2004年4月30日(金)
女性は仕事をすればするほど強くなる。
とM木さん。もともと素直で勤勉だから、仕事をこなして有能になるし、意識も高くなる。ところが、男性は女性と対等とは思っていない。怠け者でだらしないくせに、いつも女性より優位にいたい、女性に立てて欲しいと思っている。正しい、正しくないの理屈で男女は歩み寄れない。ギスギスしない関係を作るには男性の弱さを理解することが大切と言われる。理屈ではわかるけど…。
2004年4月29日(木)
今日からゴールデンウィーク。
ゴールデンウィーク中、ずっと休みの人もあれば、ずっと仕事と言う人もいる。さて、私はというと、連休中は、穏やかに暮らしたい。トラ猫のダンちゃんと遊んだり、好きなTVドラマ『フレンズ』を見たり…。
2004年4月28日(水)
もう4月も終わり。
明日からゴールデンウィークなんて、信じられない。今月は、楽しみにしていた一泊旅行をキャンセルしたり、いろんなことがあった。生きていたら、いいことも悪いこともある。悪いことばかり見つめていても、苦しいだけ。前向きに生きていきたい。
2004年4月27日(火)
愛用のパソコン、フジツーFMV(愛称:フジコ)が壊れた。
昨日からメールが使えず、今朝からインターネットに接続できない。この日記は、昔のパソコン
Windows
95年版(愛称:パソコ)で書いている。古いけどちゃんと動くのでうれしい。壊れた原因はウィルスか酷使しすぎか、いずれにしろ、私の手に負えないので修理屋さんに持って行く。元気になって戻っておいて〜。
2004年4月26日(月)
女子更衣室の奥の畳の部屋。
4畳半の畳から、床の間、押入れに至るまで、勤続30数年のS条さんの私物が占拠。しかも玉葱の皮とか、クッキーの型抜きとか、わけのわからないものばかり。まさに「捨てられない女」状態なのだ。玉葱の皮は染色に使うそうだが、萎びて虫が湧きそう。なぜここまで?
2004年4月25日(日)
久しぶりの休日。
異様に眠い。午前中はジョギングにも行けず、録画していたTV番組を見ているうち、こっくりこっくり寝てしまった。ねじがゆるんでしまったような変な感じ。急に暑くなったからかな。この時期、はつらつしている人は相当にすごい。
2004年4月24日(土)
日本人が「ウォータ」(水)と言うと「コーラ」に聞こえるらしい。
海外旅行先で、水を希望すると、よく「コーラ」が運ばれてくる。という話をしたら、「私も」とO田さん。飛行機内で水を注文したら、コーラが運ばれてきて「これは私が注文したものではない」ということばが思い浮かばず、泣く泣くコーラを飲んだそうだ。「水を注文して、オレンジ・ジュースが出てきた」と言う人もいる。
2004年4月23日(金)
アメリカのTVドラマ「ダーマ&グレッグ」(略して「ダマグレ」)。
先週から、スカパーTVのFOXチャンネルで始まった。NHKで放送している時から、ずっと大好きで見ていた。また、第1回目から見ることができてうれしい。このドラマ、価値観の違う夫婦とその両親、友人を巡るコメディだけど、せりふのやり取りがすごく面白い。ブルース・ウィルスの出世作、「こちらブルームーン探偵社」も5月からLaLaで始まるので楽しみだ。
2004年4月22日(木)
I 藤さん、突然の来訪。
3年ぶりくらいだろうか。ものすごく久しぶり、再会を喜ぶ。長髪から、丸刈りにヘアスタイルも変わった。もともととらえどころがない人。「ドイツはなぜ、ジャーマニーなのか」など、たわいない話をして、風のように去って行った。
I 藤さんらしい。
2004年4月21日(水)
瑞々しい緑の中をジョギング。
遊歩道は、うっそうと茂る森のよう。草の匂いがムンムンする。枝葉が覆いかぶさって、周りの景色が見えない。草の匂いを嗅ぎながら、ひたすら緑を見て走る。いきなり緑の間から、いつも目印にしている標識が現れる。いい気持ち。エネルギー充電できたかな。
