妊娠2ヶ月目(4週0日〜7週6日目)
ママの様子 赤ちゃんの様子
<身体の変化>
4週0日(予定の月経開始日)〜

予定の月経がこない…
基礎体温の高温期が2週間以上続いている…
ムカムカする…etc…
「もしかしたら?」と思い始め、妊娠検査薬などで調べると陽性の反応が…おめでとうございます。でもまだ手放しでは喜べません。この妊娠検査薬は妊娠すると尿中に放出される絨毛性ゴナドトロピン(HCG)を調べ、妊娠の有無を判定するものです。しかし妊娠には異常妊娠と正常妊娠とがあり、この異常妊娠でも妊娠反応は陽性にでます。ですから、早めに受診に正常な妊娠なのかを診断してもらいましょう。

基礎体温の高温期が2週間以上続くために、なんとなく熱っぽい、身体がだるい、眠い等、風邪の初期症状のような状態を感じる人もいます。

乳房が張ったり、痛みがあったり、乳輪が黒っぽくなったり、下腹部にお臍を通るたての線が出る人もいます。
お腹が若干毛深くなる人もいます。
これらは妊娠に伴う変化なので、お産が終わると自然に目立たなくなります。

子宮が少し大きくなり、膀胱を圧迫するのでトイレが近くなることがあります。
黄体ホルモンの影響で、便秘や下痢になる人もいます。
便秘で強く力むことはいいことではないので、食事や水分摂取に気をつけましょう。下痢による腸の収縮は子宮も収縮させ、流産の危険もありますので、ひどいようなら受診し薬をのみましょう。

<つわり>
早い人ではこの頃からつわりがはじまります。程度も症状も人によってまちまちですが、食欲がなかったり、ムカムカしたり、胸やけがしたり、胃が痛かったりとさまざまです。食べ物の好みが変わることもあります。
この頃お腹の中の赤ちゃんは自分自身でお弁当を用意していますので、お母さんは食べられるものを、食べていればいいです。つわりがなく何でも食べられる人は、バランスよくいろんなものを食べるように心がけましょう。今から体重が増えると後半大変なことになりますから注意しましょう。

<胎芽>
妊娠4〜5週目(月経が遅れて1週間くらい)
膣からのエコーで子宮の中に胎のうと呼ばれる小さな袋が確認できます。その中に羊膜に包まれた、小さな魚のような形をした胎芽(赤ちゃんの元)が確認されます。
この胎のう・胎芽が子宮の中に確認されれば正常な妊娠だと判断されます。

排卵の遅れがある場合は予定の月経開始日から1週間後であってもエコーで胎のうが確認できないこともあります。これは月経周期の個人差によるものです。心配せず次の診察を待ちましょう。

<器官形成期>
この時期は身体の器官ができ始める大事な時期です。
中枢神経系(脳や脊髄)・心臓・手・足・目・耳はこの月の前半には現れ始めます。
胃・肝臓・腎臓・腸なども作られ始めます。
心臓:妊娠4週の半ばごろには動き始め、早ければ5週目には膣からのエコーで心拍が確認することができます。6〜7週にはほとんどの人が心拍を確認することができます。
中枢神経系:脳脊髄の元になるチューブ状の神経管が6週ごろに完成。
手・足:5〜6週頃には肩が作られ、へら上の手足ができます。7週になると手足の指が分かれ、長く伸びつめも生えてくる。

<胎盤>
子宮の内膜と接触した部分の絨毛組織が発達し、胎盤や臍の緒が作られ始める。まだ完全には機能はしていないが、母体からの酸素の供給や栄養分の供給なども少しづつ開始される。抗生物質・ビタミン剤・その他のある種の薬剤胎盤を通って胎児に移行するので注意が必要です。
この時期は赤ちゃんの身体の形が作られる大事な時期です。不必要な心配をしなくてもいいように、普段から健康に留意しましょう。
<この時期におこる異常>
子宮外妊娠:子宮腔内以外におこる妊娠。
胞状奇胎:胎芽胎児になる部分の発育が消失あるいは停止し、絨毛部分が異常増殖した状態。
出血妊娠中最もよく見られる症状で放置すれば重大な結果を招くこともあります。
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