金沢大学角間キャンパスの北地区と中地区を結ぶ橋、 アカンサスインターフェイスを渡っていると、 理学部の南にある調整池のなかほどに、白いかたまりが見えた。雪か氷であろう。 飛翔する物体のような形にも見えたので、携帯電話で写真を撮ってみた。 (以下の写真は、クリックすると元の大きさの写真が見られます。 このサムネイルは Windows の pbrush で 25 % に縮小したものです。)
違う位置から見ると、何やら頭を右に向けた生き物のようである。 頭の部分が怪しい。
望遠にして、“頭”の部分のアップを撮った。人の顔のように見える。
残り二枚。
付) 最初に書いたときはサムネイルを作らず、元の大きさの写真だけを、 別ファイルに載せていました。それを、2011-10-23 にいまの形に直しました。
今年度後期の成績入力画面を見たら、 なんと、形式的には 11 の科目をもっていることになるのだった。
開講年度 学部名 時間割番号 時間割名 曜日 履修者 期限 1 H22前期 理学部 (最終学年のみ) 01015.14 数学講究 3名 2/14 2 H22後期 理学部 (最終学年のみ) 01804 計算数学1 金3 3名 2/14 3 H22後期 理学部 (最終学年のみ) 09263.1 総合演習 木3 1名 2/14 報告済 4 H21前期 自然研M (最終学年のみ) 01902.55 演習 2名 2/14 5 H22後期 自然研M (最終学年以外) 15154 計算数学/数物 1名 2/28 6 H22後期 自然研M (最終学年以外) 15954 総合演習C/理工 1名 2/28 報告済 7 H22後期 自然研D 15056.2 計算数学/理工学域 1名 2/21 8 H22前期 理工 11004 数学基礎セミナー 保留分 2名 2/28 9 H22後期 理工 11020 数学展望 木2 36名 2/28 10 H22後期 理工 11021 計算数学 金3 40名 2/28 11 H22後期 理工 90601.1 総合演習C 木3 33名 2/28 報告済
前期に、 理学部計算科学科が、 3、4年生(あるいはそのうちの計算数理の学生だったかも) を対象として集中講義で行なった教職科目 「総合演習」が保留であった学生数名の単位取得条件を、 われわれが担当した「総合演習C」に参加して“合格”をもらうこと、 としていたそうなので、 それらの学生はこの科目に登録していないが参加していたのだった。 それらの科目名を、 Internet 上で公開されているシラバスを元に、 以下に記す。
金沢大学総合メディア基盤センターのマシン kenroku は 2012 年三月末に廃止になるらしく、 そのメールアドレスを使っている人はほかのサーバに乗り換えよ、 とのメールがきた。 kenroku のアドレスについたメールは、無期限に転送する、とのこと。 ほかのサーバとしては、 同センターの staff がある。 (以下、WS 名と、そこのメールアドレスの @ のすぐ次の部分を区別せずに書く。)
私は kenroku だけでなく staff にもアカウントを持っていたが、 いままでは、そちらは昔使っていた数学教室のワークステーション kappa へのメールを転送させ、 そこから受信することで、 kenroku と kappa のどちらに着いたメールかを区別できるようにしていた。 (Outlook には二つのアカウントを登録してある。 パスワードは二つ別々に入力しなければならない。 どちらのアカウントに着いたかは、表示されるよう設定できる。)
きょう、kenroku に .forward を置いて、staff に転送するようにした。 その際、タイピングのミスでメールを失うことがないよう、 次のように作業した。
その後、Outlook の staff のアカウントの返信アドレス欄に、 kenroku のメールアドレスを書いた。 これで、staff から送れば、こちらのメールアドレスは staff のものが伝わるが、 相手が返信する際、メーラが正しく処理すれば、kenroku へメールが返る。 (いまのところは従来通り kenroku から送ればよい。)
ある知人のパソコン(デスクトップとノートが一台ずつ)にも、同様の処置をした。 終わったころ、ふと気がついた。 従来のアカウントで、 「電子メールアドレス」は kenroku のもののまま、 「受信メールサーバー」を staff に、 「メールサーバーへのログオン情報」の「アカウント名」を staff のアカウント名にしてみたら、それでOKだった。 アカウントを追加する必要はなかったのだ。
しかし、このやり方で不安なのは、 kenroku が /home をマウントせずに動いていたことがある、 という事実である。 その間に kenroku についたメールは staff に転送されない。 やはり、アカウントは二つ作っておくのが正しいか?