2004年4月20日(火)
トラ猫のダンちゃんと暮らし始めて三ヶ月余。
少しずつ猫語が理解できるようになった。今、わかるのは「いやっ」「ほっといて」「眠いっ」「いい気持ち」「遊んでぇ」「さびしかったよ〜」「ご飯ちょうだい」「甘えたいの」「もっと」など。ことばがわかるとうれしい。
2004年4月19日(月)
上司のN阪氏に1万円借りた。
1万円急きょ入用になったのに、私の財布には九千円しかない。途方にくれ、千円貸してくれと頼みに行ったら、1万円札をすっと差し出してくれた。いい人だ。N阪氏の財布の中には、1万円札がぎっしり詰まっていた。
2004年4月18日(日)
やさしい他人ほど警戒せよ。
とM木さん。何の理由もなく、他人がやさしいわけがない。必ず下心かある。自分のことを考えてみるとよくわかる。自分のことで精一杯。他人にやさしくする余裕はない。当たり前のことなのに、他人からやさしくされると、ついいい人だと思い、気がついたらカモにされている。本当にいい人は、迂闊に他人にやさしくしないと肝に銘ずるべし。
2004年4月17日(土)
いいお天気、久しぶりに遊歩道へ。
ムッとする草いきれ。たった数日間、来ないだけで、遊歩道は様変わりしていた。新緑の緑が濃さを増し、伸び盛りの枝は、しなやかに四方八方に生い茂る。いつも走る時、目印にしていた向こう側の建物も見えないくらい。可憐な山つつじの花もチラホラと咲き始めて、山は日々装いを新たする。
2004年4月16日(金)
今週の日曜日と月曜日。
2日連続で朝、5時起き。眠いけど、その分、早起きは得した気分。その代わり、夜、眠くて、次のページが気になりながらも、本が読めない。ハリー・ポッター・シリーズの第5巻、Harry
Potter and the Order of the Phenix (邦訳 『ハリー・ポッター 不死鳥の騎士団』)。分厚い。早く読まないと日本語訳が…。日本語訳発売までに読了できるだろうか。
2004年4月15日(木)
筍と豚肉の煮物をもらった。
筍は、退職後、筍堀りを趣味としている人が実際に掘ってきた熊本県の天然物。豚肉はブロックごと煮込まれ、お箸で切れるくらいに柔らかい。筍のシャキシャキした歯ごたえと、トロトロした豚肉の組み合わせが絶妙。トラ猫のダンちゃんは、うれしそうに豚肉だけ食べた。
2004年4月14日(水
)
日本人3人がイラクの武装勢力に拘束されている。
テレグラフによる報道では、次のようになっており、声明文の赤字部分が、日本では報道されていない。なぜだろう?
They issued a statement to Japan: "Three of
your children have fallen into our hands and we give you two options -
withdraw your forces or we will burn them alive and feed
them to the fighters. You have three days."
彼らは日本に向けて声明文を発した。「3人の日本人を拘束した。2つの選択肢を与える。3日以内に自衛隊を撤退させなかったら、3人を火あぶりにして、戦士の食料にする。」 [注]
feed [ フィード] 食物として与える
自衛隊を撤退したらいい。「テロに屈した」として、国の面子は丸つぶれかもしれない。でも、たとえ面子がつぶれても、3人の民間人の命を守ったことは誇りになる。「軟弱に、実はしたたかに」、これが日本の生きる道。拘束された3人の行動に賛否両論があるのは仕方ないだろう。でも、家族への嫌がらせ電話が殺到しているというのは、理解を超える。
2004年4月13日(火)
"There was no silver bullet to avert the 9/11 attacks."
