3人目がやってきた!! 

子供がやってくるということ
 以前一緒に働いていた人が「神様は私が育てられるのは1人だから、1人の子を大切に育てなさいといっているんだ」と話したことがあった。彼女にはうちのともチャンと同じ年の子がいて、2人目を望んでいたが、なかなかできない、いわゆる2人目不妊だった。

 医療に従事するものが「神」だの「仏」だのを口にすると笑われそうであるが、そのとき私は確かにそう思った。
 
 どんなに不妊治療をしても、どんなに望んでも子供を授かることができない人たちがいる。妊娠しても育たなくて、流産してしまう人も…私のように毎回トラブルが付いて回る人も。
 でもそれら(子供がやってくること、授かることができないこと)には、神からのメッセージがこめられているのではないだろうか?ふと、きーたんがおなかにいて、絶対安静を強いられている時にも考えていた。
 きーたんが未熟児で生まれてきたのも「あなたなら育てられる。そして他の未熟児を産んだ人の助けになりなさい。」とでもいわれているかのようだった。エータが突然やってきたのも「上の子たちもこんな時期があったんだよ。思い出しなさい。」といわれているのかもしれない。

 医学が進歩して、体外受精だ、人工授精だと技術はどんどん発達している。しかしその成果は100%ではないのは、そこに神の力が働いているからなのかな?
 子供がやってくるということは、とっても神秘的で不思議なことなのだ。

 現に私もともチャンは生理不順の治療をはじめた直後の子。きーたんはそのときの残っていた排卵誘発剤を使ってできた子。だから普通では妊娠できないのだろうと思っていた、にもかかわらず、何かのメッセージを持ってエータは突然やってきた。前述の彼女もあれから1年後男の子を授かった。
 そう考えなければ、なぜ障害がある子が生まれてくるのか、望んでも子供が授からない人たちがいるのか、なぜ流産をしてしまうのか…それらの答えが見えてこないように思う。(答えなんてないのかもしれないが…)

 彼女はきっと「上の子も手が離れてきて、2人の子供を見るゆとりができてきたから、神様がもう一人くれた」とでも言うだろうか…(2人目が生まれてからお会いしてないのでわからないが)
(2002年9月12日)
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