もう一つの疑問。 Outlook は、 「電子メールアドレス」と 「(受信メールサーバーでの)アカウント名@受信メールサーバ」を違えることで、 staff から送受信しながら相手には kenroku のアドレスしか見えない、 というふうにすることが可能だった。 センターの Active! mail はどうなのだろう? 記憶では、 メールアドレスは Active! mail にログインした際のものになるので、 学生実習の際、「自分の氏名以外は登録不要」と説明していた。 さきほど、家からアクセスしてみてみたが、 これを違える方法は見当たらなかった。
kenroku が運用を停止したあとも kenroku のアドレスでメールが使えるようにする方法のまとめ。
(具体的な設定法は、メールソフトによって違うので、書きません。)
メールソフトに、 メールアカウントは kenroku のもので、 メール受信サーバーと受信時のアカウント名は転送先のもの、 という(メールソフトの)アカウントを追加する。 これを使えば、相手にはこちらのメールアドレスが kenroku のままのように見える。
(なお、(メールソフトの)従来のアカウントも残しておくと、 何かのはずみで転送が行なわれず、 メールが kenroku に届いてしまった場合に、 それを読み逃す心配がない。 kenroku が運用を停止したら、 そちらのアカウントでの読み書きはできなくなるので、 その時点でそのアカウントを削除すればよい。)
金沢大学総合メディア基盤センターの Active! mail のページ https://email.kanazawa-u.ac.jp/ にアクセスする。
「ユーザID」に自分の kenroku のユーザ ID を、 「パスワード」に自分の kenroku のパスワードを打ち込み、 「サーバ」は「kenroku (pop01)」を選択(=その左の○をクリック)。 それから「ログイン」をクリック。
「オプション」と書いてあるボタンを押すと画面が変わる。 左下のほうの「メール転送」をクリックすると画面が変わる。
「転送先」が5行あるが、一番上に、転送先のメールアドレスを打ち込み、 その右は「設定する」を選択。 「サーバに残す」は「サーバにメールを残す」を選択。 「OK」ボタンを押す。 「転送先を変更しました」とのメッセージが出るので「OK」をクリック。 右上の「ログアウト」をクリックして Active! mail の最初の画面に戻ったら、 ブラウザは閉じてしまっても、そのままでもよい。
どのアカウントからでもよいから、 自分の kenroku のアカウントにメールを送る。 メールソフトの、両方の(メールソフトの)アカウントで受信すると、 従来どおり kenroku に着いたものと、 転送されたものの二つがきているはずである。 そうでない場合、 上の「サーバー側の転送設定(その1)」に間違いがあるものと思われる。
「その1」と同様に進むと、「転送先」はすでに先ほど入力したものがあるはずである。 下の「サーバに残す」を「サーバにメールを残さない」に変え、「OK」を押す。 その後、「その1」と同様に Active! mail を終了する。
自分の kenroku のアカウントから、それ自身にメールを送ってみる。 受信したメールの差出人のアドレスが kenroku のアドレスなら、成功である。 念のため、そのメールに返信してみるとよい。
付) 金沢大学総合メディア基盤センターに問い合わせたところ、 いまのシステムではメールは .forward がある /home に届くので、 万が一 /home なしで動いていた場合には配送不能になる、とのこと。 だから、間違って kenroku に着くことはありえないのだが、 上のような設定にしておいても間違いではない。
今学期の時間割がほぼ確定した。 (「セミナー」とある科目の正式名称は省略。)
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lun 月 | セミナー 学士4年 結び目理論 372 号室 | セミナー 学士4年 多様体の基礎 372 号室 | |||
mar 火 | セミナー 修士1年 基礎編その1 372 号室 | 「初学者ゼミ」 学士1年 数物科学類 278B 号室 | |||
mer 水 | セミナー 学士4年 結び目理論 285 号室 | セミナー 修士1年 基礎編その2 372 号室 | |||
jeu 木 | 「線形代数学第一」 学士1年 環境デザイン学類 総合教育棟 B10 | セミナー 学士4年 多様体の基礎 372 号室 | (たまに)会議 | ||
ven 金 | 「数学散歩」 学士1年 人間社会学域 総合教育棟 B4 | セミナー 学士4年 結び目理論 271B 号室 |
きのう書いた時間割に、部屋番号を追加した。 時間割確定に伴い、セミナー室を予約したので。
JavaScript 版のタイピング練習については、 最初のページから tx4js/tx000.html にリンクがはってあったが、 特徴などの説明や、検索エンジン用の文字列を入れたくなり、 tx.html というファイルを設けた。 最初のページからのリンクはこのページへはりかえ、 このページから tx4js/tx000.html にリンクをはった。
この検索エンジン用の文字列は、今後、 気がついたら追加するが、ここに記録は残さない。
後期の時間割が一部変更になった。 金曜3限「計算数学」、 金曜4限「計算機基礎論3B」(旧カリキュラムの科目) だったのが、 金曜4限「計算数学」、 金曜5限「計算機基礎論3B」(旧カリキュラムの科目) に変わった。 一コマだけ後ろにシフトしたことになる。 (急な変更でしたが、受け入れて下さった 「金沢大学総合メディア基盤センター」の方々に感謝します。)
半年か一年前、あるいはもっと前のこと。 新約聖書「マタイによる福音書」13,1-9 か、 「マルコによる福音書」4,1-9 か、 「ルカによる福音書」8,4-8 のいずれかのギリシア語原文をながめていた。 ακανθας(マタイ、マルコ) だったか、 ακανθων(ルカ) だったかは忘れたが、 金沢大学のシンボル「アカンサス(acanthus)」が、 信仰の妨げとなるもののシンボル、 「茨(いばら)」(文語訳)のラテン語形であることに気づき、 かなりのショックを受けた。 “もしや”と思い、マタイ 27,29, マルコ 15,17, ヨハネ 19,2 の、イエスを嘲弄するために兵卒たちが冠らせた「茨の冠冕(かんむり)」 の箇所を見たところ、その「茨」の原語も同じ語であった。
ふと、XHTML 1.0 をきちんと覚えようと思いたち、 岩瀬順一の「正しい(いわゆる)ホームページ作成法」 を作成。 このファイル自身も、 Markup Validation Service で合格となる(はず)。
金沢大学の学園祭「金大祭」のうちの一日に行なわれる、 旧・理学部の「ふれてサイエンス」。 今年は11月5日土曜日に行なわれる。
旧・数学科は数学パズルなどを出すのだが、 4年生の「数学課題研究」で結び目理論の本を読んでいることもあり、 「来場者に Borromean rings を作ってもらう」という出しものを思いついた。 日本語では「ボロミアン環」「ボロミアン・リング」などと呼ばれるもので、 三つのヒモが全体としてはからまっていてほどけないが、 もしも三本のうちのどれか一本が消えると、残りの二本はほどけてしまう、 という性質を持っている。
次の写真に写っているのは、ヒモではなく、色紙で作ったもの。 片面だけに色がついている色紙なので、 二つに折って、両面に色がついて見えるようにしている。 本番では、色のついた紙テープか模造紙を使うとよいだろう。
作り方。 最初の二つは普通に輪にし、片方を他方の内側に入れる。 三つめは、内側の輪のさらに内側、 外側の輪のさらに外側を通して輪にする。
写真は、同じものを角度を変えて写しただけである。 インターネットで画像を探したが、 このような形の画像は見当たらず、 本当に Borromean rings かどうか気になったので、 幅の狭い、ほとんどヒモのような模型も作り、 平面上にのばして確かに Borromean rings であることを確かめた。 それの写真は省略。
クリックすると元の大きさの画像が見られます。 (このサムネイルは、Windows の pbrush で 1/4 に縮小したものです。)
このページも、 Markup Validation Service を通るように直した。 時間割表の地の色だけは通らないが、そのまま。
「岩瀬順一の「授業をする際のヒント --- 数学編」」 を作った。 少し前から書いていたもの。
明日の項を参照。
勤務する金沢大学角間キャンパスで事件発生。 学生が「きょう、くるとき、カラスがたくさんいるのを見た」 と言っているのを聞いて思いだしたこと。 きょうより前のある日、 町中から乗ってきたバスが金沢大学自然研前バス停のロータリーにはいる直前、 前に七、八羽のカラスが飛びかっていて、 「なんだこれは?」と叫びそうになったのを思い出した。 ふだんはカラスをそんなに見ることはない。 日記も見てよく思いだしてみたら、 それは昨日の14時10分ごろのことでしかあり得ないようだ。
17時48分金沢大学自然研前のえらく込んだバスで、 「荷物は手に持ってください」という女性の声がした。 若松で降り口付近に移動したら、その声の主と隣りどうしになった。 学生さんのようだ。 聞いてみると「肩にかけるよりもその方がスペースを取らない」とのこと。 試してみた。見てないかな? ここ
上に載せたのはツイッターでつぶやいたもの。140字ちょうどである。 “荷物は手に”は、東京で覚えたのだと言っていた。 私は学生時代に山手線で鍛えられたが、そういう案内は聞いたことがなかった。
「若松」で、運転手に乗れない人はあと何人かと尋ねたが答えはなく、 運転手は前の降車ドアから客を乗せていた。 答えによっては、私は降りて歩こうかと思っていたのだが、その機会は失った。 運転手は、「若松」発になるはずだったバスが市内混雑で遅れたため、 二台の乗客がこの一台に集中した、と言っていた。
次の「若松西」で、私は降りることにした。そのほうが早く目的地に着くと思ったから。 降りる予定だった「若松橋」の交差点を越え、若松橋詰の交差点の先まで走ったが、 乗っていたバスには抜かれなかった。本当かなと思い交差点まで戻ってみたら、 まだ「若松橋」のバス停のあたりにいた。 いま地図を見たら、400メートルほど走ったことになる。
その後、19時05分ごろ、 上りの「旭町」のバス停手前の交差点で、 金沢大学方面からのバスが三台、信号待ちをしているのを見た。 西金沢行き、西金沢行き、野々市車庫行き。 時刻表によると、野々市車庫行きは旭町18時56分。 西金沢行きは旭町18時48分の若松始発と、 旭町19時02分の金沢大学発と思われる。