プロジェクト・T 2003 ◆稲の種まきとレンゲの花見◆


バケツ稲の観察栽培が学校で行われるなど、
お米や田んぼへの関心が高まっています。
そんな状況の中、今年も我らのプロジェクト・Tが始動しました。

今年は新しいメンバーも加わり、気持ちも新たに引き締めてかかる所存です。
私たちは米作りの素人ではありますが、
素人なりの素朴な疑問を大切に、
より深く詳しく共に考えていきたいと思います。
<m(__)m>

2003年4月29日

この日集まった約20名はほとんど米作りは素人。初めての作業なので、田悟作さん(中央)に手順を詳しく説明してもらいます。

この日は、ヒノヒカリともち米の種籾を蒔きました。

同日

まず、苗箱を用意し、底に紙を敷きます。育苗用の土が漏れないためです。
その上に土を入れて平にならしていきます。子供たちにはチョットした砂遊び気分です。でも、箱の端までキッチリ平にすることが肝心です。

同日

その苗箱を種まき機に通して種を蒔きます。上の赤い部分に種籾が入っていて、ハンドルを回すと、苗箱が移動して、種が均一に蒔けるようになっています。

大人よりも子供の方が、余計な力が入らないだけ、上手く蒔けるようですね。
種を蒔いた上から更に土を被せて、再び平にならします。

同日

できた苗箱を外に並べます。一般の慣行栽培では、ビニルハウスに入れたりしますが、田悟作師匠は屋外で育てます。

苗を厳しい環境に置くことで、逆に苗の生命力を引き出し、丈夫に育てるのです。

同日

鳥害や霜害を防ぐために、寒冷紗を掛け、その上からたっぷりと水をやります。

本日の作業はこれにて終了です。おおよそ2時間程度かかりました。あとはレンゲ畑(田んぼ)に移動して、お待ちかねのBBQで昼食です。

同日

2003年のレンゲ畑です。去年に比べてやや花の勢いがないようですね。去年は3月の気温が異常に高くて、レンゲが育ちすぎていたので、この状態が普通だそうです。

同日

本日お集まりいただいた皆様の集合写真です!

子供たちはレンゲの花で草笛を吹いたり、田んぼの生き物を探したり、元気一杯でした。

でも、それもこれも、田悟作さんが無農薬の稲作りをしているから、出来る事を忘れてはいけませんね。
田んぼに棲む生物と共生した米作りに取り組む田悟作さんに感謝。

 

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