2018 年度「計算数学a」「計算数学b」

「計算数学a」は第3クォーター, 「計算数学b」は第4クォーターの金曜4限 (14 時 45 分から 16 時 15 分まで),対象は数物科学類の2年生です。

場所は,金沢大学総合メディア基盤センター第1演習室です。

「計算数学b」は「計算数学a」の続きです。 同一年度に履修することを想定しています。

(0.0.1) 提出されたレポートは,古いものから順に見ています。 そのため,間違いに気づいて直後に正しいものを送り直してくれた場合, 一通めの「やり直し!」が着くと思いますが, そのうち「OK」が届きますので,しばらくお待ちください。

(0.0.2) 提出されたプログラムは,すべて目を通し, 『「ソート後,配列に 0 が混入していないか,また,逆転している箇所はないか」 をチェックし,チェックが完了したらその旨を画面に出力する』ルーチン (=プログラムの一部)を付け加えてコンパイルし, 私が書いた解答例と続けて動かして, 乱数の種が同じならば同じ比較・交換回数となることを確かめています。 (完了した旨を出力させるのは, 私のカン違いでこのルーチンが実行されない場合に備えてです。 解答例が複数ある場合は,解答を複数用意して確かめています。)

(0.0.3) 授業中に課題の説明だけをして,あとはレポートを出してもらうのは, 不備のあるレポートを写し合って提出する可能性があり, 十分な教育効果がないと思うのと,部分点の与え方が難しいのとで, 採用していません。

私が理想と考える計算機の授業のやり方の一つは, 授業時間中に全員と十分な議論を行ない, 完全なプログラムを仕上げてもらうものです。 しかし,これには履修者数が多すぎます。 もう一つは,学期の最後にプログラムを書く試験をする, というものです。 頼めば試験用に設定を変えてもらえるようですが, やや無理なお願いになるので,やっていません。

そのため,このような(= (1.1.4) に述べたような)授業形態になっています。

初回の授業で各自コピーするファイル

bookmarks.html

掲示物

いずれも Word のファイルです。


岩瀬順一