3人目がやってきた!! 

言葉
 エータは今、2歳7ヶ月。
しゃべれる言葉は「バイバイ」「シーユー(see you!)」「お帰り」「おかわり」誰もが聞いてわかるのはこれだけ。
エータ語はいくつかある「車=ぐま」「ブルトーザー系=ガー」「救急車などパトランプのついている車=イーヤ」。後、車をバックさせるときや、バックしている車を見たときは「オーライ、オーライ」か「イー、イー(車のバックギアの音のマネ)」。
 後はなんだか宇宙人のような言葉をしゃべっているときはあるが、意味不明。

 さてこの状態を見て、健診に行ったら、きっと言葉が遅いというレッテルを貼られるでしょう。初めてのお子さんがこんな状態だったら、心配で心配で…となるのでしょう。
 いや、私だって心配しないわけじゃない。頭が悪いのかも知れないと思うことも、やっぱりある。語彙がぜんぜん増えないのは、私の語りかけが少ないから?と悩むこともある。

 でも、言葉の発達というものは、非常に幅のあるもので、早い子では1歳半くらいから話出す子もいる。お向かいの姪っ子さんはエータと10日しか誕生日が違わない。でもその子は「ウンチにいくからついてこないで」とか結構なおませな喋りをしている。
支援センターで遊ぶお友達は、同じ位の子でも「これは〜で〜」と2語文3語文を話している。でもエータみたいにしゃべらない子もいる。

 言葉を理解し行動できる。たとえば「ごみを捨ててきて」とお願いすると、ごみを捨てにいける。これは「ごみ」というものの名前を理解し、捨ててくるという行動を耳で聞いて理解できている、ということになる。
 指差しで、物の名前を何度を親に言わせる。これは、物に名前があることを理解し、その名前を音として認識しようとしている、ということになる。
 宇宙人語を話し出す。これは自分の中にたまった言葉を自分なりに発音しようとしている、ということになる。
こうしてようやく普通の言葉になってくる。これだけの段階を踏まなければいけない言葉。遅くても不思議ではない気がする。

 実はともチャンもきーたんも、今はうるさいくらい、しゃべっていないと死んでしまうくらいしゃべるけど、やはり2歳くらいまではしゃべらなかった。だからエータもそうだと思っている。

 言葉を理解し行動できるし、ものの名前を少し覚え初めていて、宇宙人語を話し始めている。後は最終段階。これは幼稚園に入るころまでにできればいいと思っている。

 言葉を話すのが早ければ天才。そうでない子は悪い子というわけでもないし、もう少しこのままエータのスピードを見守っていこうと思う。

 子育ては忍耐。非常に待つことの多い仕事だ。
(2004年2月18日)
眠り〜その後〜 表紙に戻るよ ___ψ(‥ ) カキカキ ちょっとまってってね