロはパリのより綺麗。乗りやすいのだが、切符を買うのにカードか小銭でなければならない。お札が使える日本の自動発券機が恋しい。



こちらフルヴィエール大聖堂の正面。この日は天気良好で白い壁がまぶしい。
尖塔に登りたかったのだが、あいにく土日のみらしく叶わず。
こういう作りの入り口って珍しいのかな、
あんまり見たことない。柱が4本ドアひとつ。入り口はたいてい大小3つあるんですが・・・



天井がメチャメチャ綺麗!
一応教会の中なのでフラッシュは遠慮してて、手ブレ予防方策として、カメラを椅子などの上に置いたまま適当にシャッターを押してます。どんなのが撮れてるかはまさに「神のみぞ知る」のであります。
実はこの教会、建立は19世紀でかなり新しい。



教会の内陣から周歩廊方面を見る。
おお豪華



教会の裏手から街を見下ろす。
日差しはきついけど風が冷たい。ここから徒歩で「ガロ・ロマン博物館」まで向います。



博物館横には古代劇場があります。舞台だけはちゃんと新しい板張りになっているので、いまだ使っているようです。後日もう一度来たときには、救急法の実習のようなことをやってたんだけど・・・


リヨン旧市街は1998年に世界遺産登録。ルネサンス建築の中に沢山のレストランやお店。賑やかで華やか。あちこちブラブラ散歩するのがとて楽しいところです。


川沿いには市が立ったり、遊覧船の船着場もある。
ガダニュ博物館に行ってギニョール(人形劇)も見たかったのだけど、工事のため12月まで閉鎖らしい。


リヨンとくればお楽しみは食事〜
超有名なポールボキューズやレオン・ド・リヨンなどは最初から守備範囲外(高いじゃん!)
せめてポールボキューズのビストロのひとつに出向く。前菜が来る前にちょっと隠し撮り。暖かいソシソン。ブレス鳥クリーム煮、モエロ・ショコラ(う、旨い!)ここはリヨン最終日にも再訪。トマト冷スープ、名物魚のクネル(ふわふわのつみれみたい)パプリカのソースか?とにかくここは旨かった!ううもう一度行きたい!