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いわなの日記 2004年1月1日〜2月29日

◆2003年11月1日〜12月31日



2004年2月29日(日)
 「通訳にミスはつきもの、いい仕事をしないやつほど失敗しない」
軍備管理交渉の席で、誤訳した通訳者に、ゴルバチョフ氏が言ったことば(ゴルバチョフ氏と父ブッシュ大統領の通訳をしたKorchilov 氏の回想録より、詳しくはBBCのサイトを)。ブッシュ氏にも謝ったら、"That's bad news. But the good news is you didn't start World War 3."(それは悪い知らせだ。でも君が第三次世界大戦を起こさなかったのはいい知らせだ」と言ったとか。なかなかしゃれている。


2004年2月28日(土)
 カラスが増えている。
1羽だけ、頭上を飛んでいる時は「はぐれガラスだなあ」と気楽に思っていた。それから、3羽に増え、5羽に増え、確実にカラスは増えている。落ち着きなく、カーカーと鳴きながら飛び回っている姿は何を訴えているのか。「仲良くして〜」ではないだろう。駅前のロータリーに野生の鳩が群がっているけど、あれが全部、カラスに代わったとしたら、怖い…。


2004年2月27日(金)
 昼間、入ったことのない定食屋さんへ。
日替わり弁当を注文したら、最後の1つということでアサリの味噌汁をサービスしてくれた。大粒のアサリがお椀に溢れんばかり、すごくおいしい。マグロ丼定食も肉じゃが付きでおいしそう。この後、隣の喫茶店でキャラメル・カプチーノを飲む。私にしてはゴージャスな昼食。


2004年2月26日(木)
 「サントリー冬物語」6缶セットを買う。
景品に犬の指人形が付いていたため。私は普段、ビールは飲まないけど、つい衝動買いしてしまった。トラ猫のダンちゃんを喜ばそうと思って。ダンちゃんは少し興味を示した。


2004年2月25日(水)
 素敵なご夫婦を見た。
朝のTV『おはよう朝日』25周年特番の「アニバさんコーナー」で。夫27歳、妻51歳の年の差夫婦。知り合ったのは10年前、夫は17歳の高校生だった。今でも夫の方が妻に惚れている。奥さんはかわいく年齢を重ねた感じ。2人とも幸せそう。


2004年2月24日(火)
 Y屋橋駅前で『ビッグ・イシュー』を買った。
ホームレスの人たちが販売している若者向けの情報誌。定価200円のうち、110円が彼らの収入になる。Y屋橋は市役所の最寄の駅で、人通りの多いオフィス街。パリッとした格好の人がたくさん通るのに、『ビッグ・イシュー』を買う人はいない。販売員の人は雑誌を掲げて立っている。暖かくなったとはいえ、ずっと立ち詰めは辛いはず。

2004年2月23日(月)
 セクハラ裁判の傍聴に行った。
身内が職場の上司を相手に訴えたもので、今日は初公判。午前中は原告の尋問。落ち着いて受け応えできた。午後は被告側。「被告はうそをつくたびにのどがヒクヒクする」と弁護士のYさん。普段はおっとりしているが、尋問となると鋭い。相棒のD林さんは優秀な弁護士。裁判官も鋭い質問をして被告を追い詰めた。「こちらに有利な感触、でも裁判官はタヌキだから」とYさん。


2004年2月22日(日)
 今日も暖かい。
朝から鳥たちがかしましく騒ぎ、トラ猫のダンちゃんもずっと窓の外を見ている。今日は猫の日なのに、ダンちゃんとゆっくり過ごす時間もない。降り注ぐ花粉にもめげず、休日出勤。昨日もだ。これで12日連続出勤。明日からの仕事に供えて書類を20枚、整えないといけない。昨日は7枚作ったところで力尽きた。時間が指からこぼれるように過ぎていく。

2004年2月21日(土)
 関係性とは何か。
Aさんの一言がBさんに届いて、Bさんの中の無意識のもやもやがポンとはじける時、Bさんは「あー、なるほど」と納得し、もやもやから解放される。相性というのは表面的。相手が気づいていない、無意識のレベルまで相手を理解し、気づかないところに気づかせてあげる。お互いにいいところを刺激し合えば、いい関係性が育つ。とは言え難しい。

2004年2月20日(金)
 4月中旬並みの暖かさ。
今日は暖かくなると聞いて、薄いコートを羽織って出かけた。ちょうどよかった。朝のTV『おはよう朝日』で、司会の宮根誠司アナが電撃発表。TV朝日を退社してフリーになると言う。きっかけは40歳を目前にして、管理職になるのが嫌だったから。管理職には向いてないと思い、退社の決意をしたそうだ。宮根アナらしいなと思う。がんばってと声援を送りたい。


2004年2月19日(木)
 M氏が会議で発言。
「私はめったに会議で発言しないんだが…」と前置きして、会議室の中央まで進み出て、ゆっくり周囲に目線を配りながら歩き回り、発言した。アメリカのTVドラマの法廷シーンを見ているようだった。内容にはあまりインパクトはなかったが、みな、あっけに取られていた。


2004年2月18日(水)
 男性は家の中で「大きな坊や」に戻りたいのだそう。
よく「家には子どもが一人余分にいるみたい」と嘆く奥さんがいるが、それはその夫婦が円満な証拠。「大きな坊や」とうまくやるには「褒めよ、おだてよ」の精神が必要らしい。気難しい男性を変えるには、北風の厳しさでなく太陽の暖かさが必要と言われる。そんな太陽のような女性に会ってみたい。


2004年2月17日(火)
 綿矢りさの『蹴りたい背中』を読んだ。
最年少の19歳で芥川賞受賞。孤独や他者との距離感が、鈴が鳴るような文体で綴られている。年を取れば、たった一人でお弁当を食べるくらい何ともないのに、高校生の時は、なぜあんなに苦しかったんだろう。誰にも愛されなくて、何の取り得もなくて、もやもやと苛立って、もどかしく不安だった日々を思い出す。


2004年2月16日(月)
 ぽろぽろとこぼれるような日差し。
明るい午後。空気はひんやり冷たいけど、日差しは勢いを増した。昨日までの分厚いコートでなく、薄いコートを着たらよかったと思う駅のプラットフォーム。新聞を読みながらウトウト。
地中で眠っていた者たちが目を覚まし、表に這い出す気配がする。


2004年2月15日(日)
 昨日はバレンタイン・デーだった。
今年は誰にもチョコレートを進呈せず。我ながら清々しい。近所のスーパーで、チョコレート安売りの山を目にし、さすが心動いたが買わず。バレンタインに関係なく、欲しい時に買って食べることにする。春一番が吹いた。強烈な突風。この後、雨になり、傘を持たず外出した私はあわてた。


2004年2月14日(土)
 カラリと晴れた。
昨夜の雨が嘘のよう。連日の疲れにもめげず、今朝もジョギング。雨に濡れた道を走る。走っているのか、歩いているのか、微妙なくらいテクテク。遊歩道は新芽の甘い匂いがしっとり。帰ってきたら、上の階の上品なご夫婦とすれ違う。「いいお天気ですね」と挨拶してくれた。二人ともジョギングスタイル。


2004年2月13日(金)
 Y先生の通訳ワークショップへ。
今日もNHKラジオ『ビジネス英会話』のテキストを使って、作文モードから、おしゃべりモードに頭を切り替える練習。訳してると感じさせる通訳は失格。「話してる」と思わせる訳出ができることが目標。たった2分そこらの英語だけど、けっこう難しくて、何度も練習。


2004年2月12日(木)
 久々の休日。
朝5時半に目が覚めた。外はまだ真っ暗、甲高く、明るい声でカラスが鳴いている。苔玉の水換え。苔玉というのは、苔の中に木の枝を挿して、ガラスコップに水を張って浮かせたもの。手入れは要らないと聞いていたものの、水が澱んで緑色になっていた。その後、近所の遊歩道を30分ジョギング。遊歩道は繁華街並みの人出だった。午後、爆睡。


2004年2月11日(水)
 吉野屋の牛丼が販売停止。
朝刊の見出しに大きく出ていた。私ははるか昔に食べた記憶がある程度だけど、安い、おいしい、早いという評判に好感は持っていた。私も食べおさめに行きたかったが、近所に吉野家がない。代わりにグリコの東京牛丼を買う。


2004年2月10日(火)
 久々の花粉症。
鼻水は止まらないし、目はバシバシするし、頭はぼおっとするし、腰は痛いし、何より寒い。マスクしてコピー取りしていたら、上司のS田氏が目ざとく見つけて「おっ、花粉症やな」。花粉症に効くお茶があるとか、盛んに話しかける。「はあ、はあ」と返事していたら、「はあ、はあばかりやな」と言われる。マスクをしているから話しにくい。


2004年2月9日(月)
 トラ猫のダンちゃんの生い立ち。
生まれてすぐ捨てられていたのを、前の飼い主、T田さんの友達の友達が見つけ、T田さんのもとに預けられたそう。「来た時はこのくらいだった」と手で示してくれる。おにぎりくらいの大きさ。今は4.4キロのさっそうとした青年猫になった。「この子は身体が長いから、6キロまで増えても大丈夫」と言われる。


2004年2月8日(日)
 トラ猫のダンちゃんを前の飼い主、T田さん宅へ。
ダンちゃんの爪が伸びてきたので、切り方を教えてもらう。ダンちゃん、T田さんのことを忘れたのか、抱っこされるといやがり、逃げ回る。「もう、ウチの子じゃないなあ」とT田さんはさっぱりしたもの。飼っている時は、せいいっぱいかわいがる、いなくなったら未練なし、というのがT田さんのモットー。猫に教えられたそうだ。

2004年2月7日(土)
 トラ猫のダンちゃんの体重測定。
一ヶ月前に我が家に来た時は4.2キロだった。今日は4.4キロ。一ヶ月で0.2キロ増えたことになる。猫にとっての0.2キロはどんなものであろうか。今のところ、まだスリムに見えるし、お腹もたるんでいないが、このまま0.2キロずつ増えたら大変。


2004年2月6日(金)
 身を切るような寒風。
帰り道、普通に歩いていたら寒いので、荷物を2つ持ったまま、小走りした。昼間、ヒューヒューと鳴っていた風は、夜半、ヒョーヒョーという音に変わり、更に激しさを増した。ゴーゴーと唸っていた山中の風は、今頃、どんな音を立てているだろう。明日も寒風の中、ジョギング。

2004年2月5日(木)
 いいお天気。
空気はシャキンと冷え、日差しは明るい。今までの私は寒さに震え上がっていたが、今の私は寒さに快感を覚える。今朝は久しぶりに近所の遊歩道を走る。ジョギングすると、身体から発熱して、天然のカイロ状態になる。多分、3キロくらい痩せたら、止めると思うが、昨日も紅芋チップスを一袋食べてしまった。カロリー取り過ぎ!


2004年2月4日(水)
 午後6時から会議。
もともと会議は長い。30分で終了と予測していたが、2時間あった。職場を出たのが9時前、近所のスーパーに着いたのが午後9時45分。10時閉店なので、大急ぎで買い物。さすがにお客さんは私1人だったが、品揃えは十分。15分後に閉店したら、残されたお惣菜はどうなるのだろうと思いつつ買い物。


2004年2月3日(火)
 クイーンのブームが再燃。
今朝のTV『おはよう朝日です』で宮根アナが言っていた。火付け役はキムタク主演のドラマ『プライド』。クイーンの曲がふんだんに使われている。先週発売されたCD『クイーン・ジュエルズ(CCCD) 』(ベスト版を集めたもの)が、何と27年ぶりに首位となった(前回の首位は『華麗なるレース』)。天国のフレディー・マーキュリーも、喜んでいるだろう。


2004年2月2日(月)
 ガーデンシクラメンの花が咲き始めた。
12月にもらった時は花2輪。ずっと2輪のままだったが、ここ数日で次々と開花、今朝は5輪。ポインセチアを小さくしたみたいな濃いピンク色の花で、5輪も咲くと華やか。外では梅やモクレンのつぼみも膨らんでいる。


2004年2月1日(日)
 トラ猫のダンちゃんが我が家に来て一ヶ月。
猫の視線で家の中を眺めるようになった。ダンちゃんは、まさかと思うような場所に隠れる。今朝もいたずらをするので叱ったら、15分間行方不明。必死で探したら、押入れの収納棚の洋服の間に入って、目を光らせていた。ダンちゃんの視線で我が家を見ると、狭いながらも隠れ家だらけだ。


2004年1月31日(土)
 今日の夕食は何にしよう。
というのは簡単なようで、最も難しい質問の一つだ。何も思いつかない時、みんなどうしているんだろう。私の場合、レパートリーが狭いのが原因。今日は湯豆腐、手抜き料理だけど、お豆腐とポン酢とヤッコねぎがおいしかった。明日の夕食は何にしよう。


2004年1月30日(金)
 会議室に集まっての発送作業。
何人かでチームを組んでする。Kさん(女性)がMさん(男性)のチームに入ろうとすると、Mさん、「50歳以上はダメ」と牽制、Kさんは「まあ」と言って、去っていった。これはセクハラにならないか。Mさんも50歳過ぎていて「俺はシルバー人材センターから派遣された」と冗談を言っていたが…。


2004年1月29日(木)
 トラ猫のダンちゃんを飼っている。
けど、今住んでいるのは、ペット禁止の集合住宅。今朝はジョギングから戻って、玄関を開けた途端、ダンちゃんが出てきて「ミャ〜ン」。ほぼ同時に、隣の家のドアも開き、誰か出て来た。ダンちゃんの声は甘くかわいく、よく通る美声。きっと隣人の耳にも届いたであろう。通報されないように、愛想よくしなくては…。


2004年1月28日(水)
 岸和田市で起きた中三男子虐待事件。
同じ岸和田出身のF江さん曰く「岸和田の人間は気が荒いからなあ…」。あまり触れたくない様子。F江さん自身も幼稚園から小学校まで苛めらっ子だったと言う。「強烈」な母親に、どんなに頼んでも、学校を休ませてもらえなかった。中学校になって立場逆転、「やんちゃ」の限りを尽くしたと言う。


2004年1月27日(火)
 「日本人はジョークとジョブの違いもわからない」。
とイタリア人のL氏が怒っている。幼児英語教室を主宰しているI 田さんから、共同経営を呼びかけられたらしい。L氏はイタリア語と英語とラテン語と日本語が堪能。多分、ビジネスとボランティアは違うと言いたいのだろうと推測。報酬を巡ってのトラブルが多いから…。


2004年1月26日(月)
 ボタン雪から一夜明けた。
今朝はいいお天気。昨日の雪がパッチ状に地面に残って、朝日にきらきら輝いている。今朝はウグイスの初鳴きも聞いた。まだ「ケキョ、ケキョ」と言っている。ベテランのウグイスの声を録音しておいて、聞かせてあげたいという誘惑にかられる。


2004年1月25日(日)
 今日は休日出勤。
横殴りのボタン雪の舞うのをガラス越しに見ながら仕事。ガラスの内側は暖房が効いてるけど、見ているだけで、すごい迫力、見るからに寒そうだった。夕方、雪は止んだけど、なぜか車のフロントガラスにだけ、しっかり雪の山が…。


2004年1月24日(土)
 この冬一番の寒波襲来。
天気予報で予想はしていたが、さすがに寒かった。空気はキーンと凍りつき、街全体が冷凍庫と化した。一昨日はこの冬最低気温の2℃を記録。ホームレスの人たちは避難所に入れただろうか。今週は(火)(水)(木)(金)と4日連続で、電車の人身事故に遭遇した。


2004年1月23日(金)
 歯の浮くようなお世辞がなぜうれしいか。
それは、包まれている感じになるからだそう。お母さんにしっかりハグしてもらった(抱きしめてもらった)経験のない女性は、心をくすぐるお世辞に弱い。それ以上にハグされることに弱い。だから、他人からは下心見え見えの、無責任な男性のせりふにすぐひっかかってしまう。気をつけて!


2004年1月22日(木)
 「生きていて何の意味があるの。」
18歳のY田さんは時々、本質的な質問をする。多分、私も、18歳くらいの時は、こんな問題で悩んだかもしれないが、今は全く忘れていて、答えられない。Y田さんは言いたい放題のことを言うと、30分昼寝して帰っていった。


2004年1月21日(水)
 吟醸酒の冷酒に目覚めた。
お正月、いつも赤ワインをお屠蘇代わりに飲んでいるが、今年は思いついて冷酒にしてみた。フルーティで口当たりよく、おいしい。それから冷酒ファンとなった。冷酒を飲むとからだがぽかぽかと火照ってくる。ジョギング後の温もりや、お風呂上りの温もりとは違うけど、身体を温めるのはいいそうだ。


2004年1月20日(火)
 私は「いわな」。
ある日、ある掲示板で、私の次に書き込んだ人のハンドルネームが「はてな」だった。偶然?

2004年1月19日(月)
 キムタク主演のTVドラマ『プライド』。
私の好きなイギリスのロック・グループ、クイーンの曲が使われていてびっくり。主題歌は"I was born to love you"(君を愛するために生まれた)だし、"We will rock you"(お前たちを揺さぶるぞ)も挿入歌で使われている。クイーン好きの中高年を取り込むつもりなのだろうか。青春ドラマにしては、出演者の年齢層も30代〜40代と高い。


2004年1月18日(日)
 S石さん(女性)が、Zさん(男性)に振られた。
年末のパーティで、2人が意気投合しているのはわかった。S石さんは一見、怖そうだが、実は繊細ですごく面白い。いいカップルだと思っていたのに…。Zさんも素朴でいい人だけど、女性に関しては面食いでロリコン嗜好。美人ばかりをひたすら追いかけている。


2004年1月17日(土)
 朝起きたら、雪。
雪は一夜にして景色を変える。しかもまだはらはらと降り続けている。いつもの遊歩道へ、降りしきる雪の中をジョギング。冷気は清々しく、木立はどこまでも白い。爽快で、このままずっと走っていけそう。雪の中のジョギングはウィンター・スポーツ。高い声でカラスが鳴いている。


2004年1月16日(金)
 「キレている人に落ち着きなさいと言うのは一番まずい」
とM木さん。キレている人が落ち着けるわけがない。キレてまで何を訴えたいのか、よく聞いてあげる。そして「わかった、あなたの言いたいことは、こういうことだね」と、受け止めてあげる。すると落ち着くそうだ。こういうコミュニケーションのコツみたいのものを、この年にして学ぶ。


2004年1月15日(木)
 HIA(国際俳句交流協会)主催の俳句大会。
昨年末に開かれた第5回大会の特選は "night nurse / I walk down a corridor / of her perfume "(夜勤看護婦の香りする廊下を歩いて行く)(A・J・ペリー氏)と、"from the fog / that closed the airport -- / a honking of wild geese" (空港を閉ざした霧に雁の声)(J・B・オウアー氏)の2作品だそう。新聞で目に留まった。短いけど、情景が目に浮かぶよう。


2004年1月14日(水)
 「どうしたの、今日はきれいね」
と言われた。お化粧も、服装も普段通り。しばらく首をひねって、イヤリングのせいと判明。倉敷バス・ツアーの途中で、白金工房という宝石屋さんに立ち寄った。雰囲気に圧されてイヤリングを購入、後で衝動買いを後悔。でも、着けてみると、小さな水晶のイヤリングなのにキラキラ輝いている。


2004年1月13日(火)
 空一面に暗い冬の雲。
風もヒューヒューと鳴り響き、さすがに今朝はジョギングをやめようかと思ったが、丸太状の太もも (my thighs the size of big tree trunks) を思い出す。挫折にはまだ早い。えいやっと着替え、いつもの遊歩道へ。吹きつける風にもめげず、30分走る。山の中、風はゴーゴーととどろき渡り、甘く乾いた枯葉の匂いを運ぶ。
「ちかん注意」の看板に初めて気づく。

2004年1月12日(月)
 バスツアーが当たった。
3万人の中から当選という快挙。朝6時45分に集合して、タコしゃぶ懐石と倉敷散策のツアーへ。朝は小雪が舞っていたが、少しずつ晴れていいお天気。ホテルのUFOキャッチャーで、ハムスターのぬいぐるみを狙うも、5回連続失敗、あきらめようとしていたら、通りすがりの女性が1回でキャッチして、プレゼントしてくれた。倉敷では、地酒と骨董と猫グッズのお店へ。本物のアビシニアンとスコティッシュ・ホールドがいた。


2004年1月11日(日)
 久しぶりの休日。
午後2時から6時半まで昼寝してしまい、飛び起きる。連日のジョギングの疲れが出たのかもしれない。それでも、夕食を終えた8時過ぎ、夜のジョギングに出かけた。遊歩道はさすがに人影は無く、頭に懐中電灯を照らした男性一人とすれ違ったのみ。さすがに怖くなり、遊歩道を降りた。近所の住宅街を犬に吼えられながら一周。


2004年1月10日(土)
 トラ猫のダンちゃんが家に来て11日目。
猫のいる生活が始まった。ダンちゃんはふわふわして小さくて暖かい。抱き上げるとグルグル言う。話しかけると「ニャ〜」とお返事する。ダンちゃんは賢くて、かわいくて、おとなしくて、茶目っ気がある。すねると押入れに閉じこもる。夜遅く帰宅すると、ずっとくっついて離れない。

2004年1月9日(金)
 朝からいいお天気。
絶好のジョギング日和。眠気覚ましに30分、近所の遊歩道を走る。空気はいっそうすがすがしく、森は甘く湿っている。不思議なことにちっとも筋肉痛にならない。喜んでいたら、筋肉と脂肪が分離してない、霜降り肉状態だからだと言われる。これから鍛錬して、筋肉と脂肪が分離するようになると徐々に筋肉痛になるという。つまり、筋肉が無いから、筋肉痛にならないのね。

2004年1月8日(木)
 今日は寒かった。
寒風の中、朝からジョギング。冷たい風が、顔に心地よい。今までの私なら、背中を丸めて歩いているところ、今日の私は、さっそうと風を切って走っている。我ながらすごい。巨大な丸太状の太ももが、せめて普通サイズの丸太に戻るまで、がんばる。


2003年1月7日(水)
 家に猫がいる。
ダンちゃんという3歳のトラ猫で、近所のT田さんから預かって今日で9日目。預かって5日目まで、水もキャットフードも鰹節も食べなくて、途方に暮れていた。「うちの猫・外の猫」HP主催者のMさんに相談。「緊張してるんでしょう」とお返事をいただく。6日目の夜、やっと一粒のキャットフードを食べてくれた。
それから少しずつ、食欲を増し、今朝はもりもり食べだした。

2003年1月6日(火)
 お正月から、ずっといいお天気。
冬にしては暖かく、ウォーキングにちょうどいい。最初は肌寒く、少し動くと身体が温もってくる。運動の気持ちよさを忘れていた。5日連続ウォーキング達成。昨日は2時間、9,898歩歩いた。私にしては記録的で、もうここで止めてもいい(?)。遊歩道に並ぶ木々はすでに枝先に芽をつけて春の準備をしている。足元は枯葉でいっぱいなのに、自然はたくましいなあ。


2003年1月5日(月)
 お正月のTVは漫才が多い。
なぜ、お正月は漫才なのか、考えてみると不思議だ。漫才は面白いけど、年中見ているわけではなく、お正月に集中して見ている。西川のりお・上方よしおの漫才が上手になっていて驚いた。私の好きな酒井くにお・とおるも、相変わらず好調。


2003年1月4日(日)
 お節用の重箱を洗って片付けた。
今年のお節で一番おいしかったのは、ブリの照り焼き。大晦日、どうしてもブリの照り焼きが欲しくなり、買いに走った。自分で作ったのはほとんどなく、買ったのを詰めただけ。それでもおいしかったのは、ひとえに行きつけのスーパーのU田食品さんの腕前である。自分で作った人は「今年は23種類作った」そう。素晴らしい!


2004年1月3日(土)
 お正月休み中。
これだけはやろうと、計画を立ててものの、何も出来ないまま、刻々と日が過ぎていく。もうすでに新年3日が経過。5日が初仕事なのであと2日しかない。近所のスーパーの初売りも5日。あと2日も休むのかと、これは長く感じる。でいいことを思いついた。スーパーの開店を待つつもりで、仕事を片付けると効率的(?)。


2004年1月2日(金)
 新年の誓いを立てた。
毎朝、6時起きして、30分ウォーキング。誓いを立てたのは大晦日。1月1日は昼過ぎまでダラダラ。ここで早くも誓いは挫折と思われたが、これで止めては三日坊主どころか、誓っただけになると気づき、自分に鞭打って出かける。30分、近所の遊歩道を歩いた。目標は3日間続けること。目指せ、三日坊主!


2004年1月1日(木)
 昨年はいろんなことがあった。
よかったのはGDMという英語研究会、イングリッシュ・ボクシングを主催しているHさん、カウンセラーのM木さんと知り合えたこと、引越したこと、トラ猫のダンちゃんが家に来たこと。つらかったのは義父の死、なおという猫の死、I 上さんの退職。英語の勉強をさぼったこと。

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