岩瀬順一の「日誌 --- 2009 年」

2009-08-22 (6)

いままで、このページは自宅の NEC PC-9821 Xa7 で、 Windows 95 の上で作っていた。 そのファイル全てを、 2008 年度の新入生向けに生協がすすめていた Fujitsu FMV-BIBLO MG75Y(OS は Vista)に移動した。 この新しいコンピュータも、私費で購入したものである。

そのやり方は以下の通り。 途中、ハードディスクがおかしくなりかかっている Windows XP マシンを経由することもあり、 正しくコピーされたかを確認しつつ行なうことに。

  1. Xa7 から、フロッピー (1.44MB) にはいりそうな分量のファイルを選び、フロッピーにコピー。
  2. XP マシンでフロッピーから USB メモリに移動。
  3. Vista マシンで、USB メモリから内蔵 HDD に移動。
  4. その直後、逆に、内蔵 HDD から USB メモリにコピー。
  5. XP マシンで USB メモリからフロッピーに移動。
  6. Xa7 の DOS 窓で、Vz エディタのファイル比較機能を使って比較。 ここは流れてしまうのですばやく視認。 正しくコピーできていれば両方を消す。 long file name の問題があって、元は同じファイルだったのが、 DOS 上では別名になっている場合がある。このときはめんどうである。

long file name が元と違っているのがあった。特に大文字・小文字。

2009-09-12 (6)

以下を追加。

2009-09-21 (1)

最初のページに書いていた以下を削除。

金沢大学大学院自然科学研究科に籍を置き、 共通教育科目の情報処理演習、 理学部数学科の計算機関連の科目を教えています。

代わりに次を挿入。

金沢大学理工研究域数物科学系に籍を置き、 数学や計算機関連の科目を教えています。

郵便物は 「920-1192 金沢市角間町 金沢大学理学部数学科」 で届きます。

最初のページの 岩瀬順一の「タイピング練習プログラム tx4js」 の次に、 《(無料で、ブラウザ内でタイピング練習ができます。 このまま練習する分には、練習者の個人情報は私には一切とどきません。 また、ダウンロードして一部を改変し、ご自分のサイトに置いて、 人に練習させ、結果をメールで受け取ることもできます。)》 を挿入。

2009-09-29 (2)

後期の授業について、大問題発生。

八月 07 日づけの教務・学生委員からのメールでは、 新カリキュラム(2年生以下)の「計算数学」は旧カリキュラム (3年生以上)の「計算数学1」の読み換え科目になっていた。 しかし、今年度に限り、この読み換えは認めないのだそうだ。 理由は、前期に「計算数学1」が開かれたので、 すでに一度履修の機会が与えられたわけであり、 後期の「計算数学」でもう一度機会を与えるのはおかしい、ということらしい。 私の心づもりでは、「計算機基礎論3B」をとる旧カリキュラムの学生には 「計算数学」も履修させ、基礎となるC言語の文法の部分はそちらで説明し、 「計算数学」とは別のレポートを何通か出させて、 それで「計算機基礎論3B」の単位を出そうと考えていた。 そのむね、掲示も出していたのだが、だめになった。 最後の最後に、もう一度確認しようと、 学生対象の掲示版で読み換え科目の一覧を見て、 載っていないことに気がついた。 気づかずに授業を始めていたら、大変なことになるところだった。

とっさに考えたのは、 「今年度は新カリキュラムの『計算数学』と旧カリキュラムの 『計算機基礎論3B』を合併で行なう」というもの。 しかし、すでに時間割上で別のコマに発表されているし、 これでは、今年度「計算機基礎論3B」を履修した学生が来年度「計算数学1」 の代わりに「計算数学」をとると内容が完全に重なってしまうので、だめだ。

いままでの「計算機基礎論3B」の内容で行こうと決め、 センターへ行って急遽アカウントを注文した。 (いままでは「計算数学」のそれを使わせようと思っていた。)

2009-10-02 (5)

メモ:「計算数学」も「計算機基礎論3B」も、 センター自習室で(いわゆる)ホームページをデフォルトのA4サイズで印刷し、 そのままの大きさでコピーし、プリントとして配布することにした。

2009-10-07 (3)

2008 年度「情報処理基礎」で、私が担当しなかったクラスが作った http://wwwhep.s.kanazawa-u.ac.jp/class/is08/pukiwiki/index.php?student はまだ存在する。

2009-10-25 (0)

先週金曜日の「計算数学」。 C言語における関数の自作をとりあげたが、理解度はまちまちのようだった。 しかし、次回は先に進むことに決めた。 そのあたりを、掲示物にした。 きょうは18時まで大学は停電。 夕方、手書きで掲示を作っているうちに暗くなってきた。 なんとか書きあげ、暗い中でパソコンに打ち込み。 停電が終わってから、それを(いわゆる)ホームページとして、 総合メディア基盤センターの Web サーバにおいてきた。 帰ってから、さらに、インターネット上のページにもおいた。

この作業の途中で、今年度前期の「計算数学1」も、 今年度後期の「計算数学」も、09cma1 というディレクトリ名だったことに気づく。 前者はインターネット公開用フォルダにはいっており、 後者はそうでないので、ダブりに気づかなかったのだ。

少しぐらい科目名が変わっても、 フォルダ名は先頭の年度を示す数字以外はそのままということが多く、 それで問題はなかった。 しかし、今回は同じ年度に似た名前の授業を二つもったので、 学期末に気づかずにフォルダを上書きしたりしたら、大変なところだった。

(たとえば、 「情報処理演習A」は Information Processing Exercise A から ??ipea としていた。 それが必修化された「情報処理基礎」は Introduction to Information Technology だが、フォルダ名は ??ipea のままだった。 cma1 は、「計算数学1」の Computational Mathematics 1 からつけたもの。 「計算数学」は Mathematics of Computations だった。)

2009-11-15 (0)

前から土曜日は大学に出ていたが、 メールで出された「計算数学」のレポートに返事を書くため、 日曜日も大学に出ることに。 53 通。

2009-11-17 (2)

金沢大学フォーラムという講演会を聞きにいった。

●演題 :『創造性に富む研究人材の育成と次期科学技術基本計画への課題』
【講師】 和田智明氏(科学技術政策研究所長)
【日時】 平成20[sic]年11月17日(火)14:30〜15:30 【会場】 自然科学本館大講義棟レクチャーホール

数物科学系から4名出せ、とのことだったので、 ほかにやるべきこと・やりたいことはあるが、志願して出た。

終わったのは15時59分ごろ。

2009-11-27 (5)

4限「計算数学」は、数物科学類2年生全員が履修する可能性があったため、 最初のうち、履修者名簿がくるまでは、約 100 枚ずつ、プリントをコピーしていた。 その余りを、いままでずっと授業のたびに持って行っては持ち帰っていたが、 今回、 「ほしい人は持っていって、計算用紙などに利用してください」とアナウンスし、 実習室後ろのテーブルの上に置いたら、みんな持っていってくれた。 おかげで、かなり荷物が軽くなった。

「計算機基礎論3B」についても同様。こちらは、 最大でも履修者は 10 名とわかっていたので、それほど枚数は多くなかったが。

(先々学期の「計算機基礎論3B」、先学期の「計算数学」の余りプリントは、 今学期になってからのあるとき、その授業を受けた学年の教室へ行って、 同様に計算用紙として持ち帰ってもらった。)

2009-11-29 (0)

「計算数学」のメールで出されたレポート、きのう 32 通に返事を書いたが、 きょうも大学へ出て、残りの 27 通に返事を書いた。

2009-11-30 (1)

土日と大学に出たので、休暇をとった。

2009-12-02 (3)

センター自習室で、 同じ授業を受けていると思われる学生が何人かかたまっていることがある。 以前のシステムだと、rlogin して finger すればアカウント名がわかり、 ホームディレクトリの一つ上で ls -la すれば 指導している教員のアカウント名がわかって、 finger で教員名までわかることがあったが、 今回はわきからログインできないようになっているので、それができない。

しかし、/home に上がって ls -latd */* | more をすれば実習用アカウントの Linux のホームが、 ls -latd */*/.windows | more とすれば実習用アカウントの Windows の“ホーム”が、 最終更新日時順に出力される。 その冒頭を見れば、アカウント名はだいたいの見当がつく、と気がついた。

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ちょっと前に、「担当授業」のページに、 現在の3年生が在籍している可能性のある最後の年度、 2014 年度まで、後期には彼らのカリキュラムにある科目 「計算機基礎論3B」「幾何学序論」「幾何学概論」 を担当し続けなければならないように書いたが、 来年度以降は、その必要はないそうだ。 これらの科目は2年生向けの科目であり、 今年度のみ、特別に、一つ前のカリキュラムの学生のために行なった、 ということで、来年度以降は、もしも履修したいという学生が現れたら、 個別に私が対応する、ということでいいそうだ。

よって、そのページから削除した。

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少し前に、 JavaScript 版のタイピング練習プログラムのファイルを一つにまとめた tx4js.tar.gz が、 手元からなくなっているのに気づいた。 biglobe にアップロードしたものは残っているが、 それをダウンロードしたファイルは gunzip でほどけない。

2009-12-06 (0)

メールで出されていた「計算数学」のレポート、 きのう 10 通だけ処理したので、残りの 23 通を処理。

2009-12-07 (1)

土日と大学に出たので、休暇をとった。

2009-12-09 (3)

17 時 43 分と 18 時 06 分の間の、バスのない時間帯に帰りたくなったので、 歩くことにした。 「金沢大学中央」のバス停近くの、信号のある交差点を渡り、 道の右側を歩いて、「金沢大学角間口」のバス停が見えてくるあたりまできたら、 下りのバスが止まっている。対向車がなく、右折できるのに、 止まっているのである。近づいてみたら、野々市車庫からのバスが、 右折すべきT字型の交差点を直進して通り過ぎ、ゆっくりとバックしているのだった。 そして、右折して「金沢大学自然研前」のほうへ向かって行った。 腕時計を見たら 17 時 54 分だった。 あとで時刻表を見たら、 「金沢大学自然研前」に 17 時 43 分に着くバスがある。 たぶん、それだろう。

2009-12-13 (0)

メールで出された「計算数学」のレポート、きのう 13 通処理したので、 残りの 25 通を処理。

2009-12-14 (1)

土日と大学に出たので、休暇をとりたいところだが、 金沢大学フォーラムという講演会があり、 前に、数物科学系から4名出せ、とのことだったので、 志願してしまっていた。

●演題 :「科学・技術と現代社会」
【講師】 村上陽一郎氏(東京理科大学科学教育研究科長)
【日時】 平成21年12月14日(月)14:00〜15:00 【会場】 自然科学本館大講義棟レクチャーホール

終わったのは15時25分ごろ。

2009-12-18 (5)

今学期の金曜日3・4限は金沢大学総合メディア基盤センターで実習の授業だが、 きょうは、初めての雪。 今学期は履修者が多いのと授業が二つ続くのとで、プリントなどが多く、 いつものトートバッグではなく、風呂敷に包んで持ち運んでいた。 この雪では、傘がいる。 傘をさし、風呂敷包みを持つのはつらいので、 風呂敷包みはリュックに入れて背負うことに。 また、屋根つき通路・地下通路を通ってゆくにしても、雪靴のほうがよいだろう。 しかし、雪靴は演習室内を走るには不適である。 文字通り、本当に走って質問者のところへ駆けつけることもあるのだ。 そこで、ジョギングシューズを持ってゆき、履き替えることにした。 大学院生のころ、不忍池のまわりをジョギングするために買った靴である。

演習室にはいると、モニターが新しくなっていた。 先週の授業のあと、週末に工事するとアナウンスがあったものだ。 いままではつりさげ型で、ブラウン管を用いたモニターが、天井から数台、 ぶらさがっていた。解像度がよくなく、細かいところまでは見えないものだった。 それが、液晶式になり、履修者の机の上に、二人に一つずつ置かれるようになった。 それはよかったのだが、電源のオン・オフができない。 センターの人に聞いたところ、 本当にオフにすることができないわけではないが、 そうすると、教卓上のパソコンのモニターもオフになってしまう。 つまり、 教卓上のパソコンで、 履修者に見えないように作業をすることができなくなってしまったわけだ。 次回からは、無線 LAN の使えるノートパソコンを持ってゆこう。

それから、そのモニターは Windows のみで調整したらしく、 Linux の画面を映すと、左端が欠け、右端に黒く何も表示されない部分ができる。 センターの人に伝えておいた。

2009-12-19 (6)

雪。きのうメールで送られてきた「計算数学」のレポートが 49 通、 「計算機基礎論3B」のレポートが 2 通あるので、 返事を書くため、大学に出た。

2009-12-20 (0)

雪。「計算数学」のレポートの残り 29 通に返事を書くため、大学に出た。 「計算機基礎論3B」のレポートは、見るだけ見て、 返事は家から送ることにした。

帰りのバスは、18 時 25 分「金沢大学中央」の西金沢行きに乗った。 運転手が「自然研へ迂回します」と言ったように聞こえたので、 「この時間帯の上りバスは、自然研前を通るに決まっているのに、変だな」 と思ったら、いつも曲がるところ(下図 B)ではなく、 いつもは広い道に出てくるところ(下図 A)で曲がった。

ふだんは、町中方面からきて A で右折して自然研前に止まり、 B でまた広い道に出て、右折して金沢大学中央のバス停に止まり、 さらに、終点へと向かう。 午前の早い時間帯を除く町中方面行きのバスはこれと全く逆のルートとたどる。 (午前の早い時間帯は、直進し、自然研前を通らない。)

←町中方面    A               B              終点→
###################################################
              #               #       ○
              #               #       ⊥
              #               #  金沢大学中央
              #               #
              #               #
  金沢大学 ○ #               #
  自然研前 ⊥ #               #
              #               #
              #################

自然研前のバス停はロータリーになっており、町中からきたバスも、 町中へ向かうバスも、同じ方向にロータリーを回る。 よって、私の乗っていたバスは、バスを待っている人たちに、 町中からきたものと認識されたらしい。 乗車ドアが開いたら、話したことはないがよく見かける先生をも見かけたが、 みな、ためらっていて、乗ろうとしない。 行く先表示が「西金沢」となっているのは間違いかも、と思ったのだろう。 私が「このバスは間違いなく西金沢行きですよ」と声をかけたら、 みんな乗ってきた。

家から、「計算機基礎論3B」のレポートの返事を送る。 大学では急いで帰るまぎわに見たので、見落としていた点があった。

2009-12-21 (1)

土日と大学に出たので、休暇をとった。


岩瀬順一