3人目がやってきた!! 

子持ちの女が働くということ。
 きーたんが、1歳の誕生日を迎えるころ、突然先輩から、「実習の助手をしないか」と仕事の話が舞い込んだ。任期は2週間。9時から17時まで。お給料は…反感を買いそうなので内緒です。当時、実家はおなじ市内だったのだか、お互いがはずれの方にすんでいたのと、朝早くから預けに行く時間も、来てもらう時間もないので、保育所を探すことにした。

 ところが…フルタイムで働くのだけど、任期が2週間。当然保育園は空きはない。それでも2歳のともチャンは「待機児童ということで預かれます。」というところが1件。でもきーたんはまだ未満児だったので預かれませんとのこと。さ〜困った。せっかくのチャンス、もう二度とないかもしれない。そしてうまくいけばこの仕事も継続していけるかも知れない。でも、認可の保育園は常時働いていないとどこも引き受けてくれなかった。

 ちょうどいいことに、仕事に行く先の病院のすぐ近くに、民間の会社でやっている託児所があった。そこは1日2時間から何時間でも、預かってくれて、月単位でも預かってくれる。当然認可の保育園じゃないので、託児料は未満児で980円/時間とお高い。月契約でも未満児は49000円くらい。兄弟割引もあったが、月で2人で6万…普通のパートじゃ払えません。

 特殊な仕事だったので、託児料を払ってもいくらか残った。今回は自分の勉強のためと思い、もうけなしで引き受けた。

 少子化が叫ばれて、景気も悪くなってきたころ、女が自立して働きたいと思っても、これじゃ子供がいたら働けないじゃないか。保育所が足りなさ過ぎないだろうか?民間の託児所の保育料は高すぎる。実家のサポートがなかったら、到底普通のパートじゃ保育料は払っていけない。

 なんとかしてくれ!と思ったのは今から5年も前のことである。
(2003年2月22日)
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