「9.11のテロリスト攻撃を避ける特効薬は無かった」というライス米大統領補佐官の証言。silver
buttet [シゥヴァ・ブレッ ] を直訳すると「銀の弾丸」。「おおかみ男を銀の弾丸で殺せる」という言い伝えから来ている。ブッシュ大統領は、テキサスの牧場からライスさんの証言のTV中継を見て、電話で彼女に"Gooood
job !"「よお〜くやった」と言ったそう。
イラクで日本人3人が武装勢力に拘束されている。日本人だけのことではない、つらいニュースだ。
2004年4月12日(月)
久しぶりに朝7時半の電車に乗った。
大変なラッシュアワー。ムギュと人ごみに押されながら、ひたすら我慢。駅に到着するのを待つ。電車満員のためか、ダイヤが乱れているためか、徐行運転するので、余計遅い。駅のキオスクでは、栄養ドリンクを買って飲んでいる人もいる。この時間帯に通勤、通学するには体力が必要。
2004年4月11日(日)
毎月10日は雑誌『噂の真相』の発売日。
「出版のタブーに挑戦」を合言葉に、いろいろ暴露的な記事を載せている月刊誌で、それなりに楽しみにしていたのに、先月で廃刊になってしまった。これから毎月10日になっても、発売日の楽しみがないのは寂しい。
2004年4月10日(土)
原因不明の胸騒ぎが続いていた。
夜中もうなされているようだ。記憶を反芻してみるも、さしたる理由が思い浮かばず、なぜ?と悶々としていたが、今朝になって理由判明。S今宮駅から電話で「定期を預かっている」とのこと。そう、定期をなくして、落ち込んでいたのだった。その後、気分爽快になった。
2004年4月9日(金)
駅jから徒歩1分。
ペットの飼えるマンションを見つけた。広告を見た瞬間、これだ ! と思い、不動産屋さんに電話したが、すでにキャンセル待ちの状態。皆、思うことは一緒だ。ペットは「頭から、尻尾の先までの体長が60センチまでOK」と言われる。トラ猫のダンちゃんを尻尾の先まで計ったら、90センチある。尻尾を丸めて体長測定してもらえば許してもらえるだろうか。
2004年4月8日(木)
仕事の査定を聞く。
上司のF野氏、「いわなさんは謙虚だから…」と言うので、期待していたら、私が予想していたより低い。もっと高いと思っていた、と正直に言うと、これでもいい方、他の人はこれと同じか、もっと低い、と言われる。
2004年4月7日(水)
桜吹雪の中をジョギング。
桜の花びらが次から次から舞い降りる。Y先生急病のため、10年は通おうと思っていた通訳ワークショップが中止。Y先生にもっと習いたかったけど、病気なら仕方が無い。Y先生が早くお元気になられますように。これから1人で計画を立てて英語を勉強していかねばならないと思うと、身が引きしまる。
2004年4月6日(火)
韓国人俳優、ぺ・ヨンジュンが来日。
韓国ドラマ『冬のソナタ』の主役。空港には5,000人のファンが詰めかけた。「古き良き時代の日本人を思わせる」「寡黙で笑顔がさわやか」とかの噂は聞いていたが、TVで見て納得。多くの日本人が失ってしまった気品がある。気品はどこから来るのだろう。
2004年4月5日(月)
この春の電子辞書の新作モデルに、思わずため息!
『リーダーズ英和』(27万語)と『リーダーズ・プラス』(19万語)を両方搭載した夢のような機種が続々登場。実はずっと、この2つを搭載した機種が欲しかった。この2つがあれば、たいていの単語はカバーできる。
朝日ウィークリー3月28日号「辞書特集」のお勧めは『リーダーズ』『リーダーズ・プラス』に加えて『ジーニアス大英和』(25万5千語)を搭載したカシオのEX-word
XD−H9100 とセイコーのSR-T7000 だそう。私としては『リーダーズ』『リーダーズ・プラス』に英英辞典『コウビルド』を加えたセイコーのSRT-6700
が魅力。電子辞書は高価 (実売、3〜4万円)なので、そうしょっちゅうは買い替えられないのが、つらい。
2004年4月4日(日)
咳き込みがひどく熱もある。
風邪かもしれない。フラフラしながら家の掃除。2つの掃除機を駆使して、綿ぼこリとトラ猫のダンちゃんの毛を徹底除去(したつもり)。でも、桜の花びらと一緒で、ハラハラと果てしない。この後、マスクをして遊歩道へ。桜が満開。ハラハラと散る花びらの中をジョギングしつつ、ダンちゃんを思う。
2004年4月3日(土)
ヘアカットに行き、女性週刊誌の拾い読み。
マーボ豆腐の素に茹でジャガイモを絡める「マーボポテト」という料理を知る。簡単でおいしそう。あと『夜回り先生』の著者、水谷修氏のインタビューも。毎日、250通くらい若者からの「助けて」メールが届くそう。「メールの返事は3行、電話は5分。長々話すと相手に考える時間を与えてしまう。『死にたい』と訴える人には『そろそろ桜が見ごろかな』とか、関係ないことを書く」そう。
2004年4月2日(金)
トラ猫のダンちゃんの爪切り。
前の飼い主、T田さんに教わった通り、電気コード切断用のニッパを買って、後ろ足の爪を切る。ダンちゃん、嫌がり、抵抗し、泣きわめき、噛み付き、凄まじく暴れる。相当に怖かったよう。後で、T田さんに電話し、ダンちゃんの爪切りしたことを報告。ダンちゃんが暴れて、噛み付いたことを言うと「すっかり、わがままになったね」と苦笑される。
2004年4月1日(木)
いいお天気。
桜がほぼ満開になっていて、びっくり。葉桜になったのもある。昨日はまだ六部咲きだったはず。季節の変化は速い。今日は休暇を取って、お昼前にゆっくりジョギング。風は冷たく、遊歩道は相変わらずの混みようだった。エイプリル・フールなので嘘を考えるが思いつかず、代わりにエイプリル・フールの嘘トップ100を見つける。
2004年3月31日(水)
近所で、さくら祭りの準備が始まっている。
色とりどりの提灯が桜の木に取り付けられている。桜はまだ六分咲きくらい。うっすら桜色に煙る木々の間をくぐってジョギング。今日は雲ひとつない晴天。春の空もこんなに青かっただろうか。遊歩道は人多し。二人連れ、三人連れで歩いている人が多い。それぞれに楽しそう。
2004年3月30日(火)
英文読解と通訳とは違う。
と通訳セミナーで、講師の枝廣淳子氏。通訳は訳すのでなく、メッセージを伝える。むしろ、訳す癖を直さないといけない。読むなら、難解な小説より、話しことばを綴ったような文、例えば、新聞の読者の投書や、軽めのコラムなどがよい。あと、サイト・トランスレーションは文の上っ面を撫でるだけに終わるから、逐次通訳の練習にはならないと言われる。もっと逐次を練習しろと言われる。
2004年3月29日(月)
高校野球が始まっていた。
多忙のため、全く気づかなかった私は、TVの野球中継を見てあっけに取られる。野球は一試合に時間がかかるから、多忙な時は見れない。瞬時に勝負の決まる相撲なら、多忙でも見れるかもしれないが、実際、相撲もあまり見ない。見るのが好きなのは女子マラソン。本当は走りたい(?)。
2004年3月28日(日)
通訳セミナー終わり。
やはり、自分の実力を伸ばさねばならない。細部まで訳せるようになることが目標。早口のCNNニュースより、多少、ゆっくりめの英語テープを教材にして、その代わり、完璧に内容が出せる練習をするようアドバイスをもらう。せっかくだから横浜シューマイを買った。帰りの新幹線から、夕映えの富士山が見えた。新幹線は混んでいた。みんな、どこへ行く?
2004年3月27日(土)
通訳セミナー二日目。
慣れない勉強で知恵熱が出たのか、花粉症が出たのか、頭がぼおっとして苦しい。試練の一日。通訳メモは取れるようになっているが、要点をぽろぽろ聞き逃し、取りこぼしてしまう。現役の通訳者の人も参加していて、さすが上手。でも、どのレベルに達しても、皆、悩んでいると知る。
2004年3月26日(金)
久しぶりに新幹線に乗った。
神奈川県の新横浜で降りた。初めての土地なので緊張、改めて旅慣れてない自分を痛感する。今日から二泊三日の通訳セミナーに参加。宿題がどっさり出た。久しぶりに頭を使った。
2004年3月25日(木)
白木蓮の花が散り始めた。
雨に打たれて、地面に落ちた白い花びらが生々しい。突然、退職したT岡氏の後任が決まった。上司のS田氏に同席して欲しいと言われ、30分くらい一緒に手続きやら説明やら。ところが、夕方、突然のキャンセル。次の候補者捜しが始まった。夜遅く、S田氏から「後任が見つかった」と電話。元気の無い声だった。
2004年3月24日(水)
久しぶりの休日。
遊歩道をジョギング。ウグイスが力強く「ホーホケキョ」とひと鳴き。空気はひんやりと冷たい。ベンチに座って本を読んでいる人は分厚いコートを着ているのに、走っている人は半袖Tシャツ、それでも熱と汗で真っ赤に上気している。ジョギングで、身体から発熱し、息をハアハアはずませる快感を知る。ただ、やせないのはなぜ?
2004年3月23日(火)
雨が上がった。
久しぶりに青空を仰ぐ。空を想う力と書いて「空想力」。空を想う力とは、人を想う力でもある。(加納朋子の『魔法飛行』より)。他人をコントロールすることはできない。自分をコントロールすることはできる。ぎくしゃくした関係を修復したければ、自分の感情をコントロールして、相手に近づいていくしかない。それでも相手の嫉妬とか、侮蔑の感情に会う時は苦しい。
2004年3月22日(月)
「好き」という気持ちは手に現れる。
好きな人には、自然に心が開き、手が動く。手は心。向こうにいる誰かが、あなたを見て、思わず、という感じで、手を振ってくれたら、あなたに好意がある。離れた場所から、「おいで、おいで」と片手を振るのも然り。恋愛感情とは限らない。距離があるところで、手を動かしていることがポイント。近くで盛んに手を動かす場合は、作為があったり、不安を隠したりで別。
2004年3月21日(日)
今日も休日出勤。
いい加減、疲れてきた。ずっと休日出勤していると、曜日の感覚がなくなる。(月)(火)(水)(木)(金)の次が(金)(金)と続いて、いきなり月曜日となり、一瞬、めまいを覚える。昔、こんな歌があったような…。仕事好きな人はよりパワフルに、馴染めない人はより影が薄く、全体としては陽気。疲れれば疲れるほど、人は陽気になる。The
more tired, the merrier.
2004年3月20日(土)
「いつから疑問に思うことを忘れてしまったのでしょう」
で始まる加納朋子の小説『ななつのこ』(創元推理文庫)。「大切な謎はいくらでも日常にあふれていて、誰かが答えてくれるのを待っている」と続く。日常は謎解きの連続だ。たわいない出来事の中に重大な真実が隠れていて、「あー、そうだったのか」と頷くことがいっぱい。加納朋子はすごい。
2004年3月19日(金)
眼鏡のレンズの落し物。
連日連夜の残業で、みな疲れているのか。会議室に落ちているのを I 藤さんが発見。「誰か、眼鏡のレンズ落としてない?」と言われた瞬間、眼鏡をかけた人みなが自分の眼鏡レンズを確認し、安堵した。自分が落とし主だったら、かっこ悪い。結局、落とし主は表れていない。
2004年3月18日(木)
白木蓮が満開。
桜も3分咲き。仕事に行く途中の交差点で、同僚のN村氏に会う。さっそうと三つ揃えのスーツを着ている。「正装してどうしたの」と言うと「えー、いつもこの格好だよ」とスネる。いつもスーツの上に作業服を着ているので、気づかなかった。T岡氏(50代、男性)が突然、退職。限りある人生をどう生きるか、考えさせられる。
2004年3月17日(水)
今日発売の週刊文春が消えた。
田中真紀子の娘が、自分の離婚についての記事をプライバシー侵害だとして、販売差し止めを訴えているのは朝のニュースで知っていた。駅前のM嶋書房では、開店前から待っている客の列ができて、みるみる完売したそう。駅のキオスク、コンビニ、本屋、どこに行っても無い。雑誌が出た後で訴えることもできるはず。これは言論弾圧にならないか。
2004年3月16日(火)
アテネ・オリンピックの女子マラソン代表。
名古屋国際女子で優勝した土佐礼子が選ばれ、高橋尚子が外れた。妥当な決定だと思う。ところが、土佐礼子の自宅には「お前が名古屋マラソンを走ったせいで高橋が敗れた」という嫌がらせ電話が殺到している。オリンピック代表は土佐礼子が努力と実力で勝ち取ったもの。嫌がらせに負けないで、がんばって走って欲しい。Take
it easy. Have fun. Enjoy running, Reiko !
2004年3月15日(月)
NHKラジオの英語講座テキスト4月号が発売された。
本屋さんにずらっと並んでいて圧巻。NHKラジオの英語講座はレベル別にどれも素晴らしく、利用しない手はない。今年度の私のお気に入りは『新基礎英語2』。レギュラー・ゲストのデビッドさんとリーソルさんの掛け合い漫才のようなやり取りが楽しみだった。4月からも同じメンバーなので、うれしい。
2004年3月14日(日)
いいお天気。
久しぶり、ジョギング。いつもの遊歩道へ。ウグイスは「ホーホケキョ」、ヤマガラは「ツィー、ツィー」とさえずる。普段は足が重いのに、ジョギングとなると足取り軽い。疲労とは別のところから、エネルギーが湧いてきて、疲れた身体を浄化する。花粉が降り注ぐ中、マスクして走っている人もいた。
2004年3月13日(土)
イタリア料理の店、Sンタンジェロへ。
いつの間にか、ピザ日本一のお店に選ばれていた。どうりで、ピザがおいしいと思っていた。本日のバスタはアンティチョーク入り。珍しい野菜なので、ウェイトレスさんが、わざわざ持ってきて、見せてくれる。朝鮮アザミの蕾だそうで、茎まで食べる。見た目はフキノトウ、味はホクホクしている。春の味。
2004年3月12日(金)
連日連夜の残業。
夜遅い電車の中、塾帰りらしき小学生の男の子3人組、「オヤジギャクしりとり」というのをやっている。「イス」→「イスはいいっす」→「スイカ」→「スイカは安いか」→「イカとスイカは安いか」→「亀」→「亀を噛め」と続き、誰かが「ハクション」とくしゃみしたら、次は「ハクション」→「ウ(?)サギ」→「ウサギがウッキッキ」と続いた。かなり難しい。
2004年3月11日(木)
H田さんの毒舌が回復した。
毒舌が出ないのは、元気のない証拠。このところ、ずっと自信喪失気味で、おとなしかった。今日、生き生きと東大卒のタレントの悪口を言っていた。元気になったのかも。
2004年3月10日(水)
トラ猫のダンちゃんが「クシュン」。
朝からかわいいくしゃみを2回。猫通のN谷さんに相談した。N谷さんの猫も、この冬、風邪を引いて何も食べなくなり、病院に連れて行ったそう。「くしゃみしても、食欲があるうちは大丈夫。食べなくなったら、病院へ行かないとだめ」と言われる。ダンちゃん、食欲は旺盛。
2004年3月9日(火)
被害者が「不快」と感じたらセクハラ。
というセクハラの定義にF氏(50代半ば・男性)が猛反発。「そんなばかなことあるか!私の顔を見て、不快と思う女性がいたら、私はこの顔というだけでセクハラになるのか!」。F氏は強面の人相。確かに、一方的に怖がられて、傷つくこともありなんと思う。セクハラかどうかを決めるのは被害者でいいのか、大きな論点だ。
2004年3月8日(月)
昨日は猛吹雪。
休日出勤した私は、仕事中、ふと窓の外に目をやると、大量の雪が舞い踊っていて、びっくり。夜に雪は止んだが、空気は凍りつき、車の窓ガラスもバリバリ。帰り道、駅前でトラ猫を見る。ちょうと帰宅したところのよう。住人らしき女性が「お帰り」と言って、玄関を開け、猫はトコトコと家の中に入っていった。緑の首輪をしていた。外は寒かっただろうね。
2004年3月7日(日)
卒業式のシーズン。
Shoot for the moon. / Even if you miss, /
You'll land among the stars. / Les Brown 「月を目指しなさい。/ たとえ辿り着けなくても / どこかの星に着陸するだろう」 / レス・ブラウンのことばより。いまだ、月に着地せず、星と星の間をさ迷っている私。それでもあきらめないのは意味あることと信じて、英語の勉強を続ける。
2004年3月6日(土)
朝から雪がチラホラ。
風もゴーゴー鳴って、寒さが逆戻り。暖かかったのが、急に寒くなると、つらい。今朝は5時半起き。慣れないハイヒールにタイト・スカートをはいて出かけたので、足が疲れた。いろんなことがあった。書ききれない。
2004年3月5日(金)
職場のセクハラ・アンケートが回ってきた。
ここぞとばかりに書く。思い通りにならないとすぐ女性を怒鳴るW、女性に指示されたら仕事放棄するT、「誰それには色気がある、ない」の品評はまだマシ。女子トイレの盗撮、駅で待ち伏せてのストーカー行為、度重なる電話…。もうひとつ、ややこしいのが、男性から誘いをかけ、いざ女性がその気になったら逃げ、女性が逆切れして男性を「セクハラ」で訴えるケース。セクハラと恋愛感情とは微妙に絡んでいる。
2004年3月4日(木)
怖い夢は、実は怖くない。
朝のTV『おはよう朝日です』の「夢からわかる深層心理」(3月3日放送)より。夢は「こう考えれば楽になるよ」という心のメッセージだそう。自分が死んだ夢は「生きていることの確認」、空を飛ぶ夢は「新しい環境に早く馴染みたい」、落ちる夢は「生きている実感」、追いかけられる夢は、「大切な人に私をつかまえて欲しい」。夢は心の健康に必要、夢見ることはいいことなのだ。
2004年3月3日(水)
うっすらと煙るように、桜並木が色づいてきた。
これから少しずつ、色は鮮明になるだろう。刻々と景色が変化し、外に出るのが楽しみ。木蓮のつぼみは、膨らんで白く浮かび上がり、濃いピンク色の紅梅は、今が満開と咲きこぼれる。今日は雛祭りなので、ふと思いついて、ミニチュアのお雛様を飾る。思い出してよかった。
2004年3月2日(火)
久しぶりに遊歩道をジョギング。
やはり自然はいいなあ。光は暖かく、空気は冷やっこいけど、ぬるく、どこまでも走っていけそう。走ると身体が発熱し、熱く汗ばみ、やがて爽快。このところ忙しくて、ジョギングする暇もなかった。夜遅く帰宅しては大量に食事し、豚に戻りかけていたことを反省、これから、週2,3回はジョギングしたい。
2004年3月1日(月)
トラ猫のダンちゃんが我が家に来て2ヶ月。
毎日が発見の連続だ。私はダンちゃんを所有しているつもりだが、ダンちゃんは、自分がこの家の所有者と思っている。ダンちゃんが寂しくないようにと思って飾った猫の写真は床に落とされ、猫のヌイグルミはゴミ箱に捨てられ、張りぼての猫の置物はカーペットの下に隠された。この家に自分以外の猫は不要とアピールしている。
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