3人目がやってきた!! 

親の心子知らず、子の心親忘れ…
 子供が成長し、年齢が上がってくるにしたがって、怒ることが増えていく。気がつけば毎日、「あ〜しなさい!こ〜しなさい!」と怒鳴ってばかりいるような気がする。
 特にうちのような、小学生・幼稚園児・赤ん坊(?)の3世代がいるとどうしても、一番上の小学生がたくさん怒られる。ふと振り返ってみると、ともチャンばかりが起こられているような状態。
 なぜなんだろうと考えてみた。
 同じことをやってもともチャンは、「なにやってるの〜!」きーたんは「よそ見してるからでしょ!」エータは「あ〜あ」…同じことでも、親の期待は上の子に対しては「出来るはず・できて当たり前」、真ん中に対しては「できるのか〜やっぱりじゃめジャン」、一番下は「出来なくて当たり前じゃん」なのである。だから怒り方も変わってくるのである。
 でも、小学生だろうが赤ん坊だろうが、まだまだ子供。「出来なくて当たり前」の時代なのである。だから本当はみんな「あ〜あ」で済ませてあげればいいのである。

 同じように私も怒られたりしてきた。長女だったから「いつも自分ばっかり〜」とよくすねたり反抗したりした。妹と同じことをやっても、怒られ方が違っていた。今の自分がそうのように…
 自分が子供のころ言われていやだったことも、自分の子供に対して言ってしまっている。

 親になって初めて親の心がわかる気がする。だから子供が親の心を知らなくて(判らなく)も当たり前だと思う。でも、確かに昔子供だった親は、子供の時の心を忘れてしまってはいないだろうか。私は忘れてしまっていた。言われて嫌なこと(「勉強しなさい〜」とかね。)やっぱりいちゃうんだよね。でもそこには「今の勉強がきちんとできないと、あとで大変だよ」という親心が入っているんだけどね。子供にはとどかない。
 届くように会話を持たないといけないね。

 最近つくづくそう思うようになりました。
(2002年11月11日)